カテゴリー「政治時評」の記事

2026/02/06

■今回の選挙結果(当たらないために)

今回の選挙結果はどうなるでしょうか。
選挙結果をいつも予想しますが、私の予想は当たったことがありません。
それで、はずれることを願って書いておくことにします。
もしかしたら、私の予想は外れるというこれまでの実績?が現実になるかもしれません。
それを心から念じながら。

結論的にはやはり高市さんの一人勝ちでしょう。
自民党は高市さんに救われました。かつて小泉さんに救われたように。そしてどんどん日本の政治は劣化していくでしょう。あの時から日本は堂々と壊れだしました。
中道連合は半減するという最近の予想は私も当初からそう思っていました。完全な独りよがりの党中枢部の判断は通用するはずがありません。さすがに今回は私も中道連合には投票したくありません。
野田さんよりは私は高市さんのほうを支持していますが、高市政権は長くは続かないでしょう。隙がありすぎですから、誰かがまたでてきてキャストを変えるでしょう。
かくして日本の政治は相変わらず変わらない。
困ったものです。

賛成党は予想以上に伸びる気がします。みらいは間違いなく伸びるでしょう。
そこには希望と不安が同居しています。政治がビジネス化し、結局その先にあるのはAI政治かもしれません。

維新や国民民主も今回の選挙で衰退に向かうでしょう。
私が期待する唯一の政党の「れいわ」は、今回生き残られれば反転に向かうでしょう。もちろん上向くという意味です。但しもっと「開かれた政党」にしないとだめでしょうが。

テレビの報道を見ていて、あまりに憂鬱になったので、つまらないことを書いてしまいました。
明日は大雪かもしれません。でもみなさん、ぜひ投票に行きましょう。
雪も怖いですが、暴走する政府はもっと恐ろしいですから。

しかしこう書いてみると、なかには当たってほしいものもあります。
やはり政治はそう簡単な論理問題ではなさそうです。

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2026/02/03

■政治の「非人間化」

排外主義的なポピュリスト政党が世界中で擡頭しています。
日本でも例外ではなく、選挙のたびに、その勢いは強まっています。

今朝の朝日新聞にアウシュビッツ・ビルケナウ博物館長のピョトル・ツィビンスキさんのインタビュー記事が載っていました。

Sinnbun20260203
とても共感できる発言がありましたので、多くの人にも読んでほしくて紹介させてもらいます。

「政治家からポピュリスト的な発言が一つ出ると、他の政治家たちはより過激なポピュリズムに走らざるを得なくなる。その結果として、言葉の上で『非人間化』が急速に進みます。」

まさに今、テレビで毎日見ている選挙立候補者の演説が、そうです。
うんざりしながら聞いていますが。

ツィビンスキさんはさらに続けてこう言っています。

「政治的に対立する側、異なる思想を持つ人を『敵』と呼び、完全な人間として扱わないような提案を始めます。こうした、状況が退行していることを示す初期の兆候を見た時、自分に何ができるかを考えなければなりません。」

自分に何ができるか。
少なくとも異論者を「敵」と見なしたり、その論を非難することだけはやめようと思います。
どんな意見にも、学ぶべきことはりますから。

 

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2026/01/31

■楾大樹さんの『茶番選挙』(あけび書房)を読みました

選挙戦真っただ中ですが、選挙は投票だけに意味があるのではありません。
ふだんは忙しさにかまけて受け身でとらえがちな政治を、主体的に考える機会なのです。
その趣旨からいえば、公示早々に期日前投票が行われるという制度には賛成できません。
せっかくの考える機会を放棄することですから。

それはともかく、友人がこの本を紹介してくれました。
書名に抵抗があって、読まずにいたのですが、昨日、読みだしたら、目から鱗の、とても示唆に富む本です。
著者は『檻の中のライオン』シリーズで、わかりやすく憲法のことを解き続けている弁護士の楾(はんどう)大樹さんです。
本書は、その楾さんの実体験録です。ですからとても生々しい。よくぞここまで書いてくれたと拍手を送りたいです。
選挙の実相や政党の本質が見えてきます。

