■節子への挽歌6493:19回忌会食は木曽路で
節子
19回忌の会食は家族だけで、木曽路でのランチです。
ふがいない話ですが、節子を見送った後、私は生きる意味を失った感じで、自宅に引きこもってしまいました。それまで描いていた人生計画は終わり、できればこれで人生を終わりたいと思っていました。そうした状況から引き出してくれたのは、それまで関わっていたNPOの友人たちでした。
最初のきっかけは、東尋坊で見回り活動をしている茂幸雄さんです。
一緒に「自殺のない社会づくり活動」を立ち上げる協力をさせてもらいました。
そこで私よりも生きにくさに直面している人たちに出合いました。
生きる気力を失っていた自分が、情けなく感じました。
もう一人、私を引っ張り出してくれた人たちがいます。
韓国で活動していた佐々木夫妻です。私を勧告に招待してくれたのです。正直、私は行きたくなかったのですが、主体的に判断する気力さえなく、出かけていきました。抜け殻のような私に、佐々木夫妻はとまどったことでしょう。
他にもいろいろな人が支えてくれましたが、そのおかげでなんとか惰性で元気に生きられるようになりました。
他者から見たら、それなりに主体的に活動しているように見えたでしょうが、わたし自身はいつも「心ここにあらず」でした。自分を生きていたとはとても言えないくらい、流れに任せる生き方だった気がします。
ですからそこでいろんなトラブルにも巻き込まれ、節子が残した貯金も失ってしまい、借金までしてしまいました。でもそれによって何人かの人は救えたかもしれません。
再び「生きる意味」を見つけたのは、前にも書きましたが、つい最近です。
あと4年は生きようと思っています。うまくいけば、5年後には節子に会えるでしょう。
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