■湯島サロン「『社会心理学講義』を読み解く②」のお誘い
ブックサロンからスピンオフした遠山哲也さんの「『社会心理学講義』を読み解く」サロンの2回目です。『社会心理学講義』(筑摩選書)を、遠山さんをガイド役に読み解いていこうというサロンです。
前回は最初なので、遠山さんから本書の概要を紹介してもらい、その主要な論点を中心に話し合が行われましたが、今回からいよいよテーマを絞っての話し合いです。
今回、遠山さんが選んだのは「13章 日本の西洋化」です。
この章をテキストにして、「矛盾の解き方/その効用」をテーマに、矛盾とはどういうことか、矛盾に突き当たったときにどう解くか、矛盾による学問の進歩、といった内容を話し合いたいと思います。
遠山さんは、矛盾の効用は学問だけでなく、日常生活でも感じやすいので、実感がわきやすいと言います。
また、矛盾の対概念として、「常識とは何か」も話し合いたいと言います。
「常識」の働きと意義について理解が進むと、対照的に矛盾の理解も進むからです。
遠山さんのガイドに基づいて、まずは小坂井さんの主張をみんなで確認した上で、それに納得できるかどうか、どんな点に疑問を感ずるか、などを自由に話し合いたいと遠山さんは考えています。
いずれにしろ議論を効果的にするために、参加者はテキスト『社会心理学講義』(筑摩選書)の第13章をお読みの上、参加してほしいと遠山さんは言っています。
それぞれの生き方にもつなげていくためにも、ぜひテキストを読んでの参加をお願いします。
参加希望者は事前にご連絡ください。
〇日時:2024年8月30日(金曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:矛盾の解き方/その効用(併せて常識とは何か)
〇書籍紹介者:遠山哲也さん(哲学を生きる哲学者)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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