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2024/06/03

■湯島サロン「エルモット村からのお誘い」報告

長年、地上の楽園“エルモット村”づくりに取り組んでいる内藤明子(カシュカシュ)さんのサロンは、参加者が少なかったおかげで、じっくりと話し合いができました。

なかにはニューエイジ運動のど真ん中にいた人もいて、内藤さんとの話し合いはとても刺激的でした。また、いまの時代を生きづらく(つまり楽園の反対の世界として)さまよいながら生きている人も参加してくれたおかげで、こちらもまた刺激的なやりとりがありました。
ちなみにほかの参加者は、私も含めてですが、楽園でもない今の世界を、かなり“能天気”に生きているようなメンバーだったかもしれません。そんなメンバーだったこともあって、話し合いは生々しいながらも、クールに展開した気がします。

内藤さんが考える、地上の楽園は、俗な表現を使えば、「和文化で平和を実現する開かれた自治共同体」ですが、3つの柱があります。「日本の伝統文化」「お金を気にしなくていい社会」「宇宙との交流による意識の次元上昇(アセンション)」。うしろの2つは、CWSコモンズ村の目指すところと重なります。

サロンの冒頭、まず内藤さんが目指している「エルモット村構想」と、それを実現する資金集めのためのアプリ開発構想を簡潔にまとめた動画を改めてみんなで観ました。
次のサイトに動画がありますので、まだの方はぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=_l2rtItkHM4&t=267s

実はこの構想、特にアプリ開発に関しては、まとまったばかりの段階で、外部へのお披露目はこのサロンが初めてでした。内藤さんは、参加者の意見も聴きながら、どう進めていいかを、さらに考えていきたいようです。

つまり構想と計画はまだ進化途中なのです。地上の楽園は、神様がつくるのではなく、みんなで育てていかなくてはいけませんので、この進め方は共感できます。
もし内容にちょっとでも共感できるところがあったら、ぜひ仲間になってください。
感想など、内藤さんに送ってもらえるとうれしいです。

お金を気にしなくていい地上の楽園の実現のために資金が必要だというところに、違和感がないわけではありませんが、長年、マネーフリーの姿勢で活動してきた内藤さんがいま辿り着いた方策であるならば、それはそれで意味がある。しかし、そのアプリ開発のためにもまた資金がいる。まさにお金の世界はマトリューシカのように幾重にも入れ子構造になっています。そこから抜け出るには、やはり多くの人のつながりが必要になってくる。注意しないと、その「魔界」に引き込まれる恐れもないとは言えない。
お話を聞いていて、そんな気もしてきました。

でもまあ、ここは内藤さんの思いを大事にしたいと思います。
いずれにしろ現実からの次元上昇、というか、発想の転換が必要です。
話し合いでも、3つ目の柱の「宇宙との交流」がちょっと話題になりました。サロンの時には、内藤さんはここを「宇宙人との交流」と説明し、UFOとの遭遇の話もしました。私自身は、信じられないものを受容することこそが価値あることと思っていますが、残念ながら今の地上の世界では、宇宙人とかUFOとかいう言葉で引いてしまう人も多い。今の世を覆っている「常識」では、なかなかエルモット村構想はすぐには受け容れられないかもしれません。だからこそ、「意義」があると私は思うのですが

でも、こういう動きはいま、世界中各地で生まれだしているようにも思います。見えないものが見えだしてきた。その意味では、「西洋近代」の始まりと同じような時期かもしれません。

おかしな報告になってしまいました。
エルモット村構想に関しては次のサイトをご覧ください。
構想の詳しい解説も出てきます。

https://ermot.club/concept/

ちなみに、そこで内藤さんはこう書いています。

日本人は昔から、微生物や、発酵、言霊、八百万の神様など、見えないものを大事にして、活用してきました。 他方、地上には草木も生えない極寒地や砂漠地帯など、競争に勝たなければ生きてゆけない厳しい世界もあります。その競争意識は戦後日本にも流入し、今はもうすっかり、日本も競争社会です。 どうすれば、昔の感覚を取り戻して、平和を蘇らせることができるでしょうか?
「生存するため、お金のために働く生き方」から、「尊厳のある自分らしい生き方」へ。それを「和文化で実現する」挑戦に、ぜひご参加いただきたく、お誘い申し上げます。

また湯島でも、エルモット村のサロンをやろうと思います。
よかったら遊びに来てください。
私はいまや「村民」になった気分でいます。

Ermot20240526

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