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2026/09/25

■9月の茶色の朝サロン報告(2026年9月23日開催)

2か月ぶりの茶色の朝サロンは、9人の参加者がありました。
みんなそれぞれに危機感を感じているようです。
ちなみに今の高市政権に批判的な人が多かったですが、支持者もいました。
辛うじてエコーチェンバーサロンに陥らずにすんでいます。
20260923

いつものように、参加者それぞれがちょっと気になる話を出しながら、今の政治状況を考えるサロンです。

最初に出たのは、AIのこわさの話です。
最近はマスコミでもよく話題になっていますが、こわさの実体がよくわからないままの不安だけが煽られているという気がしないでもありません。しかしこの2~3年のAIの発展の勢いは驚くほどです。
一方では、その利用を誘う働きかけもすごくなってきていますので、その便利さを体験している人も少なくないでしょう。

しかし、AIがどれほどの電力や水、つまり環境を使用するかに関しては、あまり知られているとは思えません。たとえば、いま進められている秋田の山奥でのデータセンター建設の話はあまり話題にはなっていませんが、日本の水環境を壊しかねないプロジェクトです。

これに象徴されるように、私たちは目先の便利さや不都合さに関心が向かいがちで、その先に何が起こるかはあまり見ないようにしているのではないかという意見もありました。たしかに目先の満足、ある意味では「小さな満足」「小さな贅沢」に目が向いてしまっている。その結果、気候危機はティッピングポイント(転換点)を越えてしまったかもしれないと思いつつも、相変わらず先のことへの関心は低い。
なぜそうなるのかと言えば、私たちの生活の余裕のなさではないかという意見が多かったです。

しかし問題を先送りしていていいのか。例えばひきこもり問題でよく80/50問題と言われていますが、いまや当事者自身が60代になってきている。これも先送りの結果の一例かもしれません。

ティッピングポイントを越えたのは、日本のコメ問題もそうかもしれません。
一時期話題にはなったものの、米作農家の経営状況は変わっておらず、いまなお大規模な米作経営者は廃業に向かっていると言われます。自分たちのコメ作りはするとしても、市場に出すコメは減っていくかもしれません。にもかかわらず、農水省も消費者も、目先の問題潰しにしか頭にないような気もします。数年後には、各自が自分の食べるコメの確保に取り組まないといけなくなるかもしれません。米国からの輸入米やパンを食べるのではあれば、大丈夫かもしれませんが。

社会問題を扱った映画の話題も複数の人から出ました。福祉政策に関わる映画や戦争につながる映画です。映画を観た人は、とても感動したと言います。最近はこうした問題提起型の映画の上映会やトークショーも増えています。映画によって、世界を広げられることは間違いない。「知識」や「想い」は広がっている。
問題を知ることから、行動は始まります。いままだあまり動きは見えませんが、多くの人が事実を知ることで、きっと動きが出てくるでしょう。

しかし、そうした動きを抑える動きもある。
最近も国会議事堂前に限らず、毎週のようにデモは行われていますが、マスコミはほとんど報道してくれませんから、実際に行かないとわからない。

しかし、事実を知ったからといっても、動きはそう簡単には起こらない。
そもそも最近の食料物価の上昇は驚くほどですが、誰もデモを起こさない。
こんなに物価が上がり生活が苦しいのにどうして誰も立ち上がらないのか。みんな社会を変えられると思っていない、方法がわからないのでは、とか、生活に余裕がないので動けないのではという意見もありました。

でも国政はともかく、自分の住んでいる地域での課題は、その気になれば解決できることもある。まずはそこから始めるのがいいという意見もありました。だれかが動いたら、それをできる範囲で応援するのでもいい。
政治というと、私たちはついつい高市首相の顔を思い出しがちですが、自分の住んでいる「まちの問題」も、政治であることを忘れてはいけません。

高市首相の国連演説も話題になりました。
ほかにも皇室典範や憲法9条の話もありました。
そこから「人権」の話や「戦争」の話も出ました。

茶色の朝のサロンはこんな感じでいろいろと話し合いながら、それぞれが自らの生き方を問い直すのが趣旨です。それぞれの立場で、見えている社会も大きく違うことも感じられます。話し合いを通して、社会の動きを見る眼を広げるとともに、自らの考えを整理していくことこそが、茶色の朝にならないようにするための出発点かもしれません。

できればみなさんの周りでも、気楽な「茶色の朝サロン」を広げてもらえればと思います。

 

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