■節子への挽歌5814:出会いの大切さ
節子
今日は朝からコミー創業者の小宮山さんのインタビューに行ってきました。
小宮山さんの本をつくる仕事を友人に頼んだのですが、最初のインタビューは、小宮山さんをよく知っている私が頼まれたのです。
10時から5時までのロングインタビューでした。
小宮山さんの人柄などはよく知っているつもりですが、子どもの頃の話や会社を創業するまでのことなど、初めて聞く話も多く、面白かったです。
まあ私は問いかけをし、それをまとめるのは友人なので、いたって気楽なインタビューなのですが、時間が長いのでかなり疲れました。
今日の切り口は「出会い」でした。
子どもの頃から今日にいたるまでの「出会い」を振りかえってもらったのです。
小宮山さん自身、思い出しながらの回答でしたが、途中で一瞬ですが、小宮山さんが何かを思い出したのか、うるうるしたのです。
改めて小宮山さんの人柄に触れた感じです。
私にはそういう豊かな感情が残っているだろうか、とふと思いました。
それにしても、小宮山さんは出会いに恵まれています。
それこそが「人柄」なのでしょう。
私欲もなく、裏表もなく、実に素直な生き方に、みんなどこか魅力を感ずるのでしょう。
私もそうで、何かを一緒にしたわけではないのに、長い付き合いになっています。
小宮山さんの良いところ、ぶれないところです。
長年の付き合いで湯島に足しげく通ってきていたのに、ある時から突然来なくなる友人もいます。そういう友人には失望させられますが、小宮山さんはそういうことが全くないのです。足しげくでも、足が遠のくでもない。いつも自然体です。
長く付き合っているとそれがよくわかる。
そういう意味では、私も小宮山さんからいろいろと気づかせてもらっています。
まあ、小宮山さんはそんなことにはまったく気づいていないでしょう。
もう1~2回、インタビューの手伝いをさせてもらうことになっています。
友人への問いかけは、ある意味での自らへの問いかけでもある。
小宮山さんへのインタビューを通して、私もまたいろんなことを思い出しました。
人生は出会いによって変わってくる。
改めてそう思った1日でした。
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