■湯島サロン「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」のご案内
今年の重点テーマの一つが「農と食」ですが、それにつながるサロンが実現しました。
熊本の水俣市で活動している沢畑亨さん(愛林館館長)に、「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」というテーマでお話してもらえることになりました。
http://airinkan.org/index.html
沢畑さんは、1994年、水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長に全国公募で選ばれ、以来、水俣で、美しい森と棚田を守りながら、住民たちと一緒に、農産物の加工・販売やレストラン運営、イベント開催など幅広い活動を展開しています。
私は、愛林館開設直後に水俣を訪問した時に愛林館を訪問しました。その時には確か会えなかった気がしますが、その後、東京でお会いできました。
以来、ずっと沢畑さんが発行しているメルマガは読ませてもらっています、
水俣市久木野は、森林と棚田に囲まれた地域で、石積みの棚田は日本の棚田百選にも選ばれています。そこで、「今後2000年間、この地に人が住み森と棚田を守っていくこと」を目標に、「エコロジー(風土・循環・自立)に基づく村おこし」に取り組んでいるのが沢畑さんです。
沢畑さんの発想は、私の勝手な見方ですが、とても公開型・共創型で、活動そのもののプロセスを大事にしているような気がします。
住人たちと一緒に地に足つけながら、でも世界に開かれた形で、持続可能な地域社会の実現に取り組んでいるという活動にはずっと関心を持っていましたが、なかなか接点を持てませんでした。
それが今回、ともかくもサロンが実現したのです。
テーマは沢畑さんのほうからの提案で、「田んぼのめぐみ・森のめぐみ(行政用語では多面的機能)にお金を出してもらえませんか?」といった感じで、たぶんとても実践的な話をうかがえるのではないかと思います。
田んぼや森は、私たち都会生活者にも深くつながっていますが、私たちはなかなかそれを実感できずにいます。それに気づくだけでも、たぶん私たちの生き方は変わっていくはずです。
平日の午前中と、いつもとは違った時間帯ですが、ちょっと無理をしても参加してもらえるとうれしいです。
百姓一揆に呼応して、私たち都会生活者も、何ができるかを考えるヒントも得られると思います。
百姓一揆呼応隊メンバーに限らず、広くみなさんの参加をお待ちします。
○日時:2025年7月15日(火曜日)午前10時~12時
○場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○テーマ:「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」
○話題提供者:沢畑亨さん(水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長)
http://airinkan.org/index.html
○会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)
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