■節子への挽歌5854:みんな活躍してますよ
節子
節子もよく知っている田中弥生さんが、会計検査院の院長に就任しました。
この職は総理が任命する政府機関の重要な仕事です。
最近は会う機会がありませんが、田中さんの活躍ぶりは目覚ましいものがあります。
田中さんだけでなく、節子も知っているいろんな人がどんどん活躍しています。
社会から脱落している私とは大違いです。
俗物の節子だったらさぞ喜んだことでしょう。
田中さんにおめでとうというメールを送り、また湯島にも顔をだしてくださいと伝えました。
そうしたら早速に、一度、執務室に来ないかとお誘いがありました。
着ていく服も靴もないと返事をしましたが、カジュアルでもいいので、というので一度、伺ってみようと思います。
何しろ会計検査院の執務室にはそう簡単には入れませんから。
以前、友人のジャーナリストに頼まれて、通産省の局長の友人の部屋を訪れたことがあります。秘書もいて、別室まである立派な部屋でしたが、あまりにカジュアルな感じで行ったので、彼には迷惑をかけたかもしれません。
当時はまだ今ほどカジュアルな雰囲気は職場にはありませんでしたから。
でも彼はその後事務次官になったので、私との付き合いが邪魔したことはなかったようです。
まあそんなこともあるので、田中さんの迷惑になってはいけませんが、歴史ある執務室を訪問するのは興味があります。
ランチもご馳走してくれるというので、それも楽しみです。
まあ、どんなに偉くなろうと、私にはずっとあの「田中さん」ですから。
社会の権威構造から自由になると生きやすいですが、でも少しは気を使わなければいけません。以前は、いつも節子にチェックしてもらっていましたが、まあそれくらいの良識は私にもあると思いますので、それなりの服装で行くつもりです。
少なくとも、サンダルは控えようと思います。
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