■湯島サロン「世界議会 設立構想とその実現について考える」のご案内
今回のテーマは「世界議会」と「21世紀の民主主義」。壮大なテーマのサロンです。
最近の湯島サロンでは、グローバリズムやデモクラシーへの否定的な意見が増えていますが、改めてカント以来の世界民主主義を話題にしたいと思います。
話題提供は、来年3月出版予定の「世界議会 21世紀の統治と民主主義」(原題:A World Parliament)の翻訳者のおひとりの原田雄一郎さんです。
“A World Parliament”は、欧州連邦主義者連合の元議長ヨー・ライネンと長年、グローバル民主主義と世界連邦主義の促進に取り組んでいる経営コンサルタントのアンドレアス・ブメルの共著で、出版は2018年ですが、今回改訂版が出版されたのを契機に翻訳出版されました。
書籍のチラシを添付しますが、本書は、迫りくる地球と人類社会の衰亡の危機に対して、国境を越えたエリート層の権力構造を背景に進んでいる、世界連邦とその中心となる世界議会の構想を、その可能性と必然性とともに、実現の具体策をていねいに解説しています。書名に「21世紀の統治と民主主義」とあるように、最近はいささか評判の悪い民主主義政治に関しても、改めての議論がされているようです。それも、世界民主主義への移行の道筋、推進要因、条件について具体的に語られており、将来の世界憲法の要素まで概説されているそうです。
詳しくは添付のチラシをご覧ください。
今回は、その翻訳に当たった原田さんに、その概要を紹介してもらい、この構想をどう受け止めるか、そして、その実現のためには何が必要か、ともすれば内向きな日本が果たすべき役割は何かなどを、みんなで話し合いたいと思います。
テーマは壮大ですが、改めて民主主義政治を考える意味でも、あるいはグローバリズムの意味を再考する意味でも、ぜひさまざまな立場の方に参加していただきたいと思っています。
平日ですが、できれば若い世代のみなさんも参加してもらえればうれしいです。
新しい世界が開けるかもしれません。
〇日時:2024年11月25日(月曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「世界議会 設立構想とその実現について考える」
〇問題提起者:原田雄一郎さん(OPRT・責任ある鮪漁業推進機構元専務)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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