■節子への挽歌5829:国立がん研究センターの患者になってしまいました
節子
ついに私も、国立がん研究センター東病院の患者になってしまいました。
予約時間の9時前に、ユカに車で送ってもらい、着いたのですが、節子の時と同じく、もう駐車場もほぼ埋まっていて、大変でした。
待合室に入って驚きました。
大きな構造は変わっていないのですが、何か雰囲気が違うのです。
カラフルでにぎやかです。
ドトールコーヒーまであります。相変わらずhとは多いのですが、奇妙な活気があるのです。節子の時とは全く違います。
まさか私が国立がん研究センター東病院の患者になるとは思ってもいませんでした。この病院には思い出が多すぎて、その後、全く来る気にはなれず、近くにさえ来られない期間もありました。
むかしは意思の名前の一覧が出ていましたが、探しましたがありませんでした。
伊藤医師はまだいるでしょう。いたらあいさつしたいなと思いましたが、先方はもう忘れているかもしれません。いや忘れてはいないでしょう。
診察が終わったのは10時半過ぎ。診察時間は5分ほど。担当医との面談で、改めて転移を確認するRI(骨シンチ検査)をすることになりました。検査日は1か月後。その前にもう一度、診察を受け、もしかしたらホルモン療法に入るかもしれません。
やはりここに医師は苦手です。あまりにクールです。
今日は、採血のみで終了。採決室の様子も大きく変わっていました。
次の診察、というよりも、診察が始まるのは1月11日からです。
「非常時なのだから、もっときちんと療養するように」と半田さんからも言われていますが、もう少し緊張感を持たなければいけません。
しかし、やはり国立がん研究センター東病院での3時間は、いろんな意味で疲れました。
帰りはユカと一緒に久しぶりにお寿司屋さんに寄りましたが、あまり食べられませんでした。相変わらず胃の調子がよくないですし。
来年前半は、もしかしたら病院通いになるかもしれません。
そう思うといささか気が重いです。
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