■第4回増田サロン「精神と身体 人間は活力の塊」のご案内
増田圭一郎さんと一緒に「地湧きの思想」を考えていく連続サロンの第4回は、野口整体の思想「全生」を取り上げます。
増田さんからのメッセージです。
身体や頭を使うことを損と考える人が多い時代になりました。自分と他者を分け、自分以外のものに労力を使うことは労働の対価を生むと思い込まされているからでしょう。そこでそのような行動を辛いと勝手に思ってしまいます。
動物である人間は、健康なとき体を動かすことにどちらかというと快感や活力を感じるでしょう。
第1回でお話しした和田重正は、生きるためのコツとして「3つの鍵」ということを言っています。
・ケチな根性はいけない
・イヤなことはさけないで
・よいことはする
ケチな根性の中で一番よくないのは、力の出し惜しみだ、と言っています。
楽をしたい楽をしたいと言って、腰が重いのは、本来の人間の状態ではないと思います。
野口整体として知られる、野口晴哉先生の言葉のなかに「全生」という考え方があります。野口整体は、身体のバランスを整えて、身体の活力を最大限に(それが当然なのだが)発揮することを目指します。
今回はこの野口整体のいくつかの考え方を、参考にして、人の活力、そして他者とのつながりについて考えてみたいと思います。前回の老子の道にもつながります。
以上が増田さんからのメッセージです。
増田さんは、野口整体の操法を受けて外に出ると、世界がキラキラ輝いて見えることが多い、と言います。
身体と心と精神。働きは違うが分けられない。そして、精神と身体は互いに補い合っている。西洋では、精神と心を別に扱っているが、心は身体と精神を結ぶもの。
今回は野口整体の「全生」を切り口に、「地湧きの思想」に触れたいと思います。
今回もまた、きっと新しい世界が見えてくるはずです。
みなさんの参加をお待ちしています。
〇日時:2024年11月4日(月曜日・休日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ: 「精神と身体 人間は活力の塊」
〇話題提供者:増田圭一郎さん(図書出版みらいま代表)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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