■節子への挽歌5928:悔やんでも悔やみきれないミス
節子
時評編にも「取り返しのつかないミス」と題して書きましたが、がんセンターでお会いし、やっと話ができるようになった「10時の人」とつながりをつけないままに分かれてしまったことが、本当に残念です。
もし待合室隣のドトールでコーヒーで、21回お疲れ様を一緒に喜ぶコーヒータイムをもてば、すぎなみさんも喜んでくれたでしょう。
私もいろんな話も聴けたかもしれませんし、何よりも、友人が一人増えた。
しかし、もう「10時の人」に会うことはないでしょう。
そう思うと涙が出そうになるほど、哀しくさびしい。
気弱になっているからかもしれませんが、あの「10時の人」も気弱になっていた。
だからこそあんなにやさしかったのです。怒りも込めてはいましたが。
病院でのほんのわずかな時間の交流。
そこにこんなに大きな力があるとは、改めて驚きです。
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