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2023/11/20

■湯島サロン「水素は健康に役立つか」報告

水素健康法に関するサロンは予想に反して参加者は少なく、健康に関するサロンの難しさを感じました。

近藤和央さんから、まず水素健康法に関して、活性酸素の説明とそれがもたらす身体的な障害、そしてそうした活性酸素障害に対する水素が持つ効能に関しての説明があり、つづいて、水素水や水素ガスの吸入、水素サプリメントなどの水素摂取方法が具体的に紹介されました。
水素健康法のなによりもいいところは、副作用が全く見つかっていないことだそうです。だから安心して誰にも勧められる。

しかし、残念ながら日本ではまだ摂取のための機器が高価なこともあって、なかなか普及していません。普及しないために高価にならざるを得ず、そのために普及しないという、にわとりと卵の関係を打ち破り、水素健康法をもっと広げていきたいというのが近藤さんの思いです。
水素には、身体の老化を抑える抗酸化作用もあり、高齢社会における医療費削減の視点からも、もっと関心が持たれてもいいテーマかもしれません。
最後に、そのために近藤さんが取り組みたいという構想も紹介してくれました。

近藤さんの話につづいて、水素健康法の実践者である鈴木久美子さんが、ご自身の体験を生々しく話してくれました。
鈴木さんは水素風呂を中心に水素健康法に取り組んでいますが、さまざまな効果があると話しだしました。それがとても楽しそうで、水素の効用をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという思いが伝わってきました。
水素風呂は、浴槽で水素を発生させ、そこに入浴することが基本なので、日常的にも取り組みやすい健康法ですが、それ以外にもいろいろな使い方があることも紹介してくれました。

ちなみに私は、今回、がんの治療の意味も込めて、水素風呂と水素ガス吸入を1か月ほど体験しました。残念ながら癌の症状を改善させるには至りませんでしたが(1か月で効果を期待するのが非常識ですが)、体調面では大きな効用を感じました。
しかし、自分が問題を抱えてしまうと冷静な判断力を失いがちで、わらをもすがる思いで信じようとする自分と逆に冷ややかな目で「バラ色の効用」に反発する自分がいるのです。第三者の話を聞くと、そうした揺れ動く自分の考えを整理することもできて、こういう話し合いの場の大切さを改めて実感しました。

水素とメンタル療法の話題も出ましたが、今回はあまり体験知がないため、話は深められませんでした。これに関してもいつか取り上げたい気がします。

近藤さんも鈴木さんも、自分や身近な人の体験から、水素健康法をぜひとも広げていきたいと考えています。
近藤さんは、水素自販機(コインを入れたら一定時間水素ガスが出る)をシニア集合住宅や高齢者の施設などに導入し、みんなでシェアしていくことによって、個人負担を限りなく小さくしていこうというシステム開発に取り組もうとしています。
そのための実証実験に取り組んでくれるような施設を探しています。
もしお心当たりのある方がいたら、ぜひご連絡ください。
また水素風呂に関する効用や利用法に関しては鈴木さんが詳しいですので、関心のある方はご連絡ください。

なおいま湯島では近藤さんたちのご好意で、水素ガス発生吸入を希望者には無料で体験できるようにしています。
体験されたい方は、下記のサイトを通して、近藤さんにご連絡ください。
 https://chouseisan.com/s?h=4f4e06443fc947e7891eac9d13e9ffb5
また近藤さんの思いに共感してくださる方がいたら、ぜひご連絡ください。

今回は水素健康法でしたが、こういう健康のための体験を話し合う場の大切さへの思いをさらに強めました。
健康に関する体験知は、みんなにとっての大きな財産です。
実践者を通して、さまざまな健康法に触れる場を来年からは定期開催したいと思っています。

Suiso202311180000

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