ともかく多くの人に読んでほしい本です。
CWSライブラリーに蔵書されていますので、湯島に来た時にぜひお読みください。貸し出しもしていますが、この選挙期間中は湯島においておくことにします。

楾さんは、今回の選挙で、ついに広島一区から立候補しました。
広島一区といえば元首相の岸田さんが立候補しています。
所属はれいわ新選組からですが、ぜひ頑張ってほしいです。
こういう人が政治を変えていくのだと思いますので、感謝しながら応援することにしました。立候補地が広島なのでなにができるかわかりませんが、まずは毎朝の祈りでエールを送ることにしました。

 

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2026/01/28

■衆院選挙が始まりました

衆院選が公示され、選挙活動が始まりました。
ほとんどすべての政党が消費税ゼロを主張し、しかも現実路線と称して、さしさわりのない抽象的な政策を提示しているので、投票者を選ぶのがなかなかむずかしいです。

私の場合は、いつも投票基準は「核に対する姿勢」と「税に対する姿勢」です。
前者は核兵器も原発も完全否定ですので、この時点で投票先は大きく限定されます。
「税」については、景気対策での減税ではなく、税の思想に関して「納税体制」を基準としていますので、「徴税」である消費税はもともと否定です。その意味ではれいわ以外の消費税政策は私には全く無意味、というよりも、いかにも迎合的でむしろ否定的です。どうせ状況によってすぐにまた変わるでしょうから。

核の是非も税の体制も、国家の本質につながると思っています。

但しもう一つ選択の条件があります。
政党の統治体制です。
組織の論理(制度)が優先されている政党か、個人が生き生きとしている政党かによって、個人が人間として活躍してくれるか部品として活動するかが決まってきますので、前者の組織は忌避します。

さてこう考えてくると、残念ながら今回も投票者は見つかりません。
しかし棄権するわけにはいきません。
そこで以上の条件に最も近いと思える政党や個人を選ぶことになりますが、今回はあまりにみんな距離がある。

さて投票日まで、じっくりと見極めようと思います。
期日前投票は避けるつもりです。
せっかく政治の関して考え意思表示するための期間をもらえたのですから、それを十分に活かしたいからです。

ちなみに1月31日の午後に湯島では、選挙に関する話し合いのサロンを開催します。
投票先が決まらない人で時間があれば、ぜひ話に来てください。
投票先が見つかるかもしれません。あるいは変わるかもしれません。

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2026/01/22

■山上被告無期懲役判決には、いささかの恐怖を感じます

安倍元首相を銃撃した事件の被告、山上徹也さんの奈良地裁判決が出ました。検察の求刑通りの「無期懲役」でした。
私が感じたのは、権力に立ち向かうものに対する見せつけのような気がして、恐ろしさを感じました。まあ過剰反応かもしれませんが。

それにしても「事件の真相」がもっとしっかりと説明されてもいい気がします。
「陰謀説」も含めて、事件の真相に関するさまざまな情報が流れています。それらがきちんと精査されていないように思います。マスコミでは問題にさえされていません。
しかし、ほんとうに山上さんが「殺害者」だったのかさえ、信じていない人が私の周りにはたくさんいます。
そもそも今なお事件は「首相銃撃事件」とされ、「殺人事件」とは明記されていません。

私は執行猶予がついてもいいとさえ思っていますが、仮にそうなってしまうと、山上さんを暗殺する人が出そうな気もします。最近の日本は、ヘイトが公然と認められてしまう社会になってしまっていますから。だから「無期懲役」にしたのかもしれないとも思いますが、これはいささかの深読みすぎでしょう。

