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2024/01/30

■節子への挽歌5863:ハーモニカ奏者の西川義夫さん

節子

久しぶりに福岡の西川義夫さんから連絡がありました。
東京に行くので会いたいというのです。

西川さんは長年福岡でハーモニカのストリートライブをしています。
節子のお見舞いにも来てくれてハーモニカ演奏もしてくれました。
節子が元気な時に、西川さんのストリートライブに参加できなかったのが残念です。

西川さんも難病を克服してきましたが、その過程でハーモニカに出合ったのです。
西川さんたちの活動をささやかに応援したおかげで交流が始まりましたが、福岡なのでなかなかお会いする機会がありません。
いま、複音ハーモニカの音響特性の論文に取り組んでいるようですが、その関係もあって、東京で開催される放送大学の講座に参加するのだそうです。
講座のテーマは、「ゲオルギアーデス著『音楽と言語』を読む」だそうです。

西川さんは私と話したいと言っていたのですが、せっかくなので湯島でサロンをしてもらうことにしました。
いろいろと示唆に富む話を私だけで聞いても、私の活動がどんどん狭まっているので、活かしきれないので、最近はできるだけサロンにして、いろんな人に聞いてもらうようにしているのです。

西川さんは、「ハーモニカ音楽の不思議」に魅了されているようで、どうもその話を私の前立腺がん対応の応援歌にしたと思っているようです。ハーモニカの演奏もしてくれるようで、そういう意味ではわが家に来て演奏をしようと思っていたのかもしれません。
西川さんは節子が亡くなった後もわが家に献花に来てくれ、たまたまそこに居合わせた花かご会のみなさんの前でも演奏してくれました。

ちなみに、ゲオルギアーデスの『音楽と言語』ですが、題名に興味があったので、図書館から借りてきて読もうと思ったのですが、難解で歯が立たず、序章で挫折してしまいました。

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