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2025/01/21

■湯島サロン「改めて箸の文化を考えてみませんか」報告

箸にまつわる話題を広く話し合う箸文化茶話会のようなサロンが、国際箸学会の文化部主催でこれからスタートする予定です。

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国際箸学会の関係では、湯島では事業部主催の箸技ゲームのサロンと研究部主催の箸ラボが定期的に開催されていますが、このサロンは広義での箸文化を話題にするとともに、国際箸学会の広報活動にもつなげて、だれもが気楽に参加できるようなサロンとして構想されています。
その予告も兼ねて、国際箸学会との共催で、湯島サロンの一環として「改めて箸の文化を考えてみませんか」のサロンを開催しました。
国際箸学会の会長の小宮山栄さんにも参加してもらいました。

まず国際箸学会の文化部の部長の鎌倉ヨシオさんから、文化部の活動を中心に、国際箸学会の概要や、箸技ゲームの紹介をしてもらいました。
文化部では、小学校や公民館などに出向き、箸のマナーを学ぶ「お箸の教室」や 世界に一つのマイ箸を作る「お箸づくり教室」などを展開していますが、その活動内容は国際箸学会のホームページで紹介されています。
https://www.kokusai-hashi.org/about

鎌倉さんは、箸は生活の中で身近な存在すぎてあまり意識しないけれど、箸のなかにはさまざまな文化が込められているという話もしてくれました。
参加者からも箸に関連して、こんなことに興味があるという話もいろいろ出ました。
箸の歴史や地域での伝統食で使われている箸の話、さらには茶道と箸など具体的なテーマも出されましたが、そもそも「箸文化」とはなにを意味するのかというような話もでました。

箸はほとんどの人が毎日一度は触れることのある生活用具なので、箸を通して、たとえば育児や教育においても大きな役割を果たせるはずですが、そんな話もできれば面白いと思いました。

今回の参加者はいずれも国際箸学会の存在を知っていて、全員が箸技ゲームを一度は体験していますが、最初の頃の「箸ピーゲーム」しか体験したことのなかった人は、最近の箸技ゲームが飛躍的に発展していたのに驚いていました。
箸技ゲームをどう広げていくか、あるいは海外にどう広げていくかに関しても話題になりました。「箸外交」というのも面白い課題だと思いました。

ともかく「箸」を切り口にするといろんな話題が出てきます。
今回の話し合いも踏まえて、鎌倉さんが文化部に持ち帰って、改めて構想して、近々、本格的にスタートする予定です。
お楽しみに。

何かご希望やアイデアなどあればぜひご連絡ください。
私から鎌倉さんにつなげていくようにします。

 

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