■節子への挽歌6179:みんなのお布施で湯島は維持されています
節子
先日のオープンサロンの時の話です。
遅れてきた人のために、コーヒーを淹れようとヤカンでお湯を沸かしていたのですが、話に気を取られているうちにすっかり忘れてしまいました。
そのうち、何やら音がするので気づいて、慌てて見に行ったら、水はすべて沸騰して空焚きになっていました。
時々やってしまうミスですが、参加していた仲谷さんが、そうならないように沸騰したら音が出るヤカンを買ってきてあるのにというのです。
そういえば、そんなヤカンがあったなと思ったのですが、仲谷さん自身、私に言うのを忘れていたようです。
まあ、言う必要もないのですが。
こんな感じで湯島はいま維持されています。
気づいた人が買ってきて置いているのです。
最近は私はサロン用のお菓子を買ったことがありません。
誰かが持ってくるのです。
みんなが勝手に維持していくために気遣ってくれているのです。
こういう状況が私にとっての理想なのです。
お金がなくても、みんなに支えられて生きていく。
みんなのお布施で私自身が生きていけるようになれば、もういつ死んでもいいですね。
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