カテゴリー「お誘い」の記事

2018/11/14

■コムケアサロン「家族の介護・相続に向き合う」のご案内

一般社団法人コレカラ・サポート代表の千葉さんは、現場に出向くことから問題を確認し、その解決に取り組むという活動に取り組んでいます。
しかし自分だけでは限界があり、同じような能動的な姿勢で高齢者の抱える問題の相談に応じて、一緒に問題解決に当たる仲間を増やしたくて、コーピング講座を始めました。
「コーピング」とは“課題に向き合うこと”です。
そこに千葉さんのこれまでの活動のエッセンスが詰まっているのだろうと思います。
今回は、「家族の介護・相続に向き合う」をテーマに、千葉さんの活動実践のお話をお聴きしながら、私たちの「コーピング」の力を高めていければと思います。

千葉さんからのメッセージです。

「コーピング」とは“課題に向き合うこと”です。
介護者や、人が亡くなったあと遺族となった人は、様々な課題を抱えることになります。
そこには、誰もが知るような表面的な悩みもあれば、当事者も気づくことが難しい内面的に 隠れた悩みもあります。
高齢期における当事者と、支えになる人を包括的に支援するには、 どのように向き合っていけばよいのでしょうか?
今までコレサポは、遺族支援や介護者支援の様々な現場で「コーピング」を実践してきました。
今回のサロンでは、今まで経験してきた「コーピング」の事例をご紹介します。

千葉さんは、コーピング講座も定期的に開催していますので、そのエッセンスも今回紹介していただけると思います。
サロン前半で千葉さんからお話をしてもらい、後半はそれに基づいての話し合いを考えています。
具体的な相談などお持ちの方は、相談を持ち込んでいただいても結構です。

みなさんの参加をお待ちしています。

○日時:2018年12月2日(日曜日)午後2~4時
○場所:湯島コムケアセンター
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○話題提起者:千葉晃一さん(一般社団法人コレカラ・サポート代表理事)
○会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/11/09

■カフェサロン「大家族主義経営を考える―個人と組織の関係」のご案内(

西精工という会社をご存知でしょうか。
四国の徳島にある会社です。
「ホワイト企業大賞」や「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」などを受賞し、「人間尊重型経営」で成果を上げていると話題になっている会社ですが、今回は、西精工を事例にして、これからの企業のあり方を考えてみたいと思います。

といっても、同社は四国の徳島にありますので、同社の方をお呼びするのは難しいのですが、幸いに最近、同社の経営に関する書籍が出版されました。
書名がちょっと長いのですが、「人間性尊重型大家族主義経営」(内外出版社)です。
西精工社長の西泰宏さんによる経営実践が生き生きと紹介されていますが、それだけではなく、前半部分で、天外伺朗さんが「ティール組織」モデルを踏まえて西精工の経営のポイントを解説しています。
逆に言えば、最近話題の「ティール組織」について、西精工をモデルに、天外さんの解説が行なわれているということでもあります。
そこで、ティール組織の考え方を具体的に考える意味でも、西精工を取り上げることにしました。

そこで、本書の編集に関わった上本洋子さんに、西精工の経営に関して話題提供してもらったうえで、「人間性尊重」と「企業経営」をキーワードにしながら、これからの企業のあり方や個人の働き方について、みんなで話し合えればと思っています。
参加する方はできるだけ事前に「人間性尊重型大家族主義経営」を読んできてもらえればと思っています。

みなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2018年12月5日(水曜日)午後6時半~9時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「大家族主義経営を考える―個人と組織の関係」
〇問題提起:上本洋子さん(自在株式会社)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/11/04

■カフェサロン「日本列島「法」改造論」のご案内

延期されていた神戸大学名誉教授阿部泰隆さんのサロンを11月26日に開催します。
前回参加申込みいただいた方には、直前の予定変更で申し訳ありませんでした。

日本のあり方を話し合うシリーズのサロンの案内です。
今回は、ゲストに神戸大学名誉教授の行政法学者・弁護士の阿部泰隆さんをお迎えして、「日本列島「法」改造論」という、いささか壮大なテーマでのサロンを開催することにしました。
阿部さんは、私の大学時代の友人ですが、毒舌・名言でも有名な、そして具体的な提案活動もしっかりとしている、曲がったことの嫌いな、国士的な学者です。
時に、阿部さんは「変人」とも評されますが、ご自分は「変人」を「変革の人」と読み替えて、変人であることを受け入れています。

