■節子への挽歌6303:清水建宇さんが新聞に大きく出ていました
節子
時々、交流が途絶えた人のその後の消息を思わぬところで目にしたり耳にしたりすることがあります。
昨日の朝日新聞の夕刊(実は夕刊はほとんど読みませんが、昨日はたまたまじっくりと目を通しました)に、清水建宇さんのことが大きく取り上げられていました。
なんとスペインのバルセロナで豆腐屋を開いているそうです。
お元気なそうな、というよりも、それらしい元気そうな清水さんの写真が載っていました。しかし記事を読んだら、だいぶ前の写真でした。
それよりも驚いたのは、奥様を亡くされたことでした。
それもあっていまはまた日本に戻ってきているそうです。
何か急に会いたくなりました。
清水さんとはさほど交流があったわけではありません。
経済広報センターの協力を得てシニアネットワークをつくろうとしたときのコアメンバーとして経済広報センターから紹介されて、一緒にネットワークの立ち上げにかかわったのです。
その時は、確か朝日新聞社が出版していた雑誌「論座」の編集長でした。
記事によれば、その時すでにバルセロナ移住を考えていたようです。
シニアネットワークは好調な滑り出しで、私も東京亜大阪での活動に関わりましたが、経済広報センターというか、経団連の方針が変わってしまい、突然の活動中止になっていまいました。
組織と一緒に活動するとこういうことが起こるので、以来、私は活動は既存組織に依存するのを一切やめています。というか、ますます世間から脱落してきているというべきかもしれません。
清水さんとはその関係で何回かお会いしていますが、私が知っている新聞記者とはちょっと違っていました。その違和感が謎がようやく解けた感じです。
交流が途絶えていた人のその後の話に出合うとなぜかうれしくなります。
私自身の過去を思い出せるからかもしれません。
過去を話題にするのが嫌いだった私も、加齢とともに変わってきました。
未来がもうなくなってきているからでしょうか。
そういえば、今朝、未来を失いつつある友人から電話が来ました。
自殺しそうだという深刻な電話です。
さてさてどうするか。
困ったものです。
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