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2024年3月

2024/03/29

■取り返しのつかないミス

人は時々、取り返しのつかないミスをしてしまう。
しかし、大体において、そのことには気づかないことが多いのだが、今回は不幸なことに気づいてしまった。
もう2時間前のことなのに、いまも悔やんでも組み切れずにいる。

陽子線治療で4日前から待合室で少しずつ会話を交わしはじめた「10時の人」がいる。
その人は今日が治療の最後の日。
それで、今日が最後ですね、と声をかけたら、そうです、でも21日がんばったけれどがんが治ったのかどうはわからないし、終了時の診察もない。どうもけじめがつけられないというのです。

そこで私は呼ばれてしまったので、話はそれで終わっていまいました。
私の治療の後は、入れ違いにすぐ「10時の人」が治療室に入りますが、わざわざ私に、「どうぞお大事にしてください」と言ってくれたのです。
それが、涙が出そうになるほど、うれしかったのです。

いつもスマホやノートを出して何かやっていたので、最初は話しかけにくい人でしたし、娘からは話しかけたら迷惑だよと注意されていたのですが、迷惑ではなかったのです。たぶん。
私は、しかしいつのようにそのまま会計をして、今日は湯島に来る予定だったので、病院からのバスに乗ってしまいました。

そしてハッと気づきました。
10時の人」の治療が終わるのを待って、21回完了のお祝いに、待合室隣のドトールでコーヒーをご馳走すればよかったと気づいたのです。そうしたら連絡先も交換できたかもしれません。少なくとも、彼にとっては一つの区切りができたはずです。
癌体験を楽しんでいる私と違い、「10時の人」はいろいろと口に出したいことが多いことは、なんとなくこの数日の会話で気づいていました。それを聞くだけでも、「10時の人」は喜んでくれたでしょう。「10時の人」の笑い顔にも出合えたかもしれない。そして私は友人がつくれたかもしれない。

悔やんでも悔やみきれないミスをしてしまいました。
実は昨夜、私はちょっと体調に異変があり、よく眠れませんでした。
今朝はほぼ回復したのですが、そんなこともあって、私自身の余裕がなかったのです。
今週はいささか用事を入れすぎてしまったのかもしれません。
治療中である認識が欠けています。困ったものですが。

10時の人」と会うことはもうないでしょう。
そう思うと涙が出そうになるほど、さびしいです。
なぜでしょうか。

 

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2024/03/27

■前立腺がん治療体験報告18:がん細胞との関係

毎日、柏の国立がん研究センター東病院に治療のために通院していますが、同じ被治療者仲間とのつながりもできてきました。
前にも書きましたが、みんな「いい人」ばかりです。
病気は人を善人にするという私の仮説は、間違いないようです。
治療が終わっても、友だち付き合いしたいと思う人ばかりですが、さすがにそういうことは言い出せません。私は医師や技師にも同じ思いを持ってしまうのですが、これももちろん自重しています。相手は迷惑に決まっているからです。

友だちつき合いと言えば、前立腺がんの診断を受けて以来、できた友だちがいます。
ほかならぬ「私のなかのがん細胞」です。ワルサくんと命名し、いまも毎日、話しかけています。
友だちなのに、陽子線治療でいじめているのはおかしくないかと思われるかもしれません。
でもこう考えれば、なんの矛盾も起こりません。

ワルサくんが「病気」なのです。だからワルサくん、つまり私のがん細胞を病から救い出すための治療をいま行っているのです。がん細胞と病のがんは別のものなのです。
これに関して書きだすと長くなるからやめますが、がん細胞も私の身体の一部であることは間違いないですから、理解していただけるでしょう。
ですから、私は毎日、ワルサくん、最近は親しみを持ってワルゾーと呼んでいますが、彼と一緒に、お互いに元気な身体をつくるために頑張ろうと呼びかけているのです。そしてそのためにこそ、陽子線治療をやっているわけです。

がん細胞とのこうした関係に関しては、複数の方から共感を持っていただき、同じような付き合いをしている医療関係の人もいることも教えてもらいました。

さてここまではたぶんよく聞く話です。
しかし私の場合は、もう一つ、奇跡らしきものが起こったのです。
奇跡ではなく、偶然のことかもしれませんが、昨日、ある集まりで話してしまったのでここにも書いておきます。

実はワルゾーがまだ完全に信じきれないでいたころですが、彼にある課題を出したのです。私の顔のほっぺに生じた小さなコブのようなものをなくしてほしいという課題です。
皮膚科に行こうと思っていたのをやめて、ワルサくんに託したのです。

それから一か月、何と先週、それが跡形もなく無くなったのです。
ワルゾーの力には驚きましたが、でももしかしたらこれは偶然かもしれない。
それでいま第2の課題を与えています。

私が抱えているもう一つの身体欠陥、切れそうな脳内血管の回復です。
毎年、MRIで確認していますが、医師は回復は不可能なので悪化しないようにと言ってくれていますが、これを回復できないかという課題です。期限は次のMRI検査、たぶん夏ごろでしょうが、それまでです。
さてそれが実現したら、もう完全に信じられます。
そうしたらさらに第3の課題です。
それは宝くじで10億円当てることです。
10億円あれば、まだいろいろと仕事ができますから、生きながらえる意味を見つけられます。

さてワルサくんには、そこまでのパワーはあるのか。
しかし欲を出しすぎるとワルサくんは怒るかもしれません。
第3の課題は、考え直した方がいいかもしれません。
これ以上生きながらえてもあんまりいいことはないでしょうし。

というわけで、陽子線治療は順調に進んでいます。
毎朝、8時前に家を出るのは、いささか大変ですが。

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2024/03/25

■湯島サロン「サンティアゴ巡礼に出かけてきます」報告

湯島サロンではサンティアゴ巡礼がよく話題にあがります。

サロン常連の鈴木さんが、コロナ騒ぎ前は毎年のようにサンチャゴ巡礼路を歩き、報告のサロンをしてくれていましたし、昨年も2回のサンチャゴ巡礼関係のサロンがありました。
ちなみに、湯島でサンティアゴ巡礼のサロンを最初にやったのは20年以上前です。サンチャゴ巡礼の映画を制作しようとしていた黛まどかさんに2回ほど、サロンをやってもらったことがあるのです。

そんな「場所の記憶」の影響もあったのか、最近サロンによく来ている仲谷さんが、突然にサンティアゴ巡礼に行くと言い出したのには驚きました。
そこで、出発前に、仲谷さんにサロンをお願いしました。10人が集まりました。ほとんどがサンティアゴ巡礼を考えている人でした。サンティアゴ巡礼通の鈴木さんも参加してくれました。
意外だったのは、黛さんのサンティアゴ巡礼の映画づくりに深くかかわっていたのが、サロンにもよく来る出版活動をしている増田さん(今回も参加)だったことです。今回、話を聞くまで知りませんでした。世界はほんとうにつながっています。

Nakaya202403000

仲谷さんは、最初に、今回歩くコースを紹介してくれた後、なぜ巡礼に行くことになったのか、そして行くことにしたのか、を話してくれました。
やはり湯島サロンでの鈴木さんたちの話を聞いたのが影響を与えているようですが、それだけではないようです。最近、ちょっと身内にいろんなことが起こったことも関係しているようです。人生の節目で、しかも巡礼に出かけられる状況になったということのようです。いかにも突然のような気がしましたが、そうではなかったのです。

それにそもそも仲谷さんは「異文化コミュニケーション」に関心をお持ちです。これまでも、仲谷さんは、カウチサーフィンのネットコミュニティで海外から日本に旅行に来ている人たちを対象にしたイベントなども主催し、交流しているそうですが、そうした経験からも、サンティアゴ巡礼に行くハードルも低かったようです。

つづいて、巡礼で何をしてきたいかについても話してくれました。
一言で言えば、「自分と直面し、気づいていない自分に出会いたい」ということだそうです。日本での日常生活では、なかなか他者と「深い話」はしにくいが、巡礼で会った人とは、人生とは何か、生きるとは何か、というような深い話ができるのではないか。だから巡礼で、いろんな人と出会い、話したいというのです。

深い話。心を開いての深い話を交わし合うことは、巡礼路での出会いであればこそ、可能になるのかもしれません。自らもまた、何の憂いなく心を開けるでしょうし。利害関係やその後の付き合いへの影響も考える必要もありません。
それに、そういう思いをもって巡礼に向かう人も少なくないでしょう。余計な気を遣うことなく、話を切り出せるし、心を開きあえる。
そして心を開いた深い話し合いを、巡礼路は守ってくれるはずです。
そこには長い歴史の「場所の記憶」があるからです。

最後に、仲谷さんは巡礼に向けての準備の話もしてくれました。
靴もバッグも調達し、いま持っていく荷物を絞っているところのようです。
ちなみに、飛行機のチケットはとっているそうですが、宿泊の予約はまだだそうです。そのあたりは、何回も言っている鈴木さんのアドバイスも受けながら、しかしあまりアドバイスに従うことなく、鈴木さんを心配させながらも、仲谷さんらしく進めているようです。

今回仲谷さんが歩くコースは、最初にピレネー越えをするコースなので、まあ最初を乗り越えられれば大丈夫でしょう。
意外としっかりと準備しているので少し安堵しました。

参加者からの質問は、かなり具体的なものも多く、また巡礼の意義などの話や、日本の巡礼路などの話も出ました。
参加者みなさんの話もとても興味深いものがありました。
みんなどこかで、人生を「歩き直したい」と思っているようです。

仲谷さんには、巡礼から戻ったらまたサロンを開いてもらおうと思います。
それがいつになるか少し不安ですが、どんな話が聞けるのか、そして仲谷さんがどんな自分と出会ってくるか、とても楽しみです。
また参加者のなかにはサンティアゴも含めて、巡礼に行きそうな人が少なからずいましたので、ぜひまたそれぞれの巡礼体験の話をしてもらおうと思います。

巡礼サロンも、湯島サロンの定例サロンの一つにしていきたいと思いました。
鈴木さんから前に言っていただいたように、湯島サロンもまた「巡礼場」にしたいと思っていますので。

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■あまりに予想通りで実に残念です

違法賭博疑惑でドジャーズを解約された水原一平さんに関連して、大谷選手への疑惑も生まれています。テレビの多くは、当然ながら大谷さんに好意的な姿勢をとっていますが、私にはやはり違和感があります。大谷さんでなければ、違う展開になったのではないかと、どうしても思えてしまいます。

また友人から叱られそうですが、私は起こるべくして起こった事件だと思っています。

大谷選手も私には、ただの「被害者」とは思えません。
そもそも大谷選手は、私の感覚では、金融資本の手段に拘束されているばかりか、むしろ協力している存在に見えているからです。
話題になった契約方式の小賢しさにもがっかりしましたが、あれだけの巨額なお金が動くど真ん中にいる以上、さすがの大谷さんでも自分をまもれないだろうなという気がしていました。まともな友人がいなかったのでしょうか。

改めてお金の恐ろしさと友の大切さを実感しました。
ますます野球が嫌いになりそうです。
また友人たちから非難されそうですが、素直な気持ちは表明しておきたいです。
子どもたちには、大谷さんのような人生を目指してほしくはありません。

 

 

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2024/03/24

■3月オープンサロンのご案内

最近、連日、治療で病院通いのため、予定がなかなか確定できず、オープンサロンを開けずにいます。オープンサロン常連のみなさんには申し訳ありません。

何とか今週の金曜日に時間が取れたので、急なご案内なのですが、オープンサロンを開催することにしました。
そこまで無理をして開催することもないとは思うのですが、私の個人的な理由で方針を破るのは、私の好みではないので、あえての開催にしました。
万一、私が行けなくなっても、オープンサロンは開催です。

