■節子への挽歌6407:感動的な「書」を見せてもらいました
節子
30年ぶりくらいでしょうか、愛知県から「書家」がやってきました。
トヨタ自動車の若い世代の活動に関わった時に知り合った人ですが、その活動の中で飛びぬけて会社人らしからぬ人がいました。
それが市川明徳さん。当時のことはあまり覚えていませんが、市川さんのことは明確に覚えています。当時も書をやっていて、書に関する書物も出版していました。
私も送ってもらっていたので、今回会う前に読み直そうと思ったのですが、残念ながら見つかりませんでした。その話をしたら、当時、私から「内容のない本だね」と言う感想をもらっていたそうです。そんなはずはないと思うのですが、もしそうだとしたら私の人間性を疑いたくなるような話です。市川さんがそう記憶しているとしたら、まあそういう印象を与えるようなコメントをしたのでしょう。困ったものです。
でも今も私にはその書籍の記憶があり、そこに出てきた書のイメージもあります。だから「内容のない本」などとは思っていなかったはずですが、まあその頃から言葉遣いが身勝手だったのでしょう。困ったものです。
今回改めて市川さんの書の作品(写真ですが)をいくつか見せてもらいました。
感激して見入って作品が2つあります。
連作「空」と「百笑」です。この2つは見ていて飽きない。
実はそこから話はいろいろと展開。思ってもいなかった市川さんの「追っかけ趣味」を知りました。
ともかく楽しい時間でした。
書の魅力も改めて勧進したので、サロンをお願いすることにしました。
ところで市川さんは、逆さ文字を簡単に書けるのだそうです。
私も名前を書いてもらいました。
本当は「空」の文字もいくつか書いてほしかったのですが、さすがにそれは遠慮しました。しかし、連作「空」は実に面白い。
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