■湯島サロン「『伽藍とバザール』デジタル民主主義の源流」のご案内
以前から湯島のサロンでも、新しい経済や政治のあり方に関して具体的な提案をされている竹形さんから、『伽藍とバザール』のテキストを読んで、デジタル民主主義に関して話し合いたいという要請がありました。
『伽藍とバザール』。お聞きになっている方もあるでしょうが、ソフトウエア開発に関する2つのアプローチのスタイルを「伽藍」と「バザール」に対置しているのです。
簡単に言えば、マイクロソフト社に代表される、綿密に計画され管理された開発のやり方(伽藍方式)とリナックスの開発に代表される、みんながよってたかって自発的に作っていくというアプローチ(バザール方式)のことです。
1998年に発表された、エリックス・レイモンドの『伽藍とバザール』と題する短い論考が、その原点です。
どこかで聞いた言葉だと思って調べてみたら、当時、コミュニティ問題に関しても、この2つの方式が話題になっていたのを思い出しましたが、竹形さんも、この考えのなかにデジタル民主主義の源流を見るのです。
たとえば、台湾のオードリー・タンさんのデジタル民主主義や先の選挙で話題になったチームみらいの安野さんの主張も、その原点に「バザール方式」がある。
そこで一度、その原点ともいうべき『伽藍とバザール』をみんなで読んで、デジタル民主主義とは決して技術やシステムの問題ではないことを話し合えればと思います。
こう書くと何やら難しそうですが、要は、これからますます話題になっていくだろう「デジタル民主主義」について基本を学んでおこうという話です。
『伽藍とバザール』は今はネットで公開されているので、誰も無料で読めます。まさにバザール方式の基本でもあるオープンソースになっているのです。
次の青空文庫のリンクからフリーでダウンロードできます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000029/card227.html
短い論考ですので、ぜひ読んでからご参加ください。
竹形さんはこの論考に民主主義のエッセンスが詰まっていると考えているようです。決してソフトウエア開発だけの話ではなく、生き方や働き方、あるいは組織やコミュニティの作り方・育て方にもつながっています。
できればこれを入り口にして、竹形さんに「デジタル民主主義」をテーマに、勉強会的なサロンをお願いできればと思っています。
なお、「伽藍とバザール」、それにオードリー・タンさんの「プルラリティ 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来」の2冊は、竹形さんの提供で、CWSライブラリーに収められました。お読みになりたい方はご連絡ください。
〇日時:2025年10月11日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:『伽藍とバザール』デジタル民主主義の源流
〇話題提供者:竹形誠司さん(株式会社ヴェルテック代表/地域活動家)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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