オープンサロンは、テーマも全くなく、参加した人次第で話題も決まりますし、話題もどんどん変わります。話す人も聴く人もいるサロンです。
出入りもいつも以上に自由で、申し込みも不要です。
気が向いたら気楽にどうぞ。

〇日時:2024年3月29日(金曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com

 

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■緊急サロン「最近の裁判っておかしくないですか 水俣病認定熊本地裁判決を題材に」のお誘い

3月22日の水俣病認定の熊本地裁判決は思ってもいなかったものでした。

実際に水俣病と似た状況で苦しんできた人を救うのではなく、小賢しい論理を使って切り捨てたのです。そういえば、その前日に判決が出た大川原化工機「冤罪事件」で、勾留中に適切な医療を受けられずにがんの発見が遅れて病死した同社元顧問の遺族が国に起こした損害賠償訴訟も無残に棄却されました。これにも私は震えるほど驚きました。
いったい、日本の司法はどうなっているのか。恐ろしい時代になってきた。

そう思って、その気持ちをフェイスブックに書きました。
すぐに水俣市のある熊本出身の友人からコメントが書き込まれました。
一部を引用します。

今回の水俣病裁判は、人を人として観ない『人の顔をした鬼』の所業です。
あの小さな湾に面する水俣から流れ出した汚水が---あの海面全体を汚染したのは、普通に考えるとチッソに責任が有ります。私みたいなチョーど素人が見ても責任は全て汚染水を出し続けた原因企業のチッソにあるのは明らかです。
司法は認めていなくても素人の目が正しい---でも裁判所の判断に則って、その後の作業が続くっていうのは人の住む世ではありません。
既に人の棲む世界では無いので諦めるしかありませんか?
地元の被害者に対する慈愛が有れば救われますが。慈愛が無くなった地では人は泣くしかないのでしょうか。

このコメントを読んで、やはり何かしないといけないと思いました。
そしてこの友人に頼んで、この判決をみんなで考えるサロンを開くことにしました。そしてそれを切り口に、これから定期的に、判決を読んでいくサロンを開けないかと考えています。

日本の司法には飽きれるほど呆れていますが、呆れているだけでは何も変わりません。
ましてや泣いているだけではあまりに寂しい。
それに裁判の判決には、その社会の本質が象徴的に現れている気がします。

急なお誘いですが、ぜひ多くの人に参加してほしいサロンです。
そして一緒に「判決を定期的に読んでいくサロン」をやってくれる人を募集します。ぜひ手を上げてくれませんか。私一人では全く自信がありませんので。

でもまずはこのサロンにぜひご参加ください。
動かないと何も変わりません。

〇日時:2024年4月6日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「最近の裁判っておかしくないですか 水俣病認定熊本地裁判決を題材に」
〇問題提起者:吉本精樹さん(東京話し方センター代表)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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■前立腺がん治療体験報告17;陽子線治療の治療費

陽子線治療や重粒子線治療は数年前まで、先端医療技術とされて保険適用外だったので、高額な費用がかかったそうです。
私がこれを受けようと言ったら、私の経済状況を知っている兄が経済的に大丈夫かと言ってきました。また2人の友人から、300万円かかるそうだね、と心配されました。
残念ながら私はがん保険にも入っていませんし、そんな資金は負担できるはずもありません。それに自分だけ特殊な医療措置を受けてまで長生きしたいとも思いません。

私の治療は、受けるとしても保険適用の範囲です。
それで受けることにしたのですが、問題が発生しました。

最初の治療は8000円でした。私は1割負担なので、80000円ということです。たしかに高額です。毎回8000円だとカード払いの私は大丈夫だろうかと心配になりました。
何しろこれまで預金残高がなくて、カード払いの額をオーバーしたことが2回もあるので、カード会社からの信用がなく、カード使用金額が20万円どまりなのです。限度額を上げようと交渉しましたが、受け入れてもらえません。万一、20万円を超えたらどうなるのか。もちろん後日、戻ってくるのですが、とりあえずは支払わないといけません。

ところが問題は一気に解消されたのです。
2回目の陽子線治療の後、会計に行ったら、費用は発生していないというのです。その時はそのまま帰宅しましたが、また次の時にも費用が発生していないというのです。
しかし、現にいろいろと医師や技師を煩わせているし、機器も使用しているので、病院の費用は発生しているはずだ、どうして無料なのかと訊きましたが、会計の人にわかるはずもありません。もしかしたら手続きミスではないかと思ったのですが、4回目もまた無料。どうもミスではなさそうです。

というわけで、300万円どころか、陽子線治療の費用はむしろ入院よりも安価なのかもしれません。まさか無料ではないでしょうが、現に毎回、無料なのです。

そういえば費用のことなどは一切話を聞いていないなと気づきました。
私は最近は、医療費もすべてカードなので、心理的にはすべて無料の感覚なので、費用面にはまったく関心が向かないのです。
ホルモン療法の注射はかなり高かったのと骨への転移などを調べる検査費用はかかったような気がしますが、いまのところ陽子線治療は無料なのです。

どうなっているのでしょうか。
しかし謎があることはいいことです。次回の会計はどうなるか興味津々です。

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2024/03/23

■前立腺がん治療体験報告16;ホルモン療法の副作用は食事が美味しくなること

陽子線治療も5日を終わりました。ほぼ1/4を終わったということです。
この調子だとあっという間に終わりそうです。

待合室では受付後、30分の待ち時間があります。水分をとって待つためです。
ですからその間、同じ被治療者と話ができます。
そのおかげでいろいろな情報が入ってきて面白いです。

みんな地元の病院でがんが見つかり、陽子線治療でここにやってくるようです。
21日の治療(人によって前後しますが)終了後は、また前の病院に戻り、そこで血液検査などをやって様子を見るようです。
これまで話した人は全員、ホルモン療法を受けていますが、みんな注射だけで、薬を服用しているのは私だけでした。どうも私のPSA値が異常に高かったからのようです。ほかの人はみんな一桁ですが、なにしろ私は50を超えていましたらから。

ところで副作用の話です。
まずホルモン療法の場合は、みんな副作用を感じています。
と言っても、それは「何を食べても美味しくなること」なのだそうです。
そのためともかく食欲が進み、なかには2週間で、1.5キロ太ったという人もいました。
そういえば、私も最近、よくお腹がすく気がします。
これはホルモン療法のせいかもしれません。

陽子線治療の副作用に関しては、20回終了して、後1回で終了するという一番の先輩の話では、後半から夜中のトイレの回数が増え、時に排尿が我慢できなくなって粗相してしまうことがあるという話がありました。でも人によってだから大丈夫だと急いで付け加えましたが、私はすでに夜中のトイレ回数が増えています。多い時には4回です。でもまあこの傾向は治療前からですので、治療のせいとは言えませんが。
いずれにしろ副作用に関してはみんな大したこともなく、むしろ治療するようになってから、元気になったという人が全員でした。
と言っても、まあ今のところ話を聞いた人は4人ですが。

話をしているととても親近感を持ちます。
私は誰とでも友だちになりたい性癖があるため、連絡先くらい交換したい気分ですが、今のところ控えています。そんなことをしたら、また娘に叱られます。

特に一昨日会った、亀有から通院している人とは友だちになりたかったのですが、その人はもう治療が終わったので会うことはないでしょう。なんだかとても残念です。
それにお互いマスクをしているので、街で会ってもわからないかもしれません。

いずれにしろ、総じてみんないい人ばかりです。
ということは、前立腺がんになる人に悪い人はいないのかもしれません。
私も含めて、ですが。

さて来週はどんな「いい人」に会えるでしょうか。
治療時間が一定ではないので、今のところ同じ人に出会ったことはありません。

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■益田サロン「生物と環境シーズン2」の案内

細菌学の視点を基軸に、生物と環境の関係を考え、そこから社会の様々な問題を捉えなおそうという益田サロンがシーズン2に入ります。
これまでの議論を一度、締めくくり、そこから新しい展開に入ることを考えています。

その第1回として、益田さんの考える「生物と環境」を改めて概論してもらい、「生物と環境の二重円錐モデル」を説明してもらいます。
これまでと違い、今回は益田さんによる講義スタイルですが、もちろん途中での質疑可能な対話型講座です。

次回からはこれをベースに、今度は個別テーマを話し合うことを考えています。
これを機会にぜひ新しい人の参加をお待ちしています。
また、「生物と環境」の視点でこんなことを考えてみたいという提案などあれば、気楽にお寄せください。

参加ご希望の方は、できるだけ事前にご連絡ください。

〇日時:2024年4月15日(月曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「生物と環境の二重円錐モデルのまとめと次の展開」
〇話題提供者:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2024/03/22

■湯島サロン「生きづらさについて話し合おう」のご案内

湯島のサロンでは、よく「生きづらさ」や「生きづらい世の中になった」などということが話題になります。

私のように、明日のためではなく今ここを、そして誰かや何かのためではなく自分自身を、素直に生きていると、むしろいろんな意味で生きやすい社会のような気もします。
明日への不安がないわけではありませんが、今を誠実に生きていれば、明日は必ずやってくるだろうと思っています。明日のために、貯金をしておこうなどという発想はありませんし、大災害のための防災備蓄品も用意していません。それよりも、今ここを誠実に素直に生きることに精いっぱいだからです。

社会のためなどという発想も、「お国のため」とどう違うのかわからないので、考えたこともありません。いつも、自分にとって何がベストかを考えています。もちろん「自分」は、私一人のことではなく、宮沢賢治の言うように、すべての人の幸せにつながっていますので、そういう意味での「社会」を自分に重ねて考えていますが。

サロンでこんな話をすると、佐藤さんは甘いとか、理想主義だとか、責められていますが、そういう問いかけをしてくる人は、たしかに私から見ても「生きづらそう」です。
今ここの自分ではなく、明日の自分や社会のために、生きているように見えるからです。
人が「性悪」と思う人は、自分が「性悪」だからでしょうが、私は自分は「性善」だと信じていますので、すべての人も「性善」だと受け止めているので安心です。

ドコモロジーという言葉に最近出合いました。

10年ほど前の本ですが、古東哲明さんの「瞬間を生きる哲学」を読ませてもらったのです。古東さんは、〈今ここ〉ではない〈いつかどこか〉の前方へ競わせ走らせ、追いたてる原理(ドコモロジー)が現代の日本の社会を覆っているのではないかというのです。私が30年前に会社を辞めた時の「懸念」がそれでしたので、なんだか今の社会のすべてがわかったようなすっきり感を得てしまいました。

明日のため誰かのためではなく、みんながいまここの自分を生きるようになれば、世界は大きく変わるような気がします。
赤塚不二夫さんの「これでいいのだ」というメッセージ。この言葉を味わいながら、みんなで「生きづらさ」について楽しく話し合うサロンになればと思っています。

生きづらい人も生きづらくない人も、ぜひ気楽にご参加ください。
生きづらさも生きやすさも、そう簡単には変わりませんので、あまり期待せずに。

〇日時:2024年4月7日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「生きづらさについて話し合おう」
〇問題提起者:佐藤修(CWSコモンズ村村長)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2024/03/21

■節子への挽歌5920:ちゃんと治療しだして安心したよ

節子
ちょっとうれしいことがありました。

今日もがんセンターでの治療でしたが、その後、コミーの小宮山さんと会うことにしていました。
小宮山さんがわざわざ柏まできてくれるというのです。
それで、せっかくなので、エヴィーバでいつものお礼に昼食をご馳走しようと思ったのです。
エヴィーバを紹介できることもうれしいことでした。
それでエヴィーバで一番高いランチコースを奮発して頼んだのです。