「日本列島「法」改造論」というのは、10月に第一法規から出版される阿部さんの新著のタイトルです。
神戸在住なので、久しく会っていなかったのですが、遺言だと思って最後の本を書いたというメールが先週来ました(といっても、すでに40数冊出版していますが、これからも10冊は出版しないと死ねないといっています。http://www.eonet.ne.jp/~greatdragon/)
しかし、遺言であれば、読まないわけにはいかないので、読ませてもらうことにしたのですが、せっかくなので、多くの人にも知ってもらいたくなって、阿部さんに湯島のサロンをやってもらうことにしました。

予告案内の本の帯に「Dr.阿部の執刀開始!」とあります。
まだ出版されていないので、目次の原稿を送ってもらったのですが、なんと目次だけで28頁。
目次を読めば、内容がイメージできますが、いかにも阿部流の舌鋒厳しい、実に賑やかな内容のようです。
阿部さんによれば、「逆転の発想による法改革」によって、日本を変える提案だそうです。

第1章は「国会・内閣・裁判所のありかた」ですが、つづけて「社会問題・国民生活」「税制改革」「医療福祉」「環境保護」「大学」「その他身辺雑記」と広い分野にわたって論が展開されています。
しかも、そこには、与党独裁体制を許さない法システム、「国旗国歌は作り直せ」とか「オリンピックは無駄」とか、祝日も休日にするな(来年の10連休は大反対)、「命を大切にせず、医療費を無駄使いする厚労省」、さらには「バカほど儲かる医師・弁護士システム」、未亡人の再婚を邪魔する遺族年金、文科省は廃止せよなどといったことが書かれています。

「はじめに」も読ませてもらいましたが、たとえばこんなことが書かれています。
ちょっと長いですが引用させてもらいます。

社会科学者仲間では、福島の原発事故にもかかわらず相変わらず「原子力村」で、原発は安全であるという枠内の研究をしたり、阪神・淡路大震災や東日本大震災が身近に起きても我関せず、自分の「学問」に没頭したり、広島原爆の被災地にいながら、被爆者に寄り添うことなく、平和な学問をして偉くなっている人が少なくない。筆者には、彼らは民の苦しみなど知る余地もないように見える。
研究者は現実の裁判を追行していないので、裁判の不条理も知らない。まして、三行半判決で、何のまともな理由もつけずに闇から闇へと葬られ、人生や会社が破綻させられる無数の事件のことには関心を持たない。裁判官も、このようなことに責任を感じている者は多くはないと感ずる。
また、疑問を持たず、既存の資料を整理するだけの「業績」が多い。
その上、筆者の専攻の行政法学関係者は、役所からお座敷がかかるので、どうしても役所寄りの発想になりがちである。

とまあ、こんな風なのです。
阿部さんの人柄がかなり伝わってくるでしょう。
彼自身は、「とうの昔に御用学者を総撤退し、大学にも縁がないので、「しがらみ」がなく、文科省批判も含め、信念に従った発言をしている」と言っています。
まあ、しがらみがあっても発言してきたと思いますが(そのために社会の主流派から外されたと本人は言っています)。

今回は阿部さんから、どのテーマでやろうかと相談を受けましたが、腐ってきている日本国家を快刀乱麻に語っていただき、それをどう改造していけばいいかを話してもらったあと、当日参加した人たちの関心事に合わせて問題を掘り下げられればと思います。
ぜひ多くの人に参加して、議論を戦わせればと思っています。

〇日時:2018年11月26日(月曜日)午後6時半~9時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「日本列島「法」改造論」
〇問題提起:阿部泰隆さん(行政法学者・神戸大学名誉教授)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/10/31

■カフェサロン「過労死など起こらない働き方の未来を考える」のお誘い

働き方改革が話題になっています。
しかし、その捉え方は人によってさまざまで、「働く人」の視座だけで考えられているわけではありません。
同じ「働き方改革」という言葉で、まったく真逆な目的で語られることさえあります。

日本では、ワーク・ライフ・バランスという言葉がよく使われますが、ワークとライフはむしろ統合されるべきものだという意味で、ワーク・ライフ・インテグレーションという捉え方がアメリカの経営の世界では広がっています。
私は、ライフとワークを同じものだと考えていますので、「働き方改革」は「生き方の見直し」と捉えていますが、今回もできればそういう広がりの中で、「働き方」を話し合えればと思います。

