■節子への挽歌5924:サロンな仲間がまた一人、サンチャゴに行きます
節子
湯島では時々、スペインのサンチャゴ巡礼が話題になります。
節子も知っている鈴木さんが、時々、話をしてくれるのです。
そうした鈴木さんの話を聞いているうちに、サンチャゴ巡礼に出かけたくなる人も少なくありません。
その一人が、仲谷さんです。
そしてついに4月に出発することになりました。
そこで、出発前にサロンをお願いしました。
このサロンの報告は、時評編に書く予定ですが、今日がそのサロンだったのです。
仲谷さんのことを少しは知っているものとして、正直、大丈夫だろうかと心配でした。
彼のことだから、あまり準備もせずに出かけるのではないかという気がしたのです。
でもサロンを開くことにすれば、準備にもつながると勝手に思い込んでいたのです。
サロンで話を聞くと、思った以上に準備が進んでいました。
巡礼時に歩く靴も、いろいろと考えて最適なものを買っていました。
今日は、それを履いてきました。
でもなんとなく不安がある。
サロンをやっていると、いろんな人がやってきます。
それぞれにみんな「問題」を抱えている。
ホスト役の私には、なんとなくそれがわかってくるのです。
そして時々気にかけないといけないのではないかと思う人が出てくる。
仲谷さんは、その一人です。
まあ仲谷さんにとっては迷惑なことでしょうし、私も別に気にかけたいわけではありません。
でもなぜか気になる。
私が湯島のサロンをやめたいと思いながらもやめられないのは、そうしたことのせいかもしれません。
つまり「止めたい理由」も「止められない理由」も、なのですが。
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