■『原点 戦争を描く、人間を描く』は面白かったです
先日のブックサロンで、安彦良和さんのコミックを何冊か紹介したのですが、少し古いのですが、2017年に出版された。安彦さんと新聞記者の斉藤光政さんの共作の『原点』が岩波文庫になって出版されたので、しっかりと読みこみました。
「人間は分かり合えない。でも、すべてはそこから始まる」という漫画家の安彦良和さんは、アニメは好きではないのですが、漫画は『アリオン』以来、ファンなのです。
その考えには、時に違和感はありますが、いつも大きな気付きをもらっています。
『原点』はとても読みやすいです。気づかされることが多いです。
先日、原題をよりよく理解するための3冊の本を紹介させてもらいましたが、4冊目にこの本を加えたいと思い、紹介させてもらいます。
先週一度、読んだのですが、今日、改めてまた気になる部分を拾い読みしました。
また安彦さんの古代ものの漫画を読んでみたくなりました。
どなたか『クルドの星』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』をお持ちであれば、貸してくれませんか。
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