■前立腺がん治療体験報告13;陽子線治療第1日目終了
陽子線治療第1日目が無事終了です。
初日なので技師の方が説明してくれました。
治療の前に水を400cc飲んで、1時間まってから陽子線を受けるのですが、その間、同じ前立腺癌治療の方と2人会いました。
いずれも私と同じく今日からの治療だそうです。
アイパッドを渡され、それで説明を読んでから、水を飲むわけですが、その後の技師とのやり取りを聞いていると面白いです。それぞれに反応が違うのです。
ついつい口をはさみたくなり、技師がいなくなってからそれぞれと雑談しました。
おひとりは片道2時間かかって毎日来るそうです。もう一人は柏市内の人。
いずれもいまは特に症状もなく、私と同じで骨への転移を危惧しての治療のようです。
これから時々会うことになるかもしれません。
同じ立場の人との情報や思いの交換は、とても精神的に安心感を得られます。
陽子線の照射は正味5分ほどです。
私の場合は、特に身体への負担はいまのところ(照射後2時間経過していますが)特にありません。気のせいか、頭部の後ろにほてりを感じますが、治療と関係あるかどうかはわかりません。あまりにもあっけない。
ただ陽子線の装置はこれまでの機器とは違います。動きも違いますし、発声音も違う。どの段階で陽子線が照射されているのか、訊くのをわすれてしまいました。
患者にとってはとても簡単な治療ですが、21日間、通わないといけないのがいささかの負担です。
一応、全日程の時間を決めました。うまくいけば、4月17日に終了だそうです。しかし機器がダウンすることもあり、確定ではないそうです。
技師たちがみんなとても若いのが印象的です。
今回は4人の技師にお世話になりましたが、みんなとても若い。
やはり新しい技術だからでしょうか。
副作用などが出ないように、水素ガスの吸引をした方がいいと森内さんがアドバイスしてくれていたので、これから水素ガスの吸引を30分しようと思います。
森内さんのような、物事を肯定的に捉える友人が周りにいるので、安心です。
それに今日は天赦日だから大丈夫と近藤さんもメッセージをくれていましたが、そういうさりげない一言は最高のクスリです。
病気に取り組んでいる人がいたら、まずは元気が出るようなメッセージを送るのがお薦めです。
病気に関する知識などは、その次ですね。私の場合には、むしろ不要ですが。
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