話はとても弾みました。
話の内容はそれなり結構悩ましい問題が多かったのですが。

まあそれはそれとして、話の途中に、私のがんの治療の話になったら、小宮山さんがそれとなくぽつりとつぶやいたのです。

しゅうさん(小宮山さんは私をそう呼ぶのです)が、がんセンターできちんと治療を受けだして安心した。

訊いてみると、私が民間療法などと騒いでいて、一向に治療に取り組まないのを心配していたようです。
そういえば、途中でも一度、がんの本を食ってきてくれたことがあります。
その時には、ただその本の発想が面白かったので送ってきてくれたのかもしれないと軽く考えていましたが、あれも小宮山さん流のメッセージだったのです。

どうもみんな、私がなかなか治療にはいらないのを心配していたようです。
その小宮山さんらしいつぶやきが心身に伝わってきました。
とてもうれしい気がしました。
長年小宮山さんと付き合ってきて、これほどうれしい言葉を聞いたことはなかったような気がします。

癌体験を、自分だけで楽しんでいてはいけません。
みんなそれぞれに心配してくれているのです。
少し反省しました。

一番高いランチコースを頼んでよかったと思いましたが、最後は結局、これもまた小宮山さんがごちそうしてくれました。
そのうえ、エヴィーバで販売しているビスコッティまですべて買ってくれました。
うれしい気分になっていたので、それらをすべて素直に受け入れました。

小宮山さんも極めて不器用な人ですが、その気持ちがともかくうれしくて、小宮山さんのために何かできることは以下と改めて考えたくなりました。
今日はとてもうれしい一日でした。

 

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2024/03/20

■前立腺がん治療体験報告15;陽子線治療3日目

前立腺がんの陽子線治療が進んでいます。
それに伴って、当然のことですが、治療のことや前立腺がんのことがだいぶわかってきました。こういう知識が最初にあれば取り組みも変わっていたかもしれません。

陽子線治療は昨日が3回目でした。幸いに昨日は治療を受ける人が立て込んでいなくて、技師の人と2~3分ほど話せました。着替えしながらではありますが。
機器のどこから陽子線がどんな感じで照射されるのか、さらに技師はどの程度関われるのかなどの基本知識の段階ですが。

もちろんこうしたことはすでに説明を受けているのでしょうが、私は自分で直接体験しないと理解できないタイプなのです。
基本的にはAI操作で、すでに決められたプログラムに沿って、レーザー照射されているようです。照射しているときには前立腺がんの目視はできていないようで(そもそもMRI画像を見た時も私には認識できませんでした)、従って21日の治療が終わるまでは効果の確認のしようはないそうです。

終了後も、MRIやCTでの確認はないようで、PSA値で効果確認するようです。要するに、前立腺がんとはそういうがんのようです。
PSA値は私の場合、すでに一気に5レベルまで下がっていますので、もういいんじゃないでしょうかと訊いたら、私の場合は転移の可能性の高いハイリスクのものなので、油断はできないと言われました。まあこれもいかにもマニュアル的ですが。

治療後、診察を受けました。と言っても、問診だけですが。
主治医は代わり、秋元医師(副院長)から北條医師になりました。もう落ち着いたからでしょうか。
ちなみに、治療終了後も2年間のホルモン療法は継続され、診察はがんセンターではなく東邦病院に戻るそうです。ホルモン療法はなぜ2年も続くのかと訊いたのですが、これも予想通りの、つまりマニュアル通りの回答でした。

私は数年前から、もう医療には医師(もちろん現代のような)は不要ということをブログなどで書いてきていますが、ますますその思いを強くしました。
医師は、患者を安心させるカウンセラー役に変わっていくでしょう。そうなると、いわゆるナース・プラクティショナーが中心になる医療です。20年ほど前に書いていた「看護中心医療」が実現しそうです。私はその恩恵には与れないようですが。

治療の流れもわかってきました。あまり神経質にならずに、アバウトに治療を受けていいこともわかってきました。医療過誤訴訟を恐れて、病院側はかなり神経質になっているようです。これには私はかなり病院側に同情的です。

ちなみに医師からも問診されましたが、今のところ副作用的なものは出ていません。
陽子線治療は15分ほど、ベッドの上で動かなければいいだけですし、いささかつらいのは治療前に水を400cc飲むことくらいです。これはだいぶ慣れました。
毎日、車で40分ほどかかるがん研究センター東病院まで通院するのは面倒ですが、病院内は結構面白い。

昨日も陽子線技士の栃内さん(私は病院でも名前で呼ぶようにしています)に、せっかくの機会なので楽しむようにしていると言ったら、陽子線治療を受けるのはめったにないことですからね、と共感してもらえました。

毎回、いろんな気づきがある。今のところ退屈することはありません。

ただ、ショックを受ける風景に出合うこともないわけではありませんが、それはまたいつか書くようにします。

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■第3回脱ひきこもりサロン「ひきこもりの精神世界を紐解いてみませんか」報告

脱ひきこもりサロンの3回目です。

いつもと気分を変えて、ちょっとエンタメ型の明るい話し合いのサロンを目指しました。
しかしもちろん実際の問題解決につながる実践的な話を具体的に、というのが目的です。
話題提供者はMTねっとわく代表の土佐さん。実際に苦労した人であればこその、明るい話の展開でした。やはり現実を真摯に乗り越えてきた人は違います。

精神世界から紐解くということで、まずは次元の話から始まりました。
以下、土佐さんの話を流れだけ簡単にまとめるとこんな感じになります(たぶん)。

精神世界は、いわば4次元以上の高次の世界、でも私たちは3次元の物質世界、重力から自由になれない2極の世界に生きている。そのため、どうしても「良い悪いをジャッジ」し、「物質優先の人と比べる習性」から逃れられない。

しかし、最近、西洋占星術を中心に、「地の時代から風に時代へ」と言われだしている。地の時代には“I believe”が大切で、努力や頑張りが求められたが、風の時代は“I know”こそが大切だ。私たちはみんな、自らのなかに、愛と光(豊かさ)を持っている。自分の中に、愛(豊かさ)=自己愛があると気づくことが大切で、そのために、本来の自分に戻ろう。ジャッジや比べ合うことから自由になろう。私たちは身体を持ったまま5次元に生きることができるのだ。

大切なのは「自己愛」。自分を愛する力、自分を幸せにする力、自分を癒す力、自分を許す力、自分を信じる力を大切にしよう。
「自己愛」はエゴとは違う。エゴとは、外側(お金、健康、人間関係)に幸せがあるという思い込みのうえに自我、欲、向上心に繋がっている思考で、物質世界の中で植え付けられたもの。エゴの声は、悩み苦しみを生み出すが、本来の自分の中にある自己愛に気づけば、エゴの声をストップさせられる。

大切なのは、自己愛、右脳を育てること。そのためには、たとえば、自然に触れ、心地よい音楽を聴き、好きな事に集中し、童心にかえる。自己内傾聴につとめ、「いま」を意識することも大切。「いま」を意識するとは、日常の身体の動きを意識すること。いま生きていることにこそ価値がある。
ジャッジせず、マイナスな感情も受け入れ、今までのことをすべて赦す。すべてがOK。
内側が変われば外側が変わる。見えている現実も変わってくる。

目次的にまとめたので、土佐さんが伝えようとした一番大切な「精神世界」のエッセンスが抜けてしまっていると思いますが、ともかくあれやこれやと考えすぎずに、自分の中にある「自己愛」に気づき、すべてを赦していくことで、世界は変わってくると言うのが、土佐さんのメッセージです。

土佐さんは、今回、特にひきこもりの子どもを持つ親の立場の人に聞いてほしかったようです。ひきこもりを解決しようと悩むより、ジャッジする癖を手離して、流れのままに、この一瞬一瞬を一緒に生きていこうよ、というのが、土佐さんが今回、みんなに伝えたかったメッセージのようです。

誰かと比べるのではなく、それぞれの生き方を信じて認め合おう。人生は、その人のものですから。それに人は、どちらかから見るかで違って見えてくる。病や問題行動という視点で見ているのと、本来(ありのまま)の本人に焦点を当てるのとでは、違ってくるのではないか。問題だという思いで見ていると、問題ばかりが見えてくるが、素直に見れば、ありのままのよさが見えてくる。土佐さんはそんな話もしてくれました。

要は、どのくらい互いに信じあえるかどうかなのかもしれません。そして、信ずる行為は、どちらかが先に信じる一歩を踏み出さないといけない。

これは別にひきこもりに限った話ではありません。まさに「ひきこもり問題」には、今の社会を生きるさまざまな問題が象徴的にあぶりだされているのかもしれません。

話し合いでは、「自己愛」とエゴの関係が話題になりました。
自己愛に関しては「自己愛性人格障害」という専門用語もありますし、「我欲」「ジコチュウ」などといわれるように、ともすると否定的なイメージが強いですが、土佐さんの話を聴いて、肯定的な意味合いに気づいた人もいました。
土佐さんの自己愛には、自己肯定とか主体性といった意味合いもあると思いますが、「相手のため」が往々にして「相手のせい」になっていく現実を考えると、とても納得できます。

他にもさまざまな意見が出ました。でも脱ひきこもりサロンでは。基本的に話し合いの内容はオフレコなので、紹介は差し控えます。

次回の予定はまだ立っていませんが、どなたか話題提供や問題提起してくださる人がいたらご連絡ください。
また脱ひきこもりサロンではありませんが、「生きづらさ」をテーマにしたサロンを4月7日に予定しています。
別途また案内させてもらいますが、よかったら参加してください。

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2024/03/19

■「世界遺産の基礎知識がざっくりわかるサロン」のご案内

世界をちょっと広げるサロンのご案内です。
今回のテーマは「世界遺産」。ナビゲーターは、NPO法人世界遺産アカデミー事務局の村上千明さんです。
村上さんは、世界遺産アカデミー主催 のオンライン講座「世界遺産と建築を楽しく学ぶ講座シリーズ」などの講師を担当しています。
https://wha.or.jp/?page_id=11184

サロンは2部構成です。

パート1は「世界遺産の基礎知識」編。世界遺産の理念誕生のきっかけ、世界に広がる世界遺産の分類と数、日本世界遺産の特徴や世界での位置づけなどをわかりやすく解説していただきます。村上さんは、知っているようで意外と知らない世界遺産の全貌がだいたいわかってもらえるでしょうと言っています。

パート2では、415日からコミュニティーカレッジ「奈良まほろば大学」で村上さんが担当する「奈良の世界遺産」講座のプロトプランを話してもらいます。
予定されている主な話題は、「法隆寺」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」ですが、村上さんは、講座を始めるにあたり、話を聞いていただき、みんなの関心がどんなところにあるかなどを知って、講座をさらにいいものにしたいのだそうです。ですからぜひ、みなさんから、「もっとこうしたら?」というアドバイスもいただきたいと言っています。

奈良ファンの方も多いと思いますが(私も大の奈良ファンです)、いろいろと注文を付けて村上さんを困らせたいと思います。村上さんが困れば困るほど、きっと講座はいいものになるでしょうから。

ただ聞いていてもいいサロンです。うわさの湯島サロンの敷居の高さ(全くの誤解ですが)とは無縁の、気楽なサロンです。それにそもそも村上さんの話はとてもわかりやすく楽しいですから、気楽にお越しください。

〇日時:2024年4月10日(水曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「世界遺産の基礎知識がざっくりわかるサロン」
〇プレゼンター:村上千明さん(世界遺産アカデミー事務局)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2024/03/18

■前立腺がん治療体験報告14;陽子線治療2日目

今日は2回目の陽子線治療でしたが、病院に向かう途中に、機械が故障したので、スタンバイしておいてくださいという連絡が入りました。
こういうことがあると言うのはあらかじめ聞いていましたが、まさかの2回目にして発生。
幸いに私の場合、家を出て5分くらい自動車で走ったところでしたので、行き先を変更してもらい、時間つぶしをしました。でも結局、自宅に一時帰宅。
3時過ぎに電話が入り、急遽、出直しです。

