■節子への挽歌5862:有斐斎弘道館も15年だそうです
節子は覚えているでしょうか。
東大駒場で行われた伝統の知恵のフォーラム主催の公開シンポジウム「伝統の知恵を拓く」のことを。
私のホームページ(最近管理していないのでめちゃくちゃになっていますが)にその記事が残っています。
http://cws.c.ooco.jp/katudoubank1.htm#okimoto
伝統の知恵のネットワークのおひとりの濵﨑さんは、その後、京都に有斐斎弘道館を復活し、活動されていますが、その活動が素晴らしいのです。
私も一度、弘道館にお伺いし、老松の太田さんの和菓子とお茶をいただきました。残念ながら、その時にはもう節子はいませんでした。
そういえば、節子の闘病中にも、濵﨑さんと太田さんから、おいしい夏柑糖を送ってもらいました。たぶん節子が食べた、最後のおいしいスイーツだったと思います。
その濵﨑さんがいま、有斐斎弘道館再興15年記念、京菓子展10周年記念の展覧会「一席一菓 あつらえのかたち」を昨日から開催しています。
そのプログラムが、いかにもすばらしい。
知覚なら通いたいところですが、残念ながらお伺いできません。
しかしこうやっていま、いろんなところで活躍している人たちがいます。
節子がいたらどれほど喜ぶでしょうか。
節子と一緒にそうした活躍に触れられないのがとても残念です。
今度、京都に行ったら久しぶりに弘道館に立ち寄ろうと思います。
| 固定リンク
「妻への挽歌21」カテゴリの記事
- ■節子への挽歌5930:半田さん、いや、N'da haさん(2024.03.30)
- ■節子への挽歌5928:悔やんでも悔やみきれないミス(2024.03.29)
- ■節子への挽歌5927:治療9日目(2024.03.28)
- ■節子への挽歌5926:最近どうも歯の調子もよくありません(2024.03.27)
- ■節子への挽歌5924:サロンな仲間がまた一人、サンチャゴに行きます(2024.03.24)
コメント