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2026/09/07

■湯島サロン「古希にて南半球一周の船旅をしてきました」報告(2026年9月3日開催)

ピースボートの「南半球一周船旅108日クルーズ」に夫婦で参加した安威誠さん(クレプランニング代表)を追体験する楽しいサロンでした。
なにしろ地球一周ですから、話題は盛りだくさんですが、船上での安威さんの活動も盛りだくさんで、単なる「観光報告」ではありません。
乗客は約2000人。6割が日本人、3割が台湾の人、残りはその他の国からの参加。ともかくいろいろな人が参加していたようです。
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最初に安威さんは、世界地図でコースを紹介してくれました。今回は、東回りで、ハワイ、タヒチそしてイースター島から始まり、南米のペルーに上陸、謎の空中都市マチュピチュではちょっとした冒険旅行。つづいて、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルをめぐって、次はもう一つの大陸アフリカへ。そしてマダガスカルに立ち寄ってから、アジアに向かうというコースです。

船旅といっても、要所要所で陸にも上がり、観光地にも行くし、たとえばリオのカーニバルにも参加するということで、話題は山積みです。
その報告もとても楽しかったのですが、単なる観光報告ではありません。どうしたら楽しく観光できるかも、安威さんはそれとなくしっかりと紹介してくれました。もしこれからピースボートのクルーズに参加される人がいたら、とても参考になるお話でした。

船上での安威さんの活動も、まさに「ピースボート」の理念に沿った「お手本」のようなものだったといえるでしょう。
ピースボートの理念のひとつは「みんなが主役で船を出す」だそうです。船上では、みんなが主役になって企画をつくり、交流を生み出し、行動することで、世界とつながる市民としての意識を育てることが目的とされていますが、安威さんはいろんな企画を呼びかけ、参加者の多くとのつながりを生み出したようです。しかも、それを思う存分楽しんできたようです。

たとえば、安威さんもメンバーの国際箸学会で世界に広げていこうと取り組んでいる「箸技ゲーム」を紹介し、何と最後には世界箸技選手権大会までやってしまったようです。手応えがありすぎたようで、これは世界に通用するゲームだと安威さんは確信したと言います。「箸で世界に平和を!」。まさにピースボートにふさわしい。
箸技ゲームは湯島でも定期的にサロンが開催されていますので、みなさんも一度、体験してみてください。

安威さんは「まろ」という名前で通したそうですが、ともかく参加者との交流に心がけたようで、お互いにそれぞれの船室を訪問し合う関係をつくった人が各階にわたってたくさんできたそうです。船上では、いろんなグループも生まれるようですが、そうした集まりにも顔を出し、たくさんのつながりができた。クルーズを終わった今も、そうしたつながりがつづいて忙しそうです。

こうした安威さんのお話を聞いて、「ピースボード」がこの活動を続けている意味が腑に落ちた気がします。
たとえば、こんな話も紹介してくれました。車椅子生活になった人に乗船してもらい、クルーズの間に車椅子なしで歩けるようにしようという課題をつくって挑戦した結果、刺激の多い船上生活のおかげで、下船時には車椅子なしで歩いて降りるところまで回復したそうです。そうしたことに触れて、安威さんは日本の介護事業についても、いろいろと考えさせられたようです。

マチュピチュでの話やリオのカーニバルの話など、観光地の話も楽しかったのですが、私は安威さんの船上での生活や参加者との関係づくりに興味を感じました。
ともかく面白い話が山積みで、途中での質問も多く、30分時間を延長したにもかかわらず、今回はブラジルで終わってしまいました。
それに、肝心のこのクルーズを通じて、安威さんが何を感じ、どう変わり、何を発見してきたのかをもう少しお聞きしたかったのですが、今回はかないませんでした。
アフリカ編にも魅力があります。参加者も、パート2を望んでいますので、できれば安威さんにはぜひパート2をやってもらいたいと思っています。安威さんが受けてくれればの話です。

ちなみに今回の安威さんの活躍は参加者やスタッフたちにも伝わったようで、旅の最後の下船時の式典では、日本代表としてのスピーチを依頼されたそうです。
安威さんのおかげで、今回参加された人たちの楽しみもきっと増幅されてのではないかと思います。もちろん一番楽しんだのは安威さんでしょうが。

安威さんは、楽しんだだけではありません。
安威さんご自身、自己の振り返りや日本の再発見やらリアルな世界情勢やらほんとに勉強になったと言っています。3か月以上も限られた空間(船上)で生活を共にすると、いろんなことが見えてくるのでしょう。まさに非日常的な日常から学ぶことは多い。
平和に向けて私たちが心がけることは何なのか、そんな話も安威さんからお聞きしたいです。今回のサロンでもいくつか示唆されていましたが。

ちなみにサロンに参加した人が仲間と一緒に来年、西回りの北半球コースのクルーズに参加するそうです。そのなかには、箸技ゲームに取り組んでいる箸タイマーもいるので、もしかしたら第2回船上世界箸技選手権大会が開催されるかもしれません。「箸で世界に平和を!」も夢ではないかもしれません。

安威さんのお話の面白さや楽しさを伝えられないのが残念です。
安威さんがなぜこのクルーズに参加したかなど、も書き出したら、いろいろとあるのですが、それはまた。
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