まあ私はいいのですが、病院のスタッフは大変です。
2日目の治療は順調に終了。
技師の方ともお話ができました。
ここの陽子線機器は25年も使っているもので、そろそろ更新時期なのだそうです。それでともかく時々故障する。ともかくフル稼働なのだそうです。

前立腺がんの陽子線治療では実際に陽子線照射を受けるのは5分弱です。
照射前に照射点を定める準備が少しかかります。
さらにその前に水分をとって、きちんとそれを腹部に落とし込まないといけないので、結局は1時間以上必要なのです。

実際に照射しているときに癌部分は見えるのですかと訊いたら、それは見えず、最初の準備段階でCTで場所を確認し、金マーカーを埋め込んだので、それを頼りに毎回、照射するのだそうです。がん細胞が縮減したかどうかは治療終了時点で確認するのだそうです。
これは思っていたこととは違いますが、まあその方法しかないのでしょう。
いろいろと考える課題があるような気がします。

ちなみに、私の確認では、今回20回ほどの短時間照射を受けたような気がします。
1回目とは違った方向からの照射でした。

まだ2回目ですので、当然かもしれませんが、今のところ副作用的なものは感じられません。
ただ5日ほど前から、頭部の後ろにほてり感を覚えることがある。
娘に話したら、たぶんホルモン療法の副作用ではないかと言われました。
女性の更年期障害的症状が出るとは私も看護師から聞いていました。
それと最近は、夜中に以前よりも頻繁に目が覚めます。
これも副作用でしょうか。

明日は治療に加えて、主治医の診察を受ける予定です。

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2024/03/17

■湯島サロン「厭わしき民と平等」のご案内

私にとっての待望のサロンがようやく実現しました。
サロンをお願いしたN'da Haさんが、案内を書いてきてくださったので、それをそのまま案内させてもらいます。

 僕は佐藤修さんとは30年以上のおつきあい、というよりお世話になりっぱなしのひとです。でありながら、このサロンで話題提供の役を得たのはたぶん今回がはじめてです。敷居が高かったということです。まあ、しかし僕も社会から高齢者と定められる齢となり、「馬鹿な!」と思いながら街のショウウインドウに映った爺さんをみて「誰これ?!」という衝撃を受け続ける日々にいたりました。だから、やっとサロンで放言が許される時分になった、、、という自覚のもと、今回の役回りを引き受けた、という次第です。

 ただ、きっと耳に心地よい話にはなりません。その点ご参集の方はどうぞご留意ください。

 話の基軸はつい先日、佐藤さんが話題提供された「公と共」という概念とその語用や意味論にもつながっています。だからコモンズというテーマにも沿うかたちの内容になるだろうと思います。

 先のサロンの場では日本における「公」ということばの来歴がいかんともしがたく思考を拘束するという佐藤さんからのご指摘があり「公民」という学校教科目の話も出ました。今回の僕の話はそのことばの後半部「民」に焦点を合わせたものです。

 僕は長らくこの「民」ということばに感触の悪さを感じつづけてきました。厄介なことに、社会のなにがしかを語ろうとするとき、このことばをすり抜けて表現することは著しく困難な具合になっています。少なくとも英語であれば、個々に別のかたちの単語になっているので、このような不具合は感じなくて済むでしょうが、表意文字のわが言語を使うにあっては誰の仕業かわかりません(おおかた見当はついています)が、実に周到にあらゆる用語に「民」が組み込まれています。その徹底ぶりをみると、このことばは「公」以上に強く僕らのものの考え方を制約しているにちがいなく、そのことをひどく懸念しています。その気がかりがずっと僕にとっては錆び付いたネジを扱うような心地悪さを引き起こしてきたのです。だから、

 「民主主義なんて、まず語るそばから気持ち悪いよ」ということにもなってしまいます。

 で、どうしたいの? といえば、佐藤さんは「公」より「共」で考えたいということでした。同じ論法でいくと、どういうことになれるか? それを考えてみたく思います。そしてことのついでに当日は、もうひとつギイギイと錆び付いて不快な音を立てる「平等」ということばにも茶々をいれたく思います。

 はじめに30分ほど、こうした話題の振りをし、あとはサロン参加者のあいだでいろいろなお考えを交わす時間がもてれば(ここには若者ことばで)うれしいです。

以上です、楽しみです。
ちなみに、N'da Haさんは日本語で話しますので、念のため。

〇日時:2024年3月30日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「厭わしき民と平等」
〇問題提起者:N'da Ha Satomohiさん(ん倶楽部)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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■湯島サロン「海外から感じている日本社会の変化」のご案内

湯島のサロンには、時々、東京に来た機会に参加してくださる人もいますが、その一人、坂口和子さんはアメリカのボストンに長らくお住まいです。
毎年、日本に帰国し、各地の友人たちなどを回っていますが、最近は、その滞在日程の中に、湯島のサロンへの参加を組み込んでくださっています。

今年もまた日本に来て、日本各地を回る予定だそうですが、東京にも数日滞在するというので、ご無理を言って、坂口さんご自身のサロンをお願いしました。
長年アメリカに住んでいて、定期的に日本に戻って各地を回っているそうなので、できれば、「海外から感じている日本社会の変化」のような話を少ししてもらい、参加者みんなで話し合える気楽なサロンを想定しています。

坂口さんは、インターネットなどを基本的に使われていないので、サロンの内容に関しては特に打ち合わせはしていないため、全く別の話題のサロンになるかもしれません。
いずれにしろ、坂口さんをまんなかにした、気楽に話し合うサロンになればと思います。

みなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2024年4月1日(月曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「海外から感じている日本社会の変化(仮題)」
〇問題提起者:坂口和子さん(ボストン在住)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2024/03/15

■節子への挽歌5913:陽子線治療が始まりました

節子

いよいよ国立がん研究センター東病院での陽子線治療がスタートしました。
今日は一の設定などだけかと思っていたら、今日からのスタートでした。
時評編の方に詳しく書きましたが、無事終了しました。

先日の若い本田技師から改めて説明を聞いたうえ、良知(よら)さんという技師たちが実際に陽子線治療にあたりました。
設備は予想に反してかなり古そうです。
先端技術と聞いていたので、細心の機器かと思っていましたが、何やらスタイルも古めかしい。

ベッドの上に、下半身ほぼ裸になって横になり、軽く固定されたうえで、一の確認などが行われ、その後、AIによっての自動照射が行われます。正味数分ですが、準備時間を含めると10分ほどでしょうか。
特に心身への負担はなく、予想以上に簡単なので、気が抜けた気もしました。

副作用などが出ないように、水素ガスの吸引をした方がいいと森内さんがアドバイスしてくれていたので、帰宅後もガスを吸引。
こうして無事、治療1日目が終了しました。

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■前立腺がん治療体験報告13;陽子線治療第1日目終了

陽子線治療第1日目が無事終了です。

初日なので技師の方が説明してくれました。
治療の前に水を400cc飲んで、1時間まってから陽子線を受けるのですが、その間、同じ前立腺癌治療の方と2人会いました。
いずれも私と同じく今日からの治療だそうです。

アイパッドを渡され、それで説明を読んでから、水を飲むわけですが、その後の技師とのやり取りを聞いていると面白いです。それぞれに反応が違うのです。
ついつい口をはさみたくなり、技師がいなくなってからそれぞれと雑談しました。
おひとりは片道2時間かかって毎日来るそうです。もう一人は柏市内の人。
いずれもいまは特に症状もなく、私と同じで骨への転移を危惧しての治療のようです。
これから時々会うことになるかもしれません。
同じ立場の人との情報や思いの交換は、とても精神的に安心感を得られます。

陽子線の照射は正味5分ほどです。
私の場合は、特に身体への負担はいまのところ(照射後2時間経過していますが)特にありません。気のせいか、頭部の後ろにほてりを感じますが、治療と関係あるかどうかはわかりません。あまりにもあっけない。
ただ陽子線の装置はこれまでの機器とは違います。動きも違いますし、発声音も違う。どの段階で陽子線が照射されているのか、訊くのをわすれてしまいました。

患者にとってはとても簡単な治療ですが、21日間、通わないといけないのがいささかの負担です。
一応、全日程の時間を決めました。うまくいけば、417日に終了だそうです。しかし機器がダウンすることもあり、確定ではないそうです。

技師たちがみんなとても若いのが印象的です。
今回は4人の技師にお世話になりましたが、みんなとても若い。
やはり新しい技術だからでしょうか。

副作用などが出ないように、水素ガスの吸引をした方がいいと森内さんがアドバイスしてくれていたので、これから水素ガスの吸引を30分しようと思います。
森内さんのような、物事を肯定的に捉える友人が周りにいるので、安心です。
それに今日は天赦日だから大丈夫と近藤さんもメッセージをくれていましたが、そういうさりげない一言は最高のクスリです。

病気に取り組んでいる人がいたら、まずは元気が出るようなメッセージを送るのがお薦めです。
病気に関する知識などは、その次ですね。私の場合には、むしろ不要ですが。

 

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■前立腺がん治療体験報告11;今日から治療のための病院通いが始まります

いよいよ今日から国立がん研究センター東病院での陽子線治療のための連日通院が始まります。
今日は午後の予定ですので、午前中はのんびりできますが、これからの1か月、通院づめなので予定が立てられません。今日。たぶん治療計画が決まるのではないかと思います。

前回投稿以来、2週間たっていますが、その間もいろいろと書きたいこともあったのですが、世俗の用事?と思わぬ出会いなどに心身が向てしまい、投稿できませんでした。

投稿を思い立ったことは、たとえば「心療癌科」や「改めての民間療法の効用」「コモンズとしての医療」(これに関しては宇沢弘文さんが編集したとてもいい本があります)、それと「治療直前の当事者の心境」などがあるのですが、それよりも私の関心が別のところに向いてしまっていて、書けませんでした。

「治療直前の当事者の心境」は、今でないと書けないので、これはちょっと失敗しました。もし今日の午前中、時間が取れたら書いてみようとは思いますが、今日の午前中も予定が入っているので難しいかもしれません。

でもまあ、治療よりも他のことに関心が向いてしまうこともまた、「治療直前の当事者の心境」かもしれません。これは先日、湯島のサロンに久しぶりに参加した友人が、がんから関心をそらしたくて、こんなにサロンばかりやっているのですか、というような感想を言ってくれたので気づいたことですが。

もちろん意識的にはそういうことはありませんが、確かにあまり考えたくはありませんでした。

こんなことを書いているなら、きちんと「治療直前の当事者の心境」を書けと言われそうなので、もうやめます。
ただこの2週間は、がん以外にもいろんな身体障害に見舞われています。
歯が欠けた、腰痛がひどくなった、そのうえ、もしかしたら挫骨した?、などなど。
今も左側の胸が痛い。困ったものです。

あっ! もう6時半を回ってしまった。テレビ体操をしそこないました。録画した画面でやらなかればいけません。
ということで、今日は、午後から病院です。
うれしいことがあるといいのですが。

 

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2024/03/14

■湯島サロン「請願権の現実をご存じですか」報告

湯島のサロンでは、今年は改めて「平和」をテーマの一つにしようとしていますが、生活レベルでしっかりと平和を考えていこうという生活目線での平和サロン(茶色の朝サロン)も再開します。

このシリーズでは、単に話し合うだけではなく、実際の行動へとつなげていくことを意識していきたいと考えています。実際に具体的な課題に取り組んでいる方の呼びかけを歓迎していますので、呼びかけたい方は気楽にご連絡ください。
ここでも平和は、私たちの生活の安心につながる問題はすべて対象にしています。ただし大上段に「平和」を語るのではなく、実践が伴うものを重視したいと思っています。

