■がん民間療法体験43:笑うこと・歌うこと
免疫学者の安保徹さんは、「玄米を主食にして、野菜、魚、納豆などを食べて、深呼吸や体操や入浴などで血行をよくする。 あとは鏡を見て一日3回笑うこと。 笑顔のおかげで顔色がよくなって、玄米のおかげで便がいい臭いになってくれば、ガンはもう大丈夫ですよ」と言っていたそうです。
私にも、笑うことを勧めてくれる人が多いです。
ラフターヨガをやっている人たちが、時々、湯島にも来てくださるのですが、ラフターヨガの集まりにいつでも歓迎だと言われています。でも、これもどうも私向きではないのです。
昨日、ある会でラフターヨガの人たちに会いました。
ラフターヨガは、ヨガの呼吸法に「笑い」を取り入れた「笑いの健康法」といわれるもので、世界中に広がっているようです。声を出して笑うことで新しい酸素を体内に取り入れる。笑っていると自然と楽しくなり元気になるのは間違いありません。
ラフターヨガをやっている人は、いつも元気で明るいです。
だから「笑うことの効用」は私も共感しています。
でも以前も書きましたが、私は4人の自分を自覚しているのですが、みんな平等に位置づけているので、できるだけ身体の自分を意識の自分から自由にさせておきたいのです。
この感覚はなかなかわかってもらえないでしょうが。
そして、むしろ身体が自然と笑えるような生き方の心がけているのです。
いまも私の生活には笑いは少なくありません。
ラフターヨガの人たちのような「大笑い」とは言えませんが、よく笑います。
日ごろの笑いがなくなったら、もしかしたら、ラフターヨガのお世話になるかもしれません。
昨日もお会いしたラフターヨガの先生から、いつでもどうぞと言ってもらいました。
その人は、ほめ言葉遊びというゲームも開発していて、私もそれを一度、体験させてもらいました。昨日もほめてもらいました。
でもこれも私は苦手なのです。ほめられるのが、とても苦手なのです。
そのうえ、人をほめるのもとても苦手です。いつも心の中では、他者への敬意を忘れたことはないので、私にはほめることができないのです。これもなかなか分かってもらえないようですが。
笑うこともいいですが、もしかしたら「ほめること」も病気に効果があるかもしれません。これはふといま気づいたことですが
隣に病気で元気をなくしている人がいたら、ほめるのもいいかもしれません。
ところで昨日は、湯島で急遽、サロンをやりました。
思っていた以上にいろんな人が来てくれました。
気兼ねない友人たちと会って話すことも、大きな効用だなと思いました。
気遣ってくれる友がいることに、感謝しなければいけません。
人と会うのも、健康法かもしれません。
街中のベンチで座っているのも「療法」だなと気づきました。でも最近は、街中のベンチは少なくなってしまった。でも公園にはベンチがあります。今日、座りに行ってみようと思います。誰かに会えるかもしれません。
サロンで、歌を歌うのがいいとある人が言い出しました。
そして私にも歌うといい、というのです。
即座に私は、歌いませんと返していましました。それには理由があるのですが、歌を歌うのはとてもいい「療法」「養生策」だと思います。
笑う・ほめる・歌う。
ともかく心を身体の外に出していく。そういう生き方を心がける。
これなら療法や養生策を日常化できます。
結局、大切なのは日頃の生き方なのでしょう。
がんにかかってしまったのは、もしかしたら私の生活にどこか乱れがあったのでしょう。
困ったものです。
でも今からでも遅くない。
何が悪かったのか、考えるのもまた新しい楽しみかもしれません。
もちろん、何がよかったのかも考えながら。
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