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2024/02/23

■節子への挽歌5894:新しいルーチン

節子

毎朝のルーチンが最近少し変わってきています。
笑いのカレンダーを読み上げるのが追加されたのに加えて、今日からもう一つルーチンが増えました。
詩を創ることにしたのです。

時評編にも書きましたが、岡和田さんが送ってきてくれた「詩の檻はない」をランダムに開いて、そこにある詩を声を出して読むことです。
今朝、開いたところにあったのは、文月悠光さんの「消された言葉」。
そこに「わたしたちは詩をかこう」という一行があったのです。
その言葉に背中を押されて、書いてしまいました。

まあ、詩とまでは言えませんが、今朝の想いです。
詩といえるかどうかはともかく、詩を書くのは50年ぶりでしょうか。
時評編にも書きましたが、こちらにも掲載します。

〔希望〕

パルミラで銃撃戦がくりひろげられたとき、哀しかった。
あんなに美しい世界で、なぜ人は銃で殺しあえるのだろうか。
バーミヤンの仏が崩れ去ったとき、ここまで知は荒れ果てたのかと哀しかった。

人は、エデンからこんなに遠くに来てしまったのか。
もう戻れないのだろうか。

銃で戦い、爆薬で仏を殺した人たちが、今度は、人が詠うのを禁じたという。
おどろきはしたが、不思議と哀しくはない。
そこから、詩が生まれだしたのを知ったから。

もしかしたら、知が戻ってくるかもしれない。
詠うことを禁じられて耐えられる人はいないだろう。

うたの時代が戻ってくる。
またパルミラの世界がやってくる。
やはり迷いながらも、人間でありつづけたい。

 

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