山上さんは確かに法に反する行動をしました。
しかし、では安倍さんは法に反する行為はなかったのか。
首相の犯罪は、犯罪にならないのか。

山上さんの思い切った行動が、世間の流れを変えて、統一教会関係者(被害者を含めて)への社会の眼が変わったことはどう評価するのか。
彼によって救われて人がたくさんいることも事実です。裁判員裁判になっていたので、そうしたことがもう少しきちんと議論されるかと思っていましたが、相変わらず国家視点での判決だったことに、私は恐ろしさを感じています。

ともかくすっきりしない判決ですので、私も意思表示しておきたくなりました。

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2026/01/18

■中道改革連合のビジョン

「中道改革」への動きが始まりました。
その綱領やビジョンなどを見ていて、これは私の望む世界とは全く違うなと改めて思います。相変わらずの国家目線です。

野田さんは記者会見で、「中道改革は生活者ファーストの視点で現実的な政策を打ち出していくことだ」と語りましたが、「生活者ファーストの視点」?と、まず違和感を持ちました。どこかで聞いた話です。「アメリカファースト」「都民ファースト」。
そういえば、参政党もそんなスローガンをあげていました。
私には全く賛同できない理念です。

ここは素直に「生活者視点」といえないものなのか。
そこに「国家発想」を感ずるわけです。
そもそも「○○ファースト」とは、差別の論理です。必ず「ヘイト」につながっていくでしょう。

5本の政策の柱のトップにあげられているのが「一人ひとりの幸福を実現する、持続的な経済成長への政策転換」です。ここでも相変わらず「経済成長主義」がとられています。おそらくここでいう「経済」は、経世済民の経済ではなく、金銭稼ぎの経済でしょう。それがなぜ「一人ひとりの幸福」につながるのか。

私が政治に臨む最大のテーマは、いまのところ「核からの離脱」です。
原発は、広義の核兵器と私は考えていますので、「原発」に対する姿勢が、投票する場合の私の一番の基準になっています。
ここでも中道改革連合の理念は、私には共感できません。

どうやら私は、中道派ではないようです。
ますます時代の流れから外れてしまっているようです。

明日の午後、湯島では「茶色の朝」サロンです。
もし何か話題が持ち込まれなければ、中道について話し合えればと思っています。

ちなみに今日は、生成AI、AIエージェントのサロンです。
こちらも私たちの未来を大きく変えるテーマです。
お時間が許せば、ぜひご参加ください。

 

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2026/01/15

■政党の再編成が始まりそうです

政局が動き出しました。
政党の再編成が始まりそうです。

まず公明党と立憲民主党が解党することになりました。
公明党は創価学会離れしないと先が開けず、立憲民主党はすでに破綻していましたから、両党による新党結成というよりも、それぞれが解党するための大義をつくったように思います。立憲民主党からの離党者は多いように思います。
それにしても、相変わらず野田さんは独裁者ですね。あまりにもひどい。

しかし、この動きに石破さんたちが合流すれば、かつての新進党の再来かという気もします。もしかして背後に小沢さんがいるとしたら、ちょっと期待したくなりますが、もう小沢さんのパワーはないでしょうから、たぶんかつての希望の党のように破綻するでしょう。それに石破さんにはもうその気はないでしょう。本気のないことは先の首相時に証明されました。

高市さんはますます元気になるでしょう。
まさに悪夢の再来です。
自民党や参政党への支持率が相変わらず高いのも不安です。
私が熱烈支持していたれいわ新選組も、あまりに劣化してしまいました。山本太郎さんには構想力が欠落しているようです。
支持はしていますが、もう期待できません。

となると、残す期待は共産党でしょうか。
でもこの党は自民党以上に古い体質を感じさせます。時代が見えていない。

破局に向かって、また一歩、前に進みそうな気がします。
私の理解や予想が間違っているといいのですが。

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■また選挙?

