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2024/02/28

■湯島サロン「請願権の現実をご存じですか」のご案内

3年ほど前に、湯島のサロンで「みんなの請願支援センターを設立します」という呼びかけのサロンを濱中さんにやってもらいました。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2021/05/post-56d136.html
今回は、その後の報告と新たな呼びかけをしていただくサロンです。

濱中さんは前回のサロンの後、おひとりで2つの件で請願活動に取り組んできました。
だいたい請願は数千単位の人たちの署名と支援団体があって行われるのですが、濱中さんはそれを一人で取り組み、その熱意に共感してくれた国会議員や参議院議員請願課の人たちの協力を得て、昨年の第212回国会に「たった一人の請願」を、しかも2件も実現したのです。
いずれも現在はまだ保留中ですが、国民の受益権の行使が問われる内容なので、是非多くの人にも知っておいてほしいものです。

〇社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会への業務委託を可能にしている健康保険法第七十六条第五項を削除することに関する請願
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/212/yousi/yo2120423.htm

〇反スラップ法の制定に関する請願
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/212/yousi/yo2120415.htm

濱中さんは、おかしなことに気づいたら見過ごせないタイプの人ですが、何しろ昨今の日本の社会には「おかしなこと」が山ほどあります。そのため、取り組む課題も多く、さらに日本の行政手続きや訴訟などは時間がかかり、苦労しています。
しかし実際に取り組んでいくといろいろなことがわかってくる。そうした体験を通して「官の正義」と「民の正義」の違いも見えてきたと濱中さんは言います。
それを近づけていくためにも、憲法で保障されている請願権をしっかりと活かしていかなければいけません。それを濱中さんは、いま実践的に取り組んでいるのです。

しかし、取り組めば取り組むほど、根は深く、広がりは大きいことに気づいていく。
今月もまた新たな国家賠償の調停を法務大臣に申し立てたそうです。
まあそんな生々しい話も含めて、濱中さんに最近の活動を話してもらい、これからの計画もお聞きしたいと思います。問題が共有できれば、私たちにも何かできることが見つかるかもしれません。

濱中さんは、今回のサロンを、国民の権利保護と権利意識を高めることを目的に「みんなの請願支援センター」のキックオフイベントの開催に向けた、プレ・キックオフにしたいと考えているようです。いろいろと生々しい話が聞けると思いますので、ぜひ多くの人に参加してほしいと思っています。
社会を憂えているだけでは、何も変わりません。できることを見つけたいものです。

〇日時:2024年3月12日(火曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「請願権の現実をご存じですか」
〇話題提起者:濱中都己さん(みんなの請願支援センター設立準備会代表)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

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