■第3回増田サロン「老子は静かなロックだ 老子の思想と地湧きの思想」のご案内
増田圭一郎さんと一緒に「地湧きの思想」を考えていく連続サロンの第3回は、『老子』を取り上げます。
『老子』といえば、古臭い「道徳」を想起する人もいれば、現代科学に大きな影響を与えた先進的な「タオの思想」を思い出す人もいるでしょう。
しかし増田さんは「老子は静かなロックだ」というのです。そして、今回はその老子の思想から地湧きの思想に繋げて話していきたいといいます。
『老子』は、無為自然の道と無為自然の徳を説いていますが、その根底にあるのは「世俗的な価値観」の呪縛からの解放です。増田さんも、「『老子』は、現在私たちがあらゆる目くらましに逢っていることを喝破し、常識の枠をはずしてくれる。そして、根源である「道(タオ)」や自然の理を説きながら、それに逆らわないことによって自分のなかから自然と力が湧くことを気づかせてくれる」とご自分が主宰する雑誌に書いています。
ロックという音楽は反体制的に見えるが、思い込みの呪縛を解く魂の叫びだ、とも増田さんはいいます。
しかも『老子』には、「叫び」だけではなく、理想の社会についての言及もあり、「人間が本当の意味で生きるということは、いったいどのようなことなのか」が示唆されています。「道徳」と言ってしまうと窮屈なイメージですが、老子が説いているのは「常の道」と「常の徳」なのです。
というわけで、今回は『老子』の世界を学ぶことで、増田さんが主張している「地湧きの思想」の理解を深めていきたいと思います。
増田さんの、このサロンはゆっくりと続いていきますが、今回はかなり中心的なところが語られると思いますので、ぜひ多くの人に参加してほしいと思います。
きっと新しい世界が見えてくるはずです。
〇日時:2024年9月23日(月曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ: 「老子は静かなロックだ 老子の思想と地湧きの思想」
〇話題提供者:増田圭一郎さん(図書出版みらいま代表)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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