今回の問題提起は、自分に降りかかってきた交通事故の問題に絡んでぶつかった「不都合な現実」を題材に、生々しく請願権活動に取り組んでいる濱中都己さんによる「請願権」がテーマです。
参加者も実際にさまざまな活動に取り組んでいる女性たちの参加が多かったこともあり、最後まで生々しい話し合いになった気がします。

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途中で、ふたりの人からドイツの法学者イェーリングの「権利のための闘争」の言葉が引用されていましたが、実践活動に取り組んでいる女性たちの言葉には、やはりエネルギーを感じます。頭だけでの話し合いとは違うので、たくさんの刺激をもらいました。でもやはり男性と女性とでは思考回路が違うような気もして、男性の私としては、いささか身を縮めながら話を聴いていました。

濱中さんは、母親の自動車事故の話から話し出しましたが、すべてはそこからは始まったのです。ですから、実に生々しい。その事故の保険金の支払いをめぐって、濱中さんにとっては納得できないことが続出し、それを調べていくうちに、健康保険法の運用の問題点や金融ADR制度のおかしさやスラップ訴訟問題に行き当たったのです。

そして、いろいろな取り組みをしているうちに、憲法で保障されている請願権制度もまた形骸化していることに気づき、その問題に取り組みだしたのです。
実際に濱中さんは現在、2つの請願を国会議員の協力を得て、国会に提出しています
10年以上、ほぼ独力で進めてきた、その実践には頭が下がります。

でも一人では限界がある。そこで濱中さんは「みんなの請願支援センター」をみんなで作ろうと思いつき、湯島でも3年前にサロンを開いてくれました。でも「おかしなことを正そうという取り組み」は際限がなく、次々と問題や「闘争」に巻き込まれ、「みんなの請願支援センター」づくりはなかなか進まない。

今回は、そうした状況を打破して、前に進んでいく仲間を見つける呼びかけでもあったのです。

今回、濱中さんが問題提起した呼びかけは2つです。

まずは、請願権の制度を生きたものにしていこうというための組織づくり。加えて、いま実際に濱中さんが請願活動で取りくんでいる金融ADR制度や損保業界での保険金処理の仕方などでの国民の利益が損なわれている実態を広く知らせたいということです。その問題は、すべての人に関連しているからです。
そして、この2つは濱中さんのなかではつながっているのです。

最後に濱中さんは、いささかのジョークを込めて、面白い提案を出してきました。
「みんなの裏金基金協議会」を発足させ、互助会政党をつくろうというのです。
これに関しては、話し合いには至りませんでしたが、そこに込められた思いには、共感しました。しかし生活者感覚の女性たちには、なかなか受け入れられなかったのかもしれません。そこに男女の差を感ずると言ったら、非難されそうですが。

いずれにしろ、社会を憂えているだけでは、何も変わりません。
濱中さんの活動を広げていくために、何かできることを考えていこうと思いますが、一緒にやっていく人を募集したいです。
自動車事故の保険金支払いで問題を抱えている人、請願権活動で苦労している人、司法問題で大変な思いをしている人など、当事者意識のある人は特に大歓迎です。気楽に私宛にご連絡ください。

ちなみに、日本国憲法16条には次のようにあります。
「何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない」。
ここに定める請願権は、年齢に関係なく、外国人や参政権のない人も請願権櫛ができます。この条文がしっかり守られていけば、私たちの生活は間違いなく守られるような気がします。

近いうちにまた請願権(日本国憲法16条)を学ぶサロンや金融ADR制度や損保業界での保険金処理の問題を話し合うサロンを開催したいと思いますので、ぜひ問題を抱えている人や関心のある人の参加をお待ちしています。

 

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2024/03/13

■第30回益田サロン「生物と環境の二重円錐モデル」報告

細菌学の視点を基軸に、生物と環境の関係を考え、そこから社会の様々な問題を捉えなおそうという益田サロンも30回目を迎えました。
回は、昨年末に行きついた「生物と環境の二重円錐モデル」をベースに、「言葉」を切り口に、改めて、言葉や時間を持った人間の視点で、生物と環境の問題を考えていこうということになりました。

最初に益田さんは、「言葉は、時間を越えて、事物の存在を保証する」と話しだしました。空間的な円形モデルでの生物と環境の捉え方とは違って、円錐モデルにおいては、時間の観念が生まれ、存在は動き出すのですが、それらは言葉によって保証されるというわけです。言い換えれば、言葉が時間を生み出したと言ってもいいでしょう。

しかし、「事物の存在」を「保証する」とはどういうことか。
初参加した人が、最近、自分の名前を変えたという話をしてくれました。
これまでは生まれた時に親から与えられた「名前」で生きてきたが、定年で仕事をやめたのを契機に、別の名前を使うことにしたというのです。

その人が言うには、自分はどんどん変化しているにもかかわらず、名前によって自分が「固定」されている。そうした名前によって構成されているアイデンティティを解き放ちたいというのです。
言葉(名前)と実体(事物の存在)との関係は、言葉から考えるか、存在する事物から考えるかで、逆転します。たとえば、「保証」が「支配」「拘束」になることもある。

また「保証する」対象は固定した事物なのか変化する事物なのかによって、「存在」の意味合いが変わってきます。いささかややこしく言えば、即自的なアイデンティティか対自的なアイデンティティかと言ってもいいでしょう。

そこから、生物(主体)と環境の二元論的・二次元的ではない関係が見えだすのではないかという気がしますが、今回はまだ「存在」や「保証」の意味を深めるまでには至りませんでした。

さらに、言葉が生み出す「環境」と円形モデルで考えられていた「環境」との違いも整理する必要があるような気がします。「関係」と「境界」の問題も少し出ましたが、まだ話し合いにまではいきませんでした。これもとても面白いテーマだと思います。

モデルが「進化」した以上、言葉や概念もまた「進化」させる必要があるような気がします。そのあたりの理解の共有が難しいために、なかか話し合いが難しい。

もう一つ、益田さんが提出した命題は「言葉は環境である」ということです。
「身体あっての心」というのはこれまでも何回も出てきた命題ですが、円形モデルの場合、「環境あっての生物」というように、環境が生物(のようなもの)を生み出してきましたが、言葉が生まれた円錐モデルになると、逆に環境である言葉が、生物のようなものを生み出すことになると益田さんは言います。
ここで生物と環境の転回が生まれるわけです。さらには環境や生物の意味合いも変わってくるような気がします。

と、今回もまたかなり私の勝手な解釈を入れて整理してみましたが、益田さんの意図に沿っているかどうか自信がありません。

たとえば、あとで確認したら、益田さんとしては、言葉はその対象を生物のようなものにする。つまり言葉によってその対象は復元性すなわち持続的に存在を続ける(対象が不変のものになる)ことができるようになる、という意味で、「言葉は環境である」という命題を出したそうです。

というように、なかなか話し合いがかみ合わないのは、やはり基本となるモデルの理解や「言葉」の意味が共有されていないからではないかという気がします。

そこで次回は、益田さんと相談して、これまでの集大成も兼ねて、「生物-環境」益田モデルを益田さんにていねいに解説してもらい、そこからいくつかの論点課題を提起してもらおうと思います。

これまでに、様々な論点・課題が出てきているように思いますので、改めての益田さんのモデル解説から、シーズン2の益田サロンを開始したいと思います。
次回の益田サロンは415日(月曜日)を予定しています。
ぜひ新たな参加者も含めて、みなさんの参加をお待ちしています。

Masuda30000

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■湯島サロン「攻められたらどうするのか? 真の安全保障政策を考える」のご案内

今年は改めて「平和」の問題を考えるサロンの継続開催をしていますが、その第2回目として、昨年末、「攻められたらどうするのか? 真の安全保障政策を考える」という論考をまとめられた折原利男さんに問題提起をお願いしました。

折原さんがメッセージを送ってきてくださいましたので、それをもって案内に代えさせてもらいます。「安全保障政策」などというと敷居の高さを感ずる方もいるかもしれませんが、折原さんの論考を読んでもらうとわかるように、私たちの生活に深くつながっている問題です。さまざまな立場の人たちに参加していただきたいサロンです。

以下問題提起をお願いした折原さんからのメッセージです。

憲法「改正」賛成派の人々が、9条を守ろうとする護憲派、非武装論の人々に問い質すのが、「他国に攻められたらどうするのか」というような言葉です。現在の世界情況のなか、私たちも何らかの場で、そう問われる可能性があります。人に問われるまでもなく、自問する必要もあるでしょう。そう問われたらどう応えるのか。

まずこの問いには、攻められることを前提にしているという問題があります。わが国が防衛費を倍増し(赤ん坊も含めて1人あたり年間9万円)、「敵基地攻撃能力」を持ち、軍事同盟を強化すれば、本当に安全は保てるのでしょうか。

現在のウクライナの惨状を見ると、たとえ自衛のためといっても、戦争を始めたら最後、国民の生命、財産を守るのは不可能で、国と国民全体が壊滅的打撃を受けてしまうことが分かります。それは何としても避けなければなりません。そのための真の安全保障政策とは何か、ということを皆さんとご一緒に考えたいと思っています。

いろいろなお考えがあると思いますが、短いサロンのなかで議論を深めるために、拙稿(20ページ)を添付させていただき、できるだけ目を通しておいていただけると幸いです。この論考は、私が参加し、編集担当もしている文芸同人誌『AMAZON』(創刊1962年)2024年1月号(№523)に載せたものです。

合わせてですが、今回のテーマに関連した拙稿「今こそコスタリカに学ぶとき」(AMAZON20237月)(19ページ)も添付させていただきます。若干だぶっている部分もありますが、コスタリカの主権者教育を中心に書いたものです(以前、コスタリカ訪問をもとにしたサロンもさせていただきました)。

今回のサロンのテーマを考えていくと、必然的に教育の問題にもつながっていくと思われますので、この拙稿にも目を通しておいていただくと幸いです。

いささか宣伝めいて恐縮ですが、この同人誌、昨年、思いかけず全国同人雑誌協会(加盟354誌)の全国同人雑誌大賞(第2回)を受けました。文学が好きな方、詩や小説や評論、あるいはドキュメンタリーを書いてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ気軽にお声がけください。

〇日時:2024年4月14日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「攻められたらどうするのか? 真の安全保障政策を考える」
〇問題提起者:折原利男さん(文筆家)
〇会費:500円

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〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2024/03/10

■節子への挽歌5911:また歯がかけた?

