« ■節子への挽歌6228:ちょっとぜいたくな悩み | トップページ | ■湯島サロン「春の食養生と季節の変わり目の「土用」の食養生」の案内 »

2025/01/15

■節子への挽歌6229:生きているだけでいいのです

節子
ある若者からこんなメールが来ました。

『生きとし生けるものの生きる意味』の先生と患者さんの関係ではないですが、
佐藤さまには、ぜひ、“ボクの卒業を見守ってほしい!”と思っています。
だからこそ、どうか、くれぐれもお身体にはお気をつけください。

さてどうしたものでしょうか。
身体に気をつけるべきかどうか。

えっ!そこなの? と言われそうですが、そこなのです。
なにしろ彼が「卒業」するのは順調でも5年以上先ですから。
5年も身体に気をつけて生きるのは大変でしょう。

まあそれはともかく、その母親が先日サロンに参加した帰り際に、こういうのです。
佐藤さんは、生きているだけでいいのです、と。
息子はそう望んでいるんだ、と。

さてさてますます悩ましい。
でもこの歳になると、生きているのだけでも結構疲れるのです。

私の最近の口癖の一つが、「生きているだけでも疲れるなあ」ということです。
外では言いませんが、家の中では独り言で、あるいは娘によく口にします。
口にするとちょっと楽になるからです。

疲れるのは精神的なものではなく、ただただ単純に身体です。
朝のテレビ体操だって、疲れてしまう。
そんな状況で、どうやったら「身体に気をつけること」ができるのでしょうか。
これは結構「難問」なのです。

|

« ■節子への挽歌6228:ちょっとぜいたくな悩み | トップページ | ■湯島サロン「春の食養生と季節の変わり目の「土用」の食養生」の案内 »

節子への挽歌22」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ■節子への挽歌6228:ちょっとぜいたくな悩み | トップページ | ■湯島サロン「春の食養生と季節の変わり目の「土用」の食養生」の案内 »