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2024/06/04

■第32回益田サロン「破傷風菌から考える生物と環境の関係」報告

今回は、破傷風菌を切り口に、改めて「生物と環境の二重円錐モデル」への理解を深める予定でしたが、参加者が少なかったため、急遽、内容を変えて、自由な話し合いになりました。

ただ予告していた通り、益田さん手づくりのブンブンゴマで、環境との本来の関係を体感しようというところからはじめました。
と同時に「我を忘れる」と「我に返る」ということを通して、「我」の構造についての話し合いにもなりました。

 ブンブンゴマで環境との関係を実感するという命題は、なかなかみんな実感できず、何とかそれを言語化しようと話し合いましたが、難しい。もっとも、そもそも言語化できないからこそ、益田さんはみんなに体験させたのかもしれません。

「我を忘れる」「我に返る」は、その文の主語は何なのかが問題です。つまり、主語が「我」としたら、その「我」と文中の「我」とは同じ「我」なのかどうかです。

そこから、デカルトの“Cogito ergosum”(我思う、ゆえに我あり)にまで話が行きました。“Cogito”(我思う)は現象であって、それがあれば、「我」があるというのはいかにも短絡的な発想ではないかと私は思っていますが、「我を忘れる」「我に返る」も同じように考えることができるように思います。
そしてそこから、主体と環境の新しい関係が見えてくるような気もしますが、この辺りはこの数回の益田サロンでも話題になってきている課題です。

時間と空間の捉え方も少し話題になりましたし、「環世界」も話題になりましたが、いずれもサロンで扱うには荷が重すぎます。
これはこれで別のサロンを立ち上げるのがいいかもしれません。

そしてまた最後はブンブンゴマに戻りました。
益田さんが言うには、ブンブンゴマがうまく回るかどうかは、コミュニケーションにもつながっている。
益田さんが言う、主体と環境の本来の関係とは、コミュニケーションが成り立っていることなのかもしれないと思いました。コミュニケーションとは、単なる「情報」の往来ではないと私も思っていますので、とても納得できました。としたら、ブンブンゴマの効用が何かあるのではないか、そんなことも考えさせられました。
生物と環境をテーマにした益田サロンが行きついたのは、「コミュニケーション」や「関係論」の世界なのかもしれません。

この辺りで、発想やスタイルのパラダイム転回が必要かもしれません。
あまりに「生物と環境の関係モデル」にこだわりすぎたために、いささか袋小路に入りだしているのかもしれません。
それを開いてくれるのが、ブンブンゴマかもしれませんが、そんなこともあって、益田さんからしばらくサロンを中断したいという申し出がありました。

そんなわけでしばらく益田サロンは休会になります。
これまでの議論で、さまざまな論点や切り口、あるいは課題が可視化されてきたように思いますので、一度立ち止まって整理するのもいいかもしれません。
「自己(我)とはなにか」「関係とは何か」「環境とは何か」「病気とは何か」、そして「コミュニケーションとは何か」。そうした問題を考える上での、ヒントをたくさんもらえたように思います。
益田サロンで話題になったテーマなどは、別のサロンに引き継いでいこうと思います。

長いこと、いろいろと刺激を与えてくださった益田さんと参加者のみなさんに感謝いたします。
また個別テーマで、益田さんのサロンがあるかもしれませんが、「生物と環境の関係モデル」シリーズはひとまず終了です。

Masuda20240527

 

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