■胆嚢摘出手術入院記録15:無事解放されました
胆嚢摘出手術入院記録の最終です。
昨日、術後の検査に病院に行きました。
結果は、入院中の胆嚢生体検査も含めて問題なし。
これで一応、病院から完全開放です。
信頼している主治医の加藤医師からは、もう何の制約もなく以前と同じく、自由に生きてよいと保証されました。
このシンプルな潔さが実にいい。
ちなみに、用済みとはいえ内臓の一部である胆嚢を摘出したのだから、身心の再構成のためにしばらくは休養したらどうかといわれている、それに実際に最近は疲れが抜けないと報告しました。
加藤医師の回答は、これまた実に明確です。
胆嚢はもう機能していなかったのだから、再構成などしていないので休養は不要。
疲れやすいと体調不良は、そういうことを誰かに洗脳された結果のマインドセット(加藤さんはこういう言葉は使いませんでしたが)の結果。
あまりに明確な断定なので、私も納得してしまいました。
それでも、ということは私が高齢のために体力が低下しているということですか、と質問しましたが、加藤氏は冷酷にも即座に「そうです」と断定。
思わず「冷たいですね」といったら、「冷たいとかそういう話ではなく、これが事実」とこれまた揺るがない。
というわけで、最近の私の横になる努力や牡蠣すっぽんの服用はどうも無駄な努力のようです。
さすがにちょっと異論をはさみたい気もしましたが、信頼する加藤医師の言葉なので、ここは素直に受け止めることにしました。
たしかに、マイナスのマインドセットに呪縛されることなく、前向きのマインドセットに切り替えた方がいい。
さすが私が信頼する加藤医師。
というわけで、「あばたもえくぼ」で、まあ一度信頼してしまうと簡単に信じられるわけです。それこそが健康と平和の秘訣です。
なんだかおかしな話になってしまいましたが、というわけでお騒がせした「胆嚢摘出手術物語」は何事もなく退屈のまま完結です。
全く問題なしとはいささか物足りないですね、といったら、問題がないのは何よりでしょうといわれました。でもこれで加藤先生に会えないのは少し寂しいと重ねたら、また、私と会っていいことはないと相変わらず付け入る隙がない。
医師と友だちになるのは難しい。
友だちが医師になることしか、医師の友だちはできないのかもしれません。
ちなみに、病院からは解放されましたが、実は今、休養とともに、セルフリハビリに努めています。
これに関しては、このシリーズではなく、また別途報告させてもらいます。
まあいずれにしろ、私はほどほどの元気を維持しながら、歳相応の体力低下をなんとか乗り越えていますので、ご心配なく。
退屈な記事を15回もお読みいただき感謝します。
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