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2026/09/18

■節子への挽歌6889:藤本君からもらった西部劇特集雑誌

節子
今回、湯河原からの回収物の中に、西部劇特集の映画雑誌が4冊ありました。
節子と結婚してからは西部劇はあまり観に行きませんでしたが(節子は好きではなかったからです)、高校・大学時代は西部劇ファンとしてよく映画館に行きました。
一時は映画評論家になりたいなどとさえ思ったこともあります。

残っていた4冊の映画雑誌は「映画の友」と「スクリーン」ですが、節子と結婚してからも「スクリーン」は購読していました。
ちなみに4冊の中で一番古いのは「映画の友」臨時増刊西部劇特集です。発行されたのは1960年10月です。
私が高校に入った時ですが、この本は高校時代の友人の藤本君にもらったのです。

私が最初に見た西部劇は小学校時代の『シェーン』と中学に入ってからの『ブラボー砦の脱出』です。この2本で西部劇が好きになりましたが、まだ映画館に通うというところまでにはいきませんでした。
高校に入って、西部劇の刺激を与えてくれたのが、藤本君です。
あまり親しかったわけではありませんが、なぜか高校卒業時に彼がこの雑誌を私にくれたのです。
というのも、私は大学に入れましたが、彼は大学入試に失敗し、留年となり、しばらくは映画を観に行けないので、これをあげると言って私にくれたのです。
それもあって、私はその後、西部劇を観るようになったのかもしれません。

以来、藤本君には会っていません。
しかも藤本君の記憶は、この雑誌をもらったことだけしかないのです。
西部劇に関して話し合ったはずですが、その記憶が全くないのです。

西部劇のビデオテープはかなり集めましたが、結局、機器が変わりすべて廃棄。その後、DVDを集め、一時は主な西部劇はすべて集めようと思い、かなり集めましたが、実際には見る機会はあまりない。いまあるDVDも結局は廃棄されるのでしょう。

その中から懐かしい『縛り首の木』を今日観ました。
それを見て、大きな間違いに気づきました。
キングストントリオの『トム・ドーリー』がこの映画の主題歌だと記憶していたのですが、違っていました。『ハンギング・ツリー』と混同していたのに気づきました。
私の記憶はかなり間違いが多いようです。
もしかしたら、過去がいま創られつつあるのかもしれません。
高校時代の友人の「藤本君」の実在もちょっと不安になりました。

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