■節子への挽歌6881:しばらくぶりの旧サロンの常連からの連絡
節子
節子もよく知っている、というか、いつも気にかけていたSさんから久しぶりに連絡が来ました。
この数年、音沙汰がなく、弟さんにも確認したことがあり、それで元気にしていることだけは伝わってきていましたが。
長いこと介護していたお母様が先日亡くなったそうです。
それで前に進もうという気になったようで、なにか仕事がないだろうかという相談です。ここでいう「仕事」は稼ぎ仕事のことです。
残念ながら今の私は彼の力になってやれませんが、彼が前に向き出したことはうれしいです。
Sさんは、私があるところで話したのを聞いて、湯島に来始めました。
節子とやっていたサロンにはよく来ていました。
寡黙でしたが、強い主張を持っていました。
世俗の生き方にはなじめず、思考の世界に引きこもりがちでしたが、強い正義感も持っていたため、ちょっと間違うと過激な革命を起こしそうな雰囲気もありました。
ともかくサロンでも特異な存在だったので、節子の印象には強く残ったのです。
Sさんからのメールを見て、当時のサロンのことをいろいろと思い出してしまいました。あの頃の常連たちはいまどうしているでしょうか。
今日は湯島でオープンサロン。
Sさんが突然現れるかもしれません。
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