なんとまた衆院選が突然に決まりました。高市さんは思う存分、総理大臣をやっています。思い切りの良さには感心しています。韓国でのドラム演奏も実に素直で好感が持てました。ただし、私は高市さんを支持する人たちが日本をますますおかしくしていくと思えてなりませんが。
日本は一体どこに向かっているのでしょうか。

1回の選挙で、600億円の税金が使われるそうです。それが無駄だという人がいる。
私はそうは思いません。なにしろ国民が政治に影響を与えることができる数少ない行事ですから、数は多いほどいいというのが私の考えです。
野党にとってもチャンスではないかと思いますが、なぜか野党はいつも大義なき選挙などと選挙には後ろ向きです。
そういう姿勢が、私には日本には野党がいないと思う理由の一つです。

まあそれはともかく、また私たちにとって意思を表明する機会が来ました。
これを機会に、いまの政治の向く先を少し考えたいです。
そのためにも、私たちの生活の周りにある、ちょっと気になることを考え直してみたいです。がんじがらめになる前に。

今度の月曜日19日、今年初めての「茶色の朝」サロンです。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2026/01/post-3a6ba6.html

平日ですが、会社勤めの人もできれば休暇をとってでも参加してほしいです。
ニーメラーのような悔いをしたくはありません。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2005/02/post_1.html

私も、あんまり体調は良くないですが、参加します。

 

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2025/12/18

■「Nスタ」井上貴博アナの姿勢に共感します

TBSの井上貴博アナウンサーは、20年以上前から私はいつも感心しています。
ご自分の考えをしっかりと発言するからです。
最近はますますそれが明確になってきました。
たとえば最近の「おコメ券」に対する考えは、実にはっきりと自分の意見を述べています。それも静かに語ってくれるのでいいです。
れいわの山本さんには、ぜひ井上さんの話し方を学んでほしいです。

政治の動きに関しても、しずかに、しかしはっきりと自分の考えを発言しています。
このままいくともうじき下ろされるのではないかという気もしますが、ぜひともこの姿勢を続けてほしいです。
報道の中立性などとよく言われますが、「報道の中立性」っていったいどういうことでしょうか。要は報道しないということでしょうか。わかったようでわからない(いかようにも説明できる)言葉は警戒しないといけません。

それにしても、なんで見え透いた「おコメ券」などを採用する自治体があるのか、理解できません。
誰のための政治なのか。
ブルシットジョブづくりはなかなかなおりません。

https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%EF%BD%8E%E3%82%B9%E3%82%BF-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E8%B2%B4%E5%8D%9A%E3%82%A2%E3%83%8A-%E3%81%8A%E3%81%93%E3%82%81%E5%88%B8%E3%81%AE%E6%8A%B1%E3%81%88%E3%82%8B%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%81%AB-%E7%B5%90%E5%B1%80-%E5%9B%A3%E4%BD%93-%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%84%E3%81%9F%E6%94%BF%E6%B2%BB%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6/ar-AA1SAuId?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=6943d67d6bdb4889bb89c733b6a1bd45&ei=14

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2025/12/02

■歴史認識は外交問題ではなく国内問題

友人に薦められて「タブーを破った外交官 田中均回顧録」(岩波書店)を読みました。
田中均さんのメッセージは、田中さんが外務省の官僚だったころから関心を持っていましたが、改めて本書を読んで、気づかされることがたくさんありました。
私が特に興味を持ったのは「東アジア共同体構想」と「歴史問題」です。

ドイツと日本の戦後処理の話も、とてもわかりやすいです。
「ナチスという狂信的な政権が迷惑を及ぼした、それによってドイツも同じように被害を受けたという割り切り方をして、ドイツの立場をヨーロッパの中で作ったのです。だから、今のドイツ政府は、過去の歴史問題を外交問題として責められることがあまりありません」(237頁)という記述がありますが、世界の構造をどう捉えるかで、加害者と被害者の立場が変わってきます。
私は、「システム」と「人間」という構造で歴史を見ていますので、これとは少し違う見方をしていますが、田中さんのような官僚が日本にもいた時代があったというのは、大きな救いです。

それとやはりマスコミの表層的な情報の奥を読まないとやはり真実は見えてこないことを改めて思い知らされました。

対話形式のオーラルヒストリーですので、とても読みやすいです。
お薦めの一冊です。

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