「働き方」に関しては、これまでも湯島のサロンでは取り上げてきましたが、今回はこれまでとはちょっと違った視点で取り上げたいと思います。
1980年代には、人間生活の視点から「仕事論」が広がったことがあり、最近はまたAI(人工知能)の視点からの「仕事論」がありますが、大きな潮流としては、経済活動としての仕事論の域を超えていません。
今回は、できれば、「個人の生き方」や「社会のあり方」にも視野を広げられればと思います。

問題提起して下さるのは、長年、医療や福祉の問題に関わってきた小林康子さんです。
小林さんは、過労死防止活動にも取り組んでいます。
今回は実践活動や生活体験のなからの、小林さんが目指したい「働き方」の未来を話してもらい、それを材料に参加者による話し合いができればと思います。
小林さんからは、次のようなメッセージをもらっています。

「働く者の幸福」とはいかなるものなのでしょうか。
人間の存在を支えるものとは、労働時間規制や実現可能な働き方・働かせ方の良い方向などについて、みなさまの考えが伺えればと思っています。

企業で働く人はもちろんですが、企業とは直接縁のない人にも、ぜひ参加していただきたいと思っています。
「働くこと」は「生きること」と深くつながっていますので。
生き方で悩んでいる人も、ぜひご参加ください。

仕事でメンタルダウンしたり、ましてや過労死したりすることが起こらない社会にしていきたいというのが、今回のサロンを企画した思いです。
みなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2018年11月17日(土曜日)午後2~4時
〇場所:湯島コムケアセンター
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「過労死など起こらない働き方の未来を考える」
〇話題提起者:小林康子さん(東京と神奈川の過労死を考える家族の会世話人)
〇会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/10/29

■カフェサロン「『ホモ・デウス』が予告する政治の未来と民主主義」のお誘い

今回は最近話題になっている書籍『ホモ・デウス』を材料に取り上げて、ヒューマニズムやデモクラシーの未来を話し合いたいと思います。
リンカーンクラブとCWSコモンズ村の共催です。

『ホモ・デウス』は、『サピエンス全史』につづく、ユヴァル・ノア・ハリスの著書ですが、その第3部「ホモ・サピエンスによる制御が不能になる」で問題提起されている、「AIと政治制度」に焦点を合わせた話し合いにしたいと思います。
したがって、基本的には、『ホモ・デウス』の下巻の第3部だけでも読んで参加してもらえればと思います。
しかし、読書の嫌いな人もいるでしょうから、以下にそのエッセンスは紹介します。

たとえば著者はこんなことを書いています。

「18世紀には、人間至上主義が世界観を神中心から人間中心に変えることで、神を主役から外した。近代以降の歴史を、科学と特定の宗教(人間至上主義)が手を組み、「人間の経験が宇宙に意味を与える」と信じながら、力を手に入れていくプロセスだった」
「21世紀には、データ至上主義が世界観を人間中心からデータ中心に変えることで、人間を主役から外すかもしれない」
「人間至上主義に取って代わるものとして最も有力なのは、人間ではなくデータをあらゆる意味と権威の源泉とするデータ至上主義だ」

「人間からアルゴリズムへと権限がいったん移ってしまえば、人間至上主義のプロジェクトは意味を失うかもしれない」
「人間中心の世界観(ヒューマニズム)を捨てて、データ中心の世界観をいったん受け容れたなら、人間の健康や幸福の重要性は霞んでしまうかもしれない」

ここには2つのメッセージがあります。
①AI(人工知能)がヒューマニズムを無意味なものにし、人権概念を変質させるのではないか。
②民主主義政治はデータベースのAI政治に取って代られるのではないか。
両者は密接につながっていると思います。
ちなみに、これはさらに経済の変質にもつながりますが、今回は政治に焦点を合わせます。
つまり、今回のテーマは、「AIは人間の存在価値を失わせ、民主主義を基本にしたこれまでに政治制度を壊していくのだろうか」ということです。

