■第2回あすあびサロンは我孫子の撮影シーンが主な話題になりました
我孫子の明日を話し合う第2回あすあびサロンを開催しました。
今回のゲストは手賀沼フィルムコミッション専務理事でもある市会議員の甲斐俊光さんにお願いしました。
甲斐さんは、10年ほど前に仲間と一緒に手賀沼フィルムコミッションを立ち上げ、以来、我孫子のロケ地を紹介しながら、撮影の支援を行う活動に取り組んでいます。
https://teganumafilmcom.net/
最近、私が気づいただけでも3つのテレビドラマで我孫子が登場していますが、まさか甲斐さんが関わっているとは思っていませんでした。
甲斐さんはこれまでのドラマや映画で取り上げたロケ地を紹介してくれましたが、自由に使えるロケ用ファミレスも所有しているため、ファミレスシーンではよく使われているそうです。
最近、我孫子がロケ地として登場することが増えていることには気づいていましたが、まさか手賀沼フィルムコミッションがこんなに活躍しているとは思ってもいませんでした。
私だけではなく、そういう受け止めをした参加者も多かったようです。
そして同時に、江戸時代からの我孫子在住の家の人からはあまり知られていない魅力的な場所がもっとあるとか、我孫子で活動を始めて素晴らしい場所がたくさんあることがわかったとか、我孫子の歴史に詳しい人からはあまり知られてない場所の話が出てきたりとか、話は盛り上がりました。
さらにそこから我孫子にある旧民家や自然環境をもっと「まちづくり」につなげられないかという話にまで広がりました。
今回も、いろんな分野で活動している人が参加していましたが、そういう活動がちょっと横につながるだけでも新しい物語が生まれやすくなります。
それに、せっかくロケ地として使ってもらえるのであれば、もっと多角的な活用策があるのではないかと思いました。
手賀沼フィルムコミッションでは、エキストラ参加を希望する人たちのネットワークも育てていますが、知っている人はそう多くはないでしょう。若い世代を「まちづくり」につなげていく仕組みももっとできるかもしれません。
そういう可能性をいくつも感じたサロンでした。
参加者は13人でしたが、元気が出るサロンでした。
我孫子が抱える問題点の指摘もありましたが、このサロンは、あくまでも「魅力的な我孫子のまちをつくるために自分でできることを探すこと」を目指していますので、行政批判や他人への期待は極力抑えてもらっています。住民が当事者意識を持って、汗と知恵とお金を出し合うことを楽しむようなまちづくりを目指したいのです。
そういう取り組みをする人が増えていけば、もっともっと魅力的なまちになるでしょう。
甲斐さんたちの活動はそうした視点でも、大きなヒントと刺激を与えてくれたと思います。
このサロンは、長い目で、人や活動のつながりを育てていくサロンですので、急がずにゆっくり進めていく予定です。今回も残念ながら高校生や大学生の参加は得られませんでしたが、呼びかけの過程で関心を持ってくれる若者との出会いが少しずつできてきていますので、次回は若い世代の参加もあるかもしれません。
今回も話し合いのほんの一部しか紹介できませんでしたが、少しずつ「あすあびサロン」のスタイルも見えてきました。
次回はもう1回だけ、市議会議員をゲストにしたサロンを続けます。
ゲストは内田みえこさん。今のところ9月29日(日曜日)の午後を予定しています。正式に確定したらまたご案内します。
あすあびサロンの参加者の交流用のメーリングリストがありますので、参加ご希望の方はご連絡ください。登録させてもらいます。
そういうSNS活動をやってくれる若い仲間を探しています。
徐々に組織化も進めていきますので、代表や事務局長も募集中です。
やってもいいという方は下記まで連絡ください。
qzy00757@nifty.com
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