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2025/07/03

■節子への挽歌6424:元気になりました、たぶんですが

節子
今日はたぶん状況を反転させるのに成功しました。
最近ずっと調子がよくありません。どこがどう、ということではなく、ともかく気力も出ないし、体力的な疲労感が半端ではない。
そこで少し体力気力とも戻ってきたところで、まさに太陽が一番元気がいい10時ころに畑に行きました。そこで土や草と思い切り付き合いました。と言っても、私が彼らを傷つけただけではありますが。
しかし彼らも黙っているわけではなく、私に抗ってきます。
たった30分でしたが、炎天下での絡み合い。
まさに汗が滝のように、でもないですが、滴り落ちる。
野草のたくさんの生命をもらいましたが、予想以上につかれました。

本当は畑で仰向けになって寝ていたかったのですが、あまり日陰もなく、いささか危険を感じたので、休まずに帰宅。500メートルを5分以上かけて何とか帰宅し、玄関で20分ほど寝ていました。
それからシャワーを浴びて、ついでに入浴。

異変が起きたのはその後です。
視野がおかしい、いつものように視界が太陽のコロナのように揺らいでしまい、字が読めない。テレビも見えない。
まあこれはもう20年来、時々起こる症状です。
最初に起きたのは、節子と歩いた鯖街道の途中ですから。
ひどい時には2時間以上続き、めまいもする。
もしかしてこれはいま通っている脳神経外科の問題かもしれません。

で、結局、今回も1時間以上、その状況が続きました。
ところが、そのおかげで、気力が戻ってきたのです。
本も読めました。宿題の「バフチン」を読了。たしかにおもしろい。
準備ができたので、いよいよ「ドストエフスキー論」です。

続いて、もう一冊、大川真郎さんが送ってきてくれた「よみがえる美しい島」を読み出しました。
産業廃棄物の不法投棄とたたかった島民たちの記録です。

山積みになっていた書籍や書類なども片付けだせました。
ついでに長年、封じていた音楽も聴く気になってきました。
ユカに頼んでCDプレーヤーを買いに行ってきました。
この10数年、音楽断ちをしていたのです。
しかし、安いラジカセを買ったのが敗因で、実に音が悪い。
これでは聴くにはなれません。
安物買いの銭失いとはよく言ったものです。

でもこれでももう大丈夫でしょう。
いい夏になりそうです。

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