節子

歯冠をかぶせていた歯が欠けたので、それを抜いて今治療している途中なのですが、今度は反対の歯がまたかけてしまったようで、歯の破片がとれてしまいました。
またまた固いせんべいを食べてしまったからです。
ちょっと大丈夫かなと思っていたのですが、大丈夫だったので気を許して食べ続けていたら、またやってしまったわけです。
同じ間違いを2回もやってしまうとは困ったものです。
しかし放置しておくわけにはいかずに歯医者さんに電話してみてもらうことにしました。

で、行ってみると、なんのことはない、歯が欠けたのではなくて、いま治療仲のかぶせていたものの一部がはがれてしまったようです。
これはもう私の責任で、恥ずかしい限りです。
実に困ったものです。

でもまあよかったです。

歯医者さんに行くと必ず思い出すのが節子です。節子は癌で長期治療になるとわかったときに、歯はきちんと治療しておこうと友人の知り合いの歯医者さんに通ってみんな直してから手術したのです。
その時、節子が間に合ってよかったと言っていたのが、奇妙に記憶に残っているのです。

その時にはまだいま私が通っているいしど歯科医はなくて、みんな違う歯科医に通っていたのですが、節子はそこが好きではなかったのです。
もしいまのいしど歯科医を知っていたら、節子はきっと気に入って喜んだはずです。
この歯医者さんに来て、横になるといつもそれを思い出します。
それに私がここに通い出したのは、まさに節子を見送った直後からですので、いつも、涙を出しそうになりながら治療を受けていたはずです。

そんなこともあって、私はこの歯医者さんが大好きなのです。
最初は、もうそう長く生きるつもりはないので適当に処置しておいてくださいというようなことも言った気がしますが、最近はすべていしど医師任せです。

だから歯が欠けていしどさんにまた通えるのはうれしいのです。

 

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■生きづらさをテーマにしたサロンをやろうと思います

また朝の思いつきでしかないのですが、生きづらさをテーマにしたサロンをやろうと思います
今朝起きてパソコンを開いたら、ふたりの友人から「生きづらさ」に関するお薦め書籍とお薦め講演の連絡がありました。迷っていたのですが、おふたりの関心を知って、開催することに決めました。問題は切り口ですが。

友人が進めてきた書籍は、貴戸理恵さんの『「生きづらさ」を聴く』です。私も読んでいますが、大阪で活動している「生きづらさからの当事者研究会」、俗称「づら研」での実践をベースに、生きづらさに取り組んだ本です。
私も別の友人から教えてもらって読んだのですが、私が取り組んでいる活動(とまでは言えませんが)と通底しているものを感じていました。

もう一人が薦めてきたのは、東野哲彦さんの講演です。騙されたと思って一度聴いてくださいと書いてきました。若いころはともかく、この歳になると騙されることはないのですが、聴かなくてもメッセージはほぼわかります。
東野さんの「耕せ・にっぽん」の活動も少しは知っていますし。

友人は、「少し『引きこもり』脱却の手法は違いますが」、と書いてきましたが、私は『引きこもり』脱却などという発想は皆無です。そもそもそんなことをしようとするから、生きづらくなり、ひきこもりに意味を感じてしまうように思うからです。なかなかそういうことは伝わらない。

私の生き方は、ありのままに、〈今ここ〉を前向きに生きることです。
そういう生き方であれば、生きづらいなどということは起きようもない。

でもやはり生きづらさが問題になっているのがいまの日本。
今朝、この2人とのやり取りで、生きづらさのサロンの切り口が見つかりました。
ドロモロジーです。
できれば3月なかに開催したいと思っています。
どなたか問題提起してくれる人はいませんか。

 

 

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2024/03/09

■節子への挽歌5910:ぴょんぴょん兎が戻ってきました

節子

にこが夏休みの宿題でつくった科学工作作品が千葉県の児童生徒・教職員科学作品展で入選したことは前に書きましたが、いろんなところを回って、ようやく自宅に戻ってきました。
それでゆっくりと見せてもらいました。

磁石の同じ極が反発することを利用して、うさぎが飛び跳ねるようにしたのですが、きちんと見せてもらって改めて感心しました。展示場では触らせてもらえませんでしたので。
改めて動かしているにこの写真を撮りたいと言ったのですが、またまた拒否されました。
褒美に本をプレゼントするので買いに行こうと言いましたが、明日があるので今日はいかないと断られました。明日はまたチアダンスの発表会だそうです。
にことはなかなか付き合ってもらえません。何しろ優先順位はかなり後ろなもので、まあよほど気が向いた時でないと相手にはしてもらえないのです。

ところで、この「ぴょんぴょんうさぎ」はなかなかのものです。
こんなに飛び上がるとは思ってもいませんでした。
以前、じゅんからもらっていた動画を添付します。

箱を動かすとうさぎが磁石に反応して飛び跳ねるのです。
https://www.facebook.com/cwsosamu/videos/1422873715250897

今年の夏休みは何を創るか楽しみです。

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2024/03/08

■節子への挽歌5909:にんにく臭

節子

癌は熱に弱いので、基礎体温を上げるのがいいと言われています。
癌だけではなく、体温は36.5度以上をキープするのがいいとも言われています。
私の最近の平熱は、36度前後でした。
それで何とか平熱を上げようと思い、ゆっくりと湯船に入って温まることと同時に、にんにくを食べることにしました。
いわゆる黒にんにくです。

むかし節子の実家から送られてきたことがありますが、当時は苦手で結局誰も食べなかったような気がします。
今回はある人が持ってきてくれたのですが、食べてみたらおいしかったので、これなら続けられると思い、ネットで購入しました。
安いものを購入したので、あまり出来栄えはよくないものもあるのですが、でも毎日食べるようにしています。

黒にんにくだけではありません。
味噌にんにく、醤油ニンニクなども買ってきて時々食べるようにしています。
生のにんにくをレンジでチンして食べることもある。
そのおかげで、最近の平熱は36.5度を超えるようになりました。

ところが、自動車に乗っているとユカがにんにくの臭いがするというのです。
それどころか部屋もにんにく臭がするというのです。
困ったものです。

それで先日、友人と一緒に食事をする機会があったので、訊いてみました。
幸いにおふたりとも、気にならないあといってくれました。
でも気にならないってことは、にんにく臭がしていることなのかもしれません。

そんなわけでみなさんには迷惑をかけているのかもしれません。
でももうしばらくは黒にんにくは食べ続けるつもりです。
でももう少し高価な良質のものにかえないといけないかもしれません。

がん対策はお金がかかります。

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■半田滋さんの「台湾侵攻に巻き込まれる日本」をぜひ読んでほしいです

今日は雪だったので、予定を変えて、自宅で読書をしていました。

午後は晴れてきたので、出かけられたのですが、世も出した本が面白くて、結局、外出はやめて本を読んでしまいました。防衛ジャーナリストの半田滋さんの「台湾侵攻に巻き込まれる日本」(あけび書房)です。

軽い気で読みだしたのですが、「はじめに」の「ウクライナ侵攻後のロシアが法律を改正して情報統制に走り、国民の口封じをしたのと同じ事態がこの日本で静かに進行している」「この国を愛し、自分自身や親しい人たちの安全を願う人々にとって重要なのは事実を学び、進むべき道筋を見つけ出すことである」という文章にまず共感しました。

つづく本文は、最初に戦場になりかねない与那国島のルポから始まっていますが、湯島でも何回間関連したサロンをやっていますが、まさに「要塞化」する与那国島の仲間生しい雰囲気が伝わってきます。

内容は、安倍政権以来の憲法を無視した日本政府の暴走を事実をベースに解説してくれています。書かれていることには、とりわけ新しいことはなく、過激なこともありませんが、改めてこの10年の日本の政治に憤りを感じます。

最後の「終わりに」で半田さんが呼び掛けている文章を読んだ時、涙が出ました。

わたしたちは闘わなくてはならない。何が正しくて、何が間違いなのかを見極め、声を上げなければならない。自分や愛する人のために、次の日本を支える子どもたちのために。

ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。
岸田さんのご家族のみなさんにも。

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2024/03/07

■節子への挽歌5908:対話をする姿勢に学ぶことがたくさんある

節子

今日はちょっと自慢話です。
先日の私の話すサロンに参加した人が、終わった後、別の参加者にこんなメールをくれたそうです。

佐藤さんの人と対話をする姿勢には、学ぶことがたくさんありました。
佐藤さんがお話しする会にまた行ってみたいです。

節子が聞いたらなんというでしょうか。
他者の話をきちんと聞けるようになってよかったね、というかもしれません。

私が、他者の話を聴くようで聞いていないと、節子は知っていたはずですから。
私自身は、昔から、他者の話には耳を傾ける姿勢を強く意識していました。
でも長年一緒にいると、本当のことがわかるものです。
私は、話を聴くよりも、話をする方が好きなのです。

それに聞いているようで、意外と聞いていない。そのことを身をもって教えてくれたのも、節子でした。一緒にサロンをやっていたころ、帰路の電車の中で、節子から私の話し方や聞き方を注意されたことも何回もあります。いつも実に的確でした。
節子が、それとなく気づかせてくれたことも山ほどあります。

節子にはそんな意識は皆無でしょうが、私はたくさんのことを節子から学ばせてもらいました。
でもいまは、対話をする姿勢に学ぶことがたくさんある、と言ってくれる人がいるようになったのです。
でも、今もなお、佐藤さんは話を遮りすぎる、もっと人の話をきちんと聞いてほしいと、言う人もいます。

他者の話を聴くのは、本当に難しいものです。

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2024/03/06

■節子への挽歌5907:朝の入浴

節子

最近、朝の入浴がルーチンになっています。
早いときには、起きてすぐ入るので、5時過ぎの入浴もあります。
高齢者のお風呂での死亡も多いので、気をつけながらゆっくりと浴槽に入るようにし、浴槽では20分くらいゆっくりとつかります。
時に、入浴したまま軽い体操をしたり腹式呼吸したり、足の裏をもんだりします。
今は水素ガスを発生させながらの入浴も多いです。

朝の入浴は身体を温めてくれます。
入浴中に部屋を暖めておき、そのまま、パソコンに向かいます。
入浴の前後にテレビ体操をします。
これも最近のルーチンです。

もう一つ朝のリンゴジュースもルーチンになっています。
基本は入浴前に、リンゴと人参とレモンをミキサーに入れおき、お風呂上がりにミキシングして飲みます。
もっとも最近は稟議がないことが多く、代わりにりんごジュースを使うこともありますし、レモン代わりにポッカ檸檬を使うこともある。だんだん手抜きになってきています。
でもまあ続けているのはいいことです。

入浴は、そんなわけで毎日2回です。
最近はただ浴槽に浸かるだけのことが増えてきましたが、そのおかげか、体調はいたっていいです。
水素の効用かもしれませんが、ともかく身体をあっためるのはいいようです。

浴槽に浸かっているときには、いろんなことを考えます。
時々、新しいことを思いついて、取り組みだすこともありますが、ワルサくんとの対話も少なくありません。
私の中にあるがん細胞のワルサくんも、私の一部であることは間違いありません。
最近は、私の細胞でもあるがん細胞が、病気になってしまったという受け止め方をしていますので、ワルサくんはむしろ私の身代わりでいま苦労しているわけです。
だからがん細胞のワルサくんと一緒になって、今治療にあたろうとしているわけです。

まあ、そんなことを入浴中に考えているわけです。
朝の入浴は、しかし、とてもいい習慣です。
もっと早くから取り入れるべきでした。

節子も朝の入浴をしていたら、奇跡はもっと早く起きていたかもしれません。
返す返すも残念でなりません。

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■湯島サロン「コモンズの共創① 公と共の違いを考える」報告

久しぶりに私が問題提起させていただく連続サロンをスタートさせました。テーマは「コモンズの共創」。隔月開催を予定しています。

私が考えているコモンズは、「みんなのもの」という意味ですが、いわゆる「公」とは真反対なベクトルを持つ「共」なのです。ですから、そもそも「公共」という言葉は実態を覆い隠す言葉のような気がしています。

これは、湯島のサロンを始めて以来、その根底に置いている考えですが、なかなか伝わらないようです。そんなことから、改めてコモンズとは何かを考えていこうというのが、今回の連続サロンを思い立った意図なのです。
そこで、第1回の今回は最近、湯島のサロンでも話題になっている「公と共」を取り上げ、私の考えを問いかけさせてもらいました。

初回なので、いろいろな問題を含ませた形で総論的なパワーポイントをがんばって作成し、40分ほど話をさせてもらいました。その内容を報告していると長くなりますので、省略します。その最後の3枚だけを添付します。関心のある方はご連絡いただければ、パワーポイント全体をデータで送ります。

