■節子への挽歌5855:人に会っておく「終活」
節子
田中さんから電話があり、会計検査院に訪問する日程を決めました。
元気そうでした。
まあどんな薬食につこうと私には最初に会った時の田中さんです。
役職や世間の評判で人が変わったようになる人もいますが、彼女はそういう人ではありませんし。
湯島でいろんな人と会っていると、そういう「人の変化」にはよく出会います。
そういうことは私よりも節子は敏感に感じていました。
有名になったり、要職についたりすると、途端に態度が変わる人は、その前にもわかります。
会ったとたんにわかる人もいる。
要するに、ある意味での差別主義が表れているのです。
そういう人には、私も正直に嫌悪感を示します。
でもそういう人ほど、自らには気づきませんから、私が嫌われることになり、2度とこなくなります。
ということで、私は守られているのかもしれません。
田中さんもそうですが、またしばらく会っていない人からの連絡が入りだしました。
今日は福岡の西川さんが会いに来ると連絡が入りました。
西川さんも節子の葬儀にも参加してくれました。
一応、会う目的は書いてありましたが、あまり納得できるものではありませんでした。
そういえば、昨日のサロンで石川さんが、いま「終活」でしばらく会えていない人に会いに行っていると言っていました。
これは西川さんの「終活」でしょうか。
いや、私の「終活」の手伝いでしょうか。
明日は、1日、国立がん研究センター東病院です。
ちょっと滅入ります。
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