■節子への挽歌5874:青木さんに癌のこと話してしまいました
節子
図書館に行く途中で、近くの青木さんに出くわしました。
最近、畑に来ないけど、心配していたというのです。
「癌になってしまった」というと、何やら真顔になってしまいました。
また相手のことを考えずに、あまりにも軽く話してしまいました。
節子もよく知っている青木さんは、もともとの地の人で、私が畑もどき作業をやっているとよくやってきて、話し込んできていたのです。
私よりも5歳ほど年下ですが、いまはもう会社も辞め、たぶん悠々自適な毎日なのでしょう。
癌と訊いて、ちょっと驚いて、じゃあ畑ももうできないだろうから、今度、勝手に生えてきている樹木を伐採してやるよと言ってくれました。
もう私が畑作業には戻れないと思ったようです。
慌てて、でもまだ死なないから大丈夫、今度手伝ってよと、つい言ってしまいました。
畑もどき作業はもうやめようと思っていたのですが、なんだかやめたくなくなってきました。
青木さんに心配をかけてはいけません。
病気のほかにもいろんな話を受けました。
知覚の道の側溝の蓋がないとか、がけが危ないとか、もろもろです。
私はいまは自治会の会長ではないのですが、何かと相談されるのです。
畑作業よりも、一度、今度、ランチでもいっしょしようかと思います。
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