■半田滋さんの「台湾侵攻に巻き込まれる日本」をぜひ読んでほしいです
今日は雪だったので、予定を変えて、自宅で読書をしていました。
午後は晴れてきたので、出かけられたのですが、世も出した本が面白くて、結局、外出はやめて本を読んでしまいました。防衛ジャーナリストの半田滋さんの「台湾侵攻に巻き込まれる日本」(あけび書房)です。
軽い気で読みだしたのですが、「はじめに」の「ウクライナ侵攻後のロシアが法律を改正して情報統制に走り、国民の口封じをしたのと同じ事態がこの日本で静かに進行している」「この国を愛し、自分自身や親しい人たちの安全を願う人々にとって重要なのは事実を学び、進むべき道筋を見つけ出すことである」という文章にまず共感しました。
つづく本文は、最初に戦場になりかねない与那国島のルポから始まっていますが、湯島でも何回間関連したサロンをやっていますが、まさに「要塞化」する与那国島の仲間生しい雰囲気が伝わってきます。
内容は、安倍政権以来の憲法を無視した日本政府の暴走を事実をベースに解説してくれています。書かれていることには、とりわけ新しいことはなく、過激なこともありませんが、改めてこの10年の日本の政治に憤りを感じます。
最後の「終わりに」で半田さんが呼び掛けている文章を読んだ時、涙が出ました。
わたしたちは闘わなくてはならない。何が正しくて、何が間違いなのかを見極め、声を上げなければならない。自分や愛する人のために、次の日本を支える子どもたちのために。
ぜひ多くの人に読んでほしいと思います。
岸田さんのご家族のみなさんにも。
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