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2025/01/23

■節子への挽歌6239:吉井さんとの会食

節子

ひょんなことから昨年末に知り合った吉井さんとエヴィーバ!でランチしました。
吉井さんは我孫子市白山地区の創価学会のリーダーです。
お仕事は長年レストランのシェフで、羽田東急ホテルの総料理長などもされていた人です。

なぜか長年、わが家に毎月1回、「聖教新聞」を届けてくれていたのです。
申し訳ないのでが、私は読んだことは一度もありません。
私は創価学会にはまったく関心はないのです。というか、そもそも宗教組織による個人向けの布教活動には生理的な嫌悪感を持ってしまうのです。
にもかかわらず、昨年末、私が吉井さんを訪ねたかと言えば、前にも書きましたが、彼が12年前に奥さんを亡くしたことを知ったからです。
そして直接、ご自宅を訪問して、吉井さんの人柄を知りました。
何処かで私と似ているところがあるのです。

それに彼がシェフだったことを知って、エヴィーバ!に招待したくなったのです。
そう思った理由の一つは、もしかしたら吉井さんの仲間がエヴィーバ!を知ってくれてごひいきにしてもらえるかもしれないという、いささかの邪念もあったのですが。

吉井さんはやはり純粋の人でした。
エヴィーバ!ではついつい2時間も話してしまいました。
創価学会にも、公明党にも、私はかなり批判的な意見を持っていますが、素直にそれも話させてもらいました。
しかし吉井さんは怒ることもなく、私のことを池田大作さんの思想に通じているというのです。

でも創価学会は、いまの世上に対して、もっと直接的に行動してほしいものです。
統一教会問題に対しても、同じ宗教界の一員としてやれることがあるだろうと思うのです。

ちなみに、現在の創価学会の会長の原田さんは、私の大学時代の同級生です。
私もあまり大学に行かなかったタイプなので、彼との付き合いの記憶はありませんが、いまの時代、もっとやることがあるだろうといつも思っています。
吉井さんに原田さんと会う機会はあるかお訊きしましたが、大きな組織なのでなかなか直接話す機会はなさそうです。

吉井さんはいまも毎日のお勤めのほか、地域の一人住まいの高齢者のためのボランティア活動など、いろいろな活動をされているそうです。
創価学会というと、あまりいいイメージを持っていない人もいると思いますが、吉井さんの活動には頭が下がります。

でもついつい、もっとやり様があるのではないかなどと余計な話もしてしまいました。
吉井さんは、それを穏やかに受け止めてくれました。
ああ、この人は本当に信念を持って生きていると、思いました。

私とほぼ同い年ですが、2時間楽しく話せたのは意外といえば意外です。
まあ最初に会った時もそうでしたが。

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