今回のテーマに関しては、次のような話をさせてもらいました。

日本における「公」は、パブリックというよりも、むしろ「官」(お上)に近く、「公共」という言葉に含意されている「みんなのもの」という「みんな」も「民」(臣民)というニュアンスが強く、主体性を持った個人というよりも、「官から捉えた民」という感覚が強い。国鉄などの「民営化」によって、国民みんなの財産が企業の財産になってしまったのは、その表れの一つではないか。
日本国憲法でも、主権者とされる個人の権利や自由よりも、公共の福祉が優先されており、しかも自民党の憲法改正案では、「公共の福祉」が「公益および公の秩序」に置き換えられていることに示唆されるように、「公共」も「公」に近い概念である。
最近話題になっている「コモン」とか「コモンズ」は、むしろ公とは対極にある概念であり、公共とは真反対のものであることを明確にする必要がある。

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その根底にあるのは、社会を捉える視点であり、全体を起点にするか個人を起点にするかというパラダイム(発想の枠組み)の違いがある。
これまでは、全体を起点に社会を捉えて個人を考えてきたが、視点を逆転させて、個人を起点に社会を考えていくべきではないか。
そういうベクトルで考えれば、経済学も政治学も、行政も福祉もすべて大きく変わっていく。逆に、そうしたパラダイムシフトをしない限り、事態は何も変わらないのではない。

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Photo_20240306072401 かなり大雑把な議論ですが、まあそんな問いかけをさせてもらいました。
そして話し合いに入りましたが、応答に精いっぱいで、話し合いの内容が思い出せません。困ったものです。どなたか代わりに報告してくれませんか。
なにやらだいぶ私が批判されたような気もしますが、でも残念ながら話し合いまでにはいかなかった気がします。今回もまた説明不十分で、話し合いが始まるまでの説明ができなかったようです。

たとえば、コモンズの時空間的な広がりや社会の捉え方をパラダイムシフトした場合の個人の具体的な行動変容に関する質問もありましたが、いずれも私には自明のことです。

一言で言えば、自分を素直に生きることから社会を再構成していこうということで、まずは身近な社会をコモンズとして主体的に関わっていこうということです。
ただコモンズは、そこに存在するわけではなく、変化し続けている(つまり生きている)ものだと考えています。だから「共創」なのです。サロンでも参加者の一人が指摘してくれましたが、個と全体はホロニックな関係です。
そして、私自身とつながるコモンズを時空間的に徐々に広げていこうということです。私自身と無縁な社会は私には存在しませんが、その社会に私のコモンズをできるだけ広げていくのが私の目指す生き方です。(雑駁な説明ですみません)

私はそういう生き方を長年やってきていますが、どうもそれが他の人にはなかなか理解してもらえないようです。しかし、誰かに指示してもらう生き方から抜け出して、その気になれば、誰でも、すぐにでもできることです。もちろん実際にそうできるようになるまでには時間がかかりますが、そういう生き方を目指すことならば今すぐにもできるはずです。もっとも、私はそういう生き方に主軸を置いてからもう30年以上経過しますが、まだまだです。

次回は5月の上旬に「コモンズの悲劇と幸せ」をテーマに開催する予定です。
しかし今回のサロンは、たぶんに消化不良の気がしますので、今回、参加できなかった方も対象に、4月に今回の話を踏まえての話し合いだけのサロンを開催する予定です。
日程が決まったら案内をさせてもらいます。

Commons

 

 

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2024/03/05

■湯島サロン「サンティアゴ巡礼に出かけてきます」のご案内

湯島サロンでは、何回か、サンティアゴ巡礼者のサロンを開催していますが、今回はちょっと趣旨を変えて、これから巡礼に出かける仲谷さんに話題提供してもらおうと思います。

湯島のサロンの常連のおひとりの鈴木章弘さんは、サンティアゴ巡礼路を何回も歩いています。昨年も歩いてきて、湯島のサロンでも2回ほど話してくれました。仲谷さんも、毎回、それを聞いているばかりか、サロンの後の二次会(私は参加しません)でも鈴木さんとは何回も話をしているはずです。

そうしたことが影響しているのかもしれませんが、仲谷さんが急になぜサンティアゴ巡礼を決めたのか、とても興味があります。
それに、仲谷さんは、途中でもネット配信をしてくれるかもしれないので、巡礼者の仲谷さんと巡礼観察者の仲谷さんのおふたりの変化に接しられそうです。巡礼のビフォー/アフターを実感するいいチャンスです。
それで仲谷さんには申し訳ないのですが、私の関心事にとっての実験台になってもらおうと密かに思い、このサロンを企画しました。

仲谷さんのことですから、もしかしたら巡礼後もどこかを放浪してくる可能性があります。それが長引いたら、帰国した頃には私は別の旅に出かけているかもしれません。

巡礼前の仲谷さんの思いなどをお聞きしながら、できれば参加者それぞれの期待を仲谷さんに託すのもいいかもしれません。まあ仲谷さんがそれを受けるかどうかは全く保証できませんが。

いずれにしろ、鈴木さんのサンティアゴ体験とはまた違った巡礼体験談が聞けるかもしれません。これからサンティアゴ巡礼に行く人には疑似体験もできるかもしれません。

というわけで、サンティアゴ巡礼未体験者によるサンティアゴ巡礼サロンです。
みなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2024年3月24日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「サンティアゴ巡礼に出かけてきます」
〇話題提供者:仲谷透さん(視覚文化愛好者)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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■節子への挽歌5906:秘密基地

節子

天気がいいのに、めずらしくにこが2階にやってきました。こんな日は友だちと遊びに出かけて、家になどいないはずですが。
私が畑もどき作業をしている空き地に、友だちと一緒に「秘密基地」をつくっていいかというのです。私も仲間に入れたらいいと言いましたが、受け入れられませんでした。

それで、毎朝の登校に私もついていっていいかと提案しました。朝の散歩をルーチン化しようと思って昨日思いついたことなのですが。
にこがどうして、と理由を訊くので、、途中で倒れたら大変なので一緒に歩きたい、といったのですが、即座に拒否され、散歩に行くなら別の道で行って、とにべもない。まったく冷たい孫です。

で結局、にこの言い分だけが通りました。まあ、とてもささやかな条件と引き換えにしましたが。にことの交渉はいつもなんだか割の悪い結論になってしまう。困ったものです。

ただし、その空き地に育ってきていた何本かの樹木(一部はかなり大きくなっていました)を、最近、青木さんがすべて伐採していましました。したがって秘密基地はつくりにくいはずです。わが家の真下なので、にこにも見えているはずですが。
さてどういう秘密基地がつくられるか、お手並み拝見です。

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■湯島サロン「複音ハーモニカ音楽の不思議」報告

今回の話題提供者は福岡在住のハーモニカ奏者 西川義夫さんです。

西川さんは60歳からハーモニカ人生を始め、いまはプロ奏者として世界を舞台に活躍していますが、そうした中で、ハーモニカの演奏の持つ不思議な力に気づき、その解明に取り組みだしています。

今回のサロンでは、西川さんは、ドラマチックな人生物語の一部とハーモニカの話、そしてハーモニカの不思議な力について、映像とハーモニカ演奏を交えながら3部構成で話してくれました。

最初に紹介されたのが映画「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵の写真でした。
映画の中で、水島上等兵は「埴生の宿」を竪琴で弾くのですが、その「埴生の宿」が西川さんの人生を決めたそうです。そこから、大学生時代に家出して九州での三池争議に参加し……と波乱万丈の西川さんの人生が始まるのですが、思い切り省略すれば、55歳の時に難病に襲われ、その治療のために、これまたドラマチックな経緯を経て、中国の山奥で4か月、治療することになったのです。

その時にハーモニカを持参し、治療中、自らの心を癒すために宿所で独りハーモニカを吹いていたそうですが、ある時、宿所のまわりに大勢の人たちが集まって聴きいっているのに気づいたのです。そこで、自分のために吹いていたハーモニカが、「人が聴いてくれる楽器」なのだと気づき、帰国後、プロのハーモニカ奏者になろうと決意したのです。

帰国後はストリートライブもやりながら、独学で練習を重ね、世界大会では2位入賞し、音楽教室の先生を頼まれたり、自らも教室を開いたりするようになったのです。
ストリートライブはすでに1000回を超えていますが、国内のみならず、ハーモニカ演奏で世界各地も回っています。

ハーモニカも今回10本以上も持参してくれて、音の違いを聞かせてくれたりしながら、いろいろと説明してくれました。ハーモニカという楽器の特性に関してもいろいろと解説してくれました。純芸術と大衆芸術との世界に二極化しているハーモニカの世界に関しても現状を少し話してくれました。西川さんは一匹狼的に活動しているようですが。
ストリートライブの様子も映像で見せてくれましたが、子どもたちが本当に楽しそうです。自然と歌い出し動き出す。そして仲間意識が生まれてくるようです。
話題に合わせて、埴生の宿や夜来香など、西川さん自身がアレンジしたメドレーも含めて、話の合間に数曲演奏もしてくださいました。

ところで今回のテーマの「ハーモニカ音楽の不思議」は、そうした話の中で、西川さんが出合ったことなのです。
たとえば、ポーランドで「夕焼け小焼け」をハーモニカで演奏した時に、聴いている人たちが涙を流したそうです。あるいは、アルゼンチンの野外音楽の聖地で演奏していた現地のグループにハーモニカ演奏での参加を申し出た時、最初は乗り気でなかった奏者が合奏しだしたら共感し、最後は抱き合うほどに心がつながった体験(映像で紹介してくれました)、さらには西川さんのお父さんが入院しもう意識を失っていたのに、耳元で小さくハーモニカで「埴生の宿」を演奏したら、目から涙が流れた感激。そういえば、中国の山奥の村で村人たちが、ハーモニカの音に魅かれて集まり聴きいっていたのも、不思議といえば不思議です。

こうしたことを体験しているうちに、西川さんはハーモニカの音が持っている不思議な力への関心を深めたのです。
ハーモニカには、なにか心を開き、心をつなげる不思議な力がある。もしかしたら世界を変える力が、ハーモニカにはあるのではないか。その理由を明らかにし、ハーモニカ演奏を世界に役立てたい。
しかし、日本の音響学者や情報学者は働きかけてもなかなか関心を持ってくれなかったようです。としたら、自分でやるしかない。このあたりが、いかにも西川さんらしい。

そこからハイパーソニック効果の話へと移りました。
人間の耳で聞こえる音は、20ヘルツから20キロヘルツまでの音域だそうですが、ピアノなどの楽器と違い、ハーモニカはそれを超えた高周波を出しているのだそうです。
ジャワ島の民俗音楽ガムランは、演奏者がトランス状況になるばかりか、演奏会場では全員がトランス状態になることで有名ですが、西川さんはガムランの話もしてくれました。さらに話は広がっていきました。

長くなってしまったのと、私の理解能力不足で冗長になりそうなので、報告はこの辺りでやめますが、ほかにもいろいろと興味深い話がありました。

サロンには、自らハーモニカの演奏活動をしている人やいろんな楽器を演奏している人など、音楽やハーモニカに造詣の深い人も参加していましたので、話し合いも盛り上がりました。かなり専門的な話も出ましたが、なんとなくハーモニカのすごさが私にも伝わってくるサロンでした。
参加者のハーモニカ演奏もありました。

私が子どもの頃は学校でもハーモニカは習った記憶がありますが、最近はないようです。
なぜそうなったのか。これに関してもいろいろと話題が出ましたが、いろいろと考えさせられることが多い話でした。
ハーモニカの位置づけの変化は、社会の変化の象徴と言えるかもしれません。経済のあり方や教育のあり方、芸術のあり方、あるいは生活のあり方を見事に象徴しているような気がします。 
逆に言えば、西川さんが言うように、もしかしたらハーモニカには世界の歴史を変える力がある。西川さんは、この問題をしっかりと世に問うために、まずは放送大学に入学し、論文をまとめて発表することにしたそうです。