同書にはこんな記述もあります。
問題の背景を共有するために、引用しておきます。
「テクノロジーの発展によって人間は経済的にも軍事的にも無用になるという脅威は、自由主義が哲学的なレベルで間違っているという証明にはならないが、実際問題としては、民主主義や自由市場などの自由主義の制度がそのような打撃を生き延びられるとは思いにくい」(p133)
「今日の民主主義の構造では、肝心なデータの収集と処理が間に合わず、たいていの有権者は適切な意見を持つほど生物学や人工頭脳学を理解していない。したがって、従来の民主主義政治はさまざまな出来事を制御できなくなりつつあり、将来の有意義なビジョンを私たちに示すことができないでいる。一般の有権者は、民主主義のメカニズムはもう自分たちに権限を与えてくれないと感じ始めている」(p218)
「新しい構造は、民主主義でも独裁制でもなく、以前の政治制度とはまったく異なるかもしれない」(p221)

著者によれば、人類はいま挑戦を受けているわけです。
自らが生み出した者たちに。
挑戦は受けて立たねばいけません。
というわけでもこんなサロンを企画しました。
みなさんの参加をお待ちします。

〇日時:2018年11月18日(日曜日)午後2時~4時半
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「『ホモ・デウス』が予告する政治の未来と民主主義」
〇進め方:今回は特に問題提起者は決めませんが、最初に少しだけテーマの確認をしてから自由な話し合いにします。
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/10/27

■ちょっとゆるいカフェサロン「ナチュラリストが見る社会の危うさ、あるいは自然界の面白さ」のお誘い

前回はかなりハードなサロンでしたが、今回はちょっとゆるいサロンのご案内です。
前から一度お話をお聴きしたいと思っていたナチュラリストの木村幸一郎さんにサロンをお願いしました。
私が「ナチュラリスト」と言う言葉を聞いたのは、もう今から15年以上前のような気がします。
友人にナチュラリストがいると、友人が教えてくれたのですが、「ナチュラリスト」という言葉の響きに魅了されて、ぜひ紹介してほしいと言ってお会いしたのが木村さんでした。
そして、木村さんから、ナチュラリストとは何かを教えてもらったのです。
その時は、あまり具体的な活動に関してはお聞きできなかったのですが、ずっと気になっていました。
私たちの共通の友人は若くして急逝したため、木村さんとの付き合いも少し遠のいていました。
しかし、最近また湯島に時々顔を出してくれます。
それで、今回長年の夢をかなえてもらい、サロンを開催してもらうことになったのです。

木村さんは、いまは「ハイパー・ナチュラリスト」=「自然系何でも屋」として、行政、企業、専門学校、NPO等、幅広く講演や講座、イベント企画・運営活動などされていますが、「自然系何でも屋」ですから、実にミクロなことからマクロなことまで、話題には事欠きません。
それに、自然からいまの時代や社会を見ていると、人間社会の中から見ているのとはかなり違う景色が見えているのだろうと思います。
どんな話をしてもらおうか迷ったのですが、基調に「自然との付き合いのなかから見えている社会の危うさ」のようなものを置いて、私たちの生き方につながるようなお話や、私たちにはまったく気づいていないような博物誌的なお話もしてもらおうかと思っています。
多分そうしたお話のなから、私たちには見えないことが見えてくるような気がします。
それに加えて、私には木村さんの生き方(ナチュラリストの人生)も興味があるので、そのあたりも聞かせてもらいたいと思っています。

自然に関心のある人はもちろんですが、自然と縁のない生き方をしている人にもぜひ参加してほしいサロンです。
新しい気付きのある、楽しいサロンになること請け合いです。

○日時:2018年11月11日(日曜日)午後2時~4時
○場所:湯島コンセプトワークショップ
東京の湯島天神のすぐ前です。
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○テーマ:「ナチュラリストが見る社会の危うさ、あるいは自然界の面白さ」
○話題提供者:木村幸一郎さん(ハイパー・ナチュラリスト)
○会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/10/10

■ちょっとゆるいカフェサロン「ナチュラリストが見る社会の危うさ、あるいは自然界の面白さ」のお誘い

今回はちょっとゆるいサロンのご案内です。
前から一度お話をお聴きしたいと思っていたナチュラリストの木村幸一郎さんにサロンをお願いしました。
私が「ナチュラリスト」と言う言葉を聞いたのは、もう今から15年以上前のような気がします。
友人にナチュラリストがいると、友人が教えてくれたのですが、「ナチュラリスト」という言葉の響きに魅了されて、ぜひ紹介してほしいと言ってお会いしたのが木村さんでした。
そして、木村さんから、ナチュラリストとは何かを教えてもらったのです。
その時は、あまり具体的な活動に関してはお聞きできなかったのですが、ずっと気になっていました。
私たちの共通の友人は若くして急逝したため、木村さんとの付き合いも少し遠のいていました。
しかし、最近また湯島に時々顔を出してくれます。
それで、今回長年の夢をかなえてもらい、サロンを開催してもらうことになったのです。

