■節子への挽歌5800:食に少し気をつけようと思います
節子
前立腺がんになって以来、在宅日が増えています。
予定が立たないため、サロンにしろ人に会うにしろ、こちらから声をかけることが少なくなっているからかもしれません。
また、私を気遣って声をかけるのを遠慮している人もあるようです。
私自身は病気だという意識は皆無なのですが、他者には病人に見えるのでしょう。
困ったものです。
先日もある人に言われましたが、私は人に会っていると元気になるそうです。
必ずしもそうとは限らないと私は思いますが、確かにそういう面はある。
そもそも人に会うと、何か新しいことに関心を見つけることが多いあからかもしれません。
昨日は、新倉さんの食養サロンでした。
新倉さんは長年、「ふるさと薬膳」活動に取り組んでいた人ですが、その息子さんとの付き合いの関係で最近、湯島にも来るようになりました。
伴侶を数年前に癌で見送っていますが、息子さんが数年前から湯島に来るようになり、たまたまある時に、息子と一緒に湯島の私のオフィスの近くに来る機会があり、息子さんから「お父さんに似た考えの人がいるので」と言って、立ち寄ってくれたのが最初でした。
伴侶の方は、たまたま私と同年齢なので、大学時代すれ違ったかもしれません。
以来、時々、サロンにも来てくれているのです。
息子さんが湯島に来出したのも、実は私と話しているとなんだかおやじと話しているような気がするというのが理由の一つだそうです。
私の大学時代の友人たちは、みんな私とはかなり考えが違いますし、その方は霞が関に入所したというので、実際には私とはかなり考えは違うはずですが、でも話し方が似ているのかもしれません。
時々、親子ともども、そういう対応がおやじに似ているというのです。
昨日のサロンは「食」がテーマでしたが、私が「食」に関して本当に何も知らないことに最近気づかされます。
すべて節子に任せていたからです。
せめて節子が元気だったころ、おいしい外食に誘えばよかったとこの頃思います。
私は外食もあまり好きではなく、ましてや有名なお店などにはどちらかと言えば否定的でしたから。
ちなみにこの季節にはちょっと辛くて熱くなるものを食べるのがいいと言われました。
そう話したら、ユカがキムチうどんをつくってくれました。
最近、体温をあげるためにニンニクも食べています。
おかげで、平熱体温が少しずつ上がってきています。
時々、36.5度(目標)を超えることがあるようになりました。
これから少し食にも気をつけようと思います。
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