ハーモニカは、1827年にドイツで製作されだしことから、1827がハーモニカ元年とされているそうですが、3年後の2027年はハーモニカがつくられだしてから200年目です。ハーモニカ3世紀に向けて、西川さんの論文が、ハーモニカの歴史を変えていくきっかけになるかもしれません。

西川さんのおかげで、音楽の力を改めて実感しました。子どもたちがどんな音楽環境で育つのかが世界を決めていくような気がしてきました。
音楽関係のサロンをまた開きたいです。どなたかぜひサロンを企画してください。

西川さんの活動は次のサイトをご覧ください。
西川さんの演奏も聴けるはずです。
https://www.youtube.com/channel/UCuP2fisX825tb1ZfzDCMwIw

 

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2024/03/04

■節子への挽歌5905:社会力向上クラブのトマさん

節子

人の出会いは時間の長さではありません。
前にも書きましたが、たった15分の立ち話からも生涯の付き合いは始まります。

一昨日の西川さんのサロンの前に、西川さんと昼食の約束をしていました。
西川さんから、友人も一緒でいいかというのでどうぞと言っていました。
それで昼食時前に湯島に行っていたのですが、12時前に会ったことのない方が湯島に来ました。その人がてっきり、西川さんの友人かと思ったのです。でもいかにも早いし、それに一人で来るのもおかしい。
でもまあ、その人も「早すぎましたか?」と言って入ってきたので、違和感なく、部屋にあがってもらいました。
湯島には私の知らない人もよく来ますので、まあこういうことはないわけではありません。

しかし、少し話しているうちに、どうも西川さんの友人ではなさそうな気がしてきました。
それで、失礼ですが…、と訊いてみたら、全くの別人でした。
午後のサロンの時間を2時間間違えてやってきた、私の別の友人お知り合いでした。

それで事情を説明して、とりあえず一時お引き取り願うことになりました。
その人も、まあせっかくなので湯島天神をお詣りしていくと言って退室されましたが、出際に名刺交換だけさせてもらいました。なんとなく親しみを感じたからです。
その直後に西川さんたちがやってきました。

ところが翌日、その人からメールが届きました。
その人は、私のことを友人から少しだけ聞いていたようです。
そして私と会って少しだけ話したことからでしょうか、こんなことを書いてきました。

佐藤さんのお話を聞いていて、まず頭に浮かんだのが、アストリッドとラファエルの中の社会力向上クラブのトマでした!
きっと佐藤さんはトマなんだと?

どうもその予想は当たったようです。
たぶんこの人との付き合いも始まるでしょう。
ちなみにその方は、サロンの時間を間違えていたのです。そのため、今回のサロンには参加されませんでした。

ところで、トマさんです。
「アストリッドとラファエル」というテレビドラマに出てくるのです。
私も最初からずっと見ている、フランスのドラマです。
ちょうど先日の日曜日がシーズン4の最終回の放映でした。
そこにもトマさんはちょっとだけでしたが登場しました。

トマさんは、無上にいい人です。ですからトマさんだと言われるのは最高の栄誉なのですが、それを喜びながらも、湯島サロンは「社会力向上クラブ」なのかもしれないという気がしてきました。こんなことを言うと参加者は気を悪くするかもしれません。でもそう考えると、いろんなことが納得できてしまうのです。

そういえば、その人は別れ際に、紹介してくれたTさんは変わった人ですよね、と言いました。私もそう思っているので、そうですね、と応えました。
でも考えてみると、その人も私も、ちょっと変わっているのかもしれません。
となれば、やはり湯島のサロンは「社会力向上クラブ」なのです。

というわけで、これからは少しトマさんに近づけるように頑張ろうと思います。
でも湯島のサロンで育つ「社会力」が、的を得たものであればいいのですが。

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2024/03/03

■節子への挽歌5904:久しぶりの私のサロン

節子

今日は久しぶりに私が話をするサロンをやりました。
テーマは「公と共を考える」です。
私が会社を辞めてから出合ったテーマは「コモンズの共創」です。

当時は「コモンズ」という言葉もあまり出回っておらず、「共創」とい言葉は私の知る限りありませんでした。
友人の瀬谷さんが翻訳書を出版するときに“コラボレーション”を“協創”と訳したのですが、それがどうもすっきりせずに、私は“共創”という文字を当て、その後、その表現を使っていました。たぶんまだだれも使っていなかったはずです。

北九州市である全国イベントを開催するときに、「共創」の言葉を使ったのですが、それを受け入れてくれたのがイベント事務局の北九州市役所の上野さんです。上野さんとはその後も一緒に新しいことに取り組みましたが、最近は交流がなくなってしまいました。

サロンには珍しい人が参加してくれました。
ひとりは先日久しぶりに連絡が取れた原田さん、それに加えて、半田さんも参加してくれました。半田さんにはずっとサロンをお願いしたかったのですが、今回初めての参加、これを機会にサロンもお願いしました。
半田さんとの付き合いはもう40年近くでしょうか。

久しぶりにコモンズの話をしました。
コモンズに視点を置くと世界は全く違って見えてくる。
生き方も当然変わってきます。

このテーマでのサロンを続けていこうと思っています。

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2024/03/02

■前立腺がん治療体験報告10:陽子線治療の準備が終わりました

いよいよ陽子線治療が始まります。
その準備も終わりました。15日から治療開始です。

そのための準備に、229日に、金マーカー留置術を受けました。
事前に説明書などもらっていましたし、看護師からも説明を聞いていましたが、あまり理解していませんでした。

まず抗生物質を受け取り説明を聞き、次に処置室に案内されたのですが、そこでお尻に金マーカーを埋め込む処置をすると教えられました。金マーカーって何ですかと訊いたら、ゴールドだと言われました。微細の金粒子を身体に埋め込んで、陽子線を照射する位置を確定するために使うのだそうです。痛いですか、と訊いたら、麻酔を打つが少し痛いと言います。そして椅子に座らされ、下半身を裸になって、処置が始まりました。ちょっとチクチクしましたが、たいしたことはなく、10分ほどで終わりました。その間、看護師が大丈夫ですかと何回も訊いてきました。しかし、医師や看護師とも話し合えるような環境で、質問したりしているうちに無事終わりました。

事前にもし知っていたら、いささか不安に思ったりしたでしょうが、説明をきちんと聞いていなかったのが、むしろ幸いしました。あまり予備知識を入れておくといろいろと考えてしまうので、こうはいかなかったかもしれません。
術後の出欠なども全くなく、無事終了。

3月1日は、陽子線の照射位置を確定するためのCTシミュレーターを受けました。
これも説明を聞いたのを忘れていましたが、待っているうちに、たしか水を300ccくらい飲んでおくように言われたなあと思いだして、受付前に飲んでしまいました。
これが実は災いしていくのですが。

混んでいたのか、少し遅れて医師が説明に来てくれました。そして、これから水を400cc飲んでもらい、その30分後の検査をしますと言うのです。水は病院が用意してくれました。さっき飲んだ水は無駄だったのです。
私は水を飲むのが極めて苦手なのです。脳神経外科医からは、毎日2000cc以上飲むようにと言われていますが、ジュースや珈琲なら飲めるのですが、水はダメなのです。
でも仕方なく、頑張って飲みました。
やはり事前の説明はきちんと聞いておいた方がいいですね。昨日とは全く反対の判断ですが。まあ、こんな感じで迷いながらの病院通いなのです。

やっとの思いで飲み干して、いよいよ検査。ところがやけに時間がかかります。なんと飲んだ水がまだ膀胱まで届いていないので正確な位置
けができないから、もう30分後に再検査だというのです。
30分まって再挑戦。ところがまた途中で検査がストップ。今度はガスが溜まっていて、というのです。お腹のガスを出そうと思いましたが、なかなか出ない。結局、医師と技師が相談して まあ これでいこうかということになりました。 共感できる判断です。しかし、どうも私の身体は西洋医学には向いていないようです。

まあこんな経緯はありましたが、準備は終了。治療は15日からです。

ところでこうしたやりとりの間にだいぶ前立腺がんのことがわかってきました。
いまなら治療はやめたい気分ですが、まあここまで来たのだから、路線通り治療を受けることにしました。また、やめた方がいいという人は多いでしょうね。

でも治療しようと決意した理由の一つは、私の治療は医療の進歩に寄与するような気がしてきたのです。
待合室で隣にいた小児がんの子どもを見ていて、そう思ったのです。まだまだ医師もわからないことが多いのです。協力できることは協力しないといけません、

病院にいるといろんなことが見えてくる。
自分の健康だけを考えていていいのか、そんな気になってきます。
それに医師や看護師の誠実さには頭が下がります。
なかにはそうでない医師や看護師もいないとは言いませんが。

まあいずれにしろ、2週間後から陽子線治療にはいります。

ちなみに体調は全く異常なし。
病人意識は相変わらず皆無です。
困ったものです。

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■節子への挽歌5903:西川さんとの再会

節子

昨日、15年ぶり(それ以上?)に福岡のハーモニカ奏者の西川義夫さんに会いました。
妻の葬儀の後、自宅に献花に来てくださって、そのときにも数曲、演奏してくれました。サロンでの演奏も心に沁みましたが、なぜハーモニカの音は心に沁みるのか、その理由の解明が来年度の西川さんの課題なのだそうです。

サロンの報告は別途しますが、帰り際に参加者のおひとりが、せっかくだからと言って2人の写真を撮ってくれました。
私の病気を心配してくださっている人に、私がまだ「病人」ではないことを知ってもらう意味も含めて、西川さんの許可を得ずに公開してしまうことにしました。

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別の参加者のおひとりが、西川さんと私の共通点を教えてくれました。
自分では気づきませんでしたが、どこか通じているところがあるかもしれません。
でも西川さんは実践してきているのに対して、私は実践せずにきてしまいました。
今日の話を聞いて、2027年までは元気でいることにしました。
養生生活に精出さないといけません。

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2024/03/01

■節子への挽歌5902:CTシミュレーター

節子

今朝は大きな地震で目が覚めました。
最近、房総半島初の地震が続いています。
大きな地震の予兆かもしれません。

そんな中、私は今日も今日もがん研究センター東病院通いです。
今日はCTシミュレーター。と言っても私にはほとんど理解できていませんが。
昨日は金マーカー留置術でしたが、あまりに予備知識がなくて(私の責任です)、驚きましたが、今日は前にもらった資料をきちんと読んでおきました。

がん研究センター東病院もだいぶ慣れてきましたが、実にシステムがうまく作られている一方で、人間的要素がしっかりと残っています。ですから時々不適合が起こりうるのですが、それが「良い救い」になっているような気もします。

システム的には、私はスマホに当病院のコンシェルジェのアプリを入れているのですが、それを見ると予約状況などが一覧できるばかりか、前日にリマインドメールが入るのです。それ以上に、会計もできるので、会計待ちしなくていいのです。

さらに今日は、薬をスマホで頼める薬局を活用してみました。処方箋を写真で送っておくと準備してくれて、後で行けばいいのですが、わが家の近くの薬局に頼んでおいて、帰りに受け取りました。薬局待ちもなし。
その薬局でまた余計な無駄話をしてしまいましたので、時間は少しかかりましたが。

人間的要素はまあいろいろあるのですが、個々の看護師やスタッフはとても人間的です。
あまりに「すいません」というので、「あなたが謝ることはない」と言ってしまったほどです。また施術中も、医師や看護師との話もできて、いろいろと教えてもらいました。
私には、病院もまた学びの場でもあります。

さて、今日はどんな展開になるのやら。
治療日程はなかなか大変そうなので(それで看護師が盛んに謝ったのですが)、また今日も新しい発見があるでしょう。

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