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2026/07/01

■「僕らは医者である前に人を治す人間だ」

私が好きなテレビドラマの一つが、イタリアの「DOC あすへのカルテ」です。
https://www.web.nhk/tv/an/doc-karte3/pl/series-tep-4M514MWYX3
現在日本ではシーズン3が放映されています。

イタリアの医療制度というか、病院が、もし実際にこんなだとしたら、実に素晴らしいです。日本の病院とは大違いです。
毎回、いろんな意味で感激し、涙が出ます。

物語としても、実に見事です。
最初から観ていないとわかりにくいと思いますが、構成が実にしっかりっしていますし、何よりも登場人物がみんな「生きている」。

今日は、先日録画していたシーズン3の第4話を見ました。
そこで主役のDOCがみんなに言う言葉が、とてもいい。

「僕らは医者である前に、人を治す人間だ」

実際に、このドラマでは毎回、人が人生を取り戻す話が多いのです。
しかも「人を治す」と言っても、とても広い意味を指しているのです。
今回は、足を切断したけれども夢を取り戻した若者と、兄弟関係が回復したエピソードが2つ語られました。
しかも、治すべき人は患者だけではないのです。
医師自身もまた「治される対象」なのです。
そこが面白い。

ケアとは一方向の行為概念ではなく、全方向の関係概念だと私は思っていますが、まさにそうした「ケア」があふれている場が、このドラマの舞台なのです。

途中から観てもなかなかわからないと思いますが、ぜひともシーズン1の最初から、このドラマを見ると、医療とはどうあるべきか、病院とはどうあるべきか、が見えてきます。
そしてイタリアが好きになります。

とてもいいドラマです。

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