木村さんは、いまは「ハイパー・ナチュラリスト」=「自然系何でも屋」として、行政、企業、専門学校、NPO等、幅広く講演や講座、イベント企画・運営活動などされていますが、「自然系何でも屋」ですから、実にミクロなことからマクロなことまで、話題には事欠きません。
それに、自然からいまの時代や社会を見ていると、人間社会の中から見ているのとはかなり違う景色が見えているのだろうと思います。
どんな話をしてもらおうか迷ったのですが、基調に「自然との付き合いのなかから見えている社会の危うさ」のようなものを置いて、私たちの生き方につながるようなお話や、私たちにはまったく気づいていないような博物誌的なお話もしてもらおうかと思っています。
多分そうしたお話のなから、私たちには見えないことが見えてくるような気がします。
それに加えて、私には木村さんの生き方(ナチュラリストの人生)も興味があるので、そのあたりも聞かせてもらいたいと思っています。

自然に関心のある人はもちろんですが、自然と縁のない生き方をしている人にもぜひ参加してほしいサロンです。
新しい気付きのある、楽しいサロンになること請け合いです。

○日時:2018年11月11日(日曜日)午後2時~4時
○場所:湯島コンセプトワークショップ
東京の湯島天神のすぐ前です。
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○テーマ:「ナチュラリストが見る社会の危うさ、あるいは自然界の面白さ」
○話題提供者:木村幸一郎さん(ハイパー・ナチュラリスト)
○会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/10/09

■ブック「日本列島「法」改造論(阿部泰隆 第一法規 3000円)のご紹介

本書は、「逆転の発想による法改革」によって日本を変えるための処方箋です。
というと何やら難しそうですが、普通に生活している人であれば、誰でも「ふんふん」とうなずきながら楽しく読める処方箋が満載された本です。
「漫談」的な要素も込められていて、読者はあきることがありません。

著者の阿部さんは、私の大学時代の友人ですが、毒舌・名言でも有名な、そして具体的な提案活動もしっかりとしている、曲がったことの嫌いな、国士的な学者です。
時に、阿部さんは「変人」とも評されますが、ご自分は「変人」を「変革の人」と読み替えて、変人であることを受け入れています。
「政策法学」という新しい分野の創始者で、その分野でもたくさんの専門書を書いています。

「政策法学」というのは、現在問題となっている法制度を具体的に取り上げ、その立法政策的な改善策を提言する学問だそうです。
公共政策にもつながる具体的な提言や問題提起につながる実践法学と言ってもいいでしょう。
法学というと、私には敷居が高いですが、それであれば私にも関心があります。
というか、その姿勢は、「法とは何か」という、私の基本的な関心課題につながっていますので、まさに私の関心事でもあります。

ちなみに、私自身は、最近「法」というものに、ほとんど関心を失ってきています。
私が法学部で学んだのは「リーガルマインド(法の精神)」ですが、その視点で考えると、最近の法には「心」があるのかと、つい思ってしまうのです。
日本はほんとうに法治国家なのだろうかという疑問さえ、時に感じます。

そんな私のような世捨て人的なひねくれた姿勢ではなく、現実に果敢に取り組んでいるのが、阿部さんです。
専門書を書くかたわら、阿部さんがさまざまなところで発表してきた、日本社会を覆いだしている病魔の法的処方箋の集大成が本書です。
本書の帯に「病魔に苛まれている法と政策を蘇生させよ Dr.阿部の執刀開始!」と書かれていますが、その快刀乱麻ぶりは、時にはちょっと共感できないものもありますが、そこにこそ、本書の真価があります。
誰もが違和感なく読めるようなものは、読む価値も聴く価値もありません。

阿部さんは、日本の法律学に関して、こんなことも書いています。

法律学では、そもそも、「疑え」という研究方針や指導方針がないと感ずる。
判例通説を整理せよ、外国法を整理せよ、そしてまとめよというものが多い。
そこから新学説は出てくるが、それでも、新規の考え方は少ない。

まったくもって同感です。
そして阿部さんは言います。

筆者は、法律家として、日本の法制度がうまくいっているのか、不備をどうすれば改善できるのかを念頭に、何事にも疑問{?}を持って、半世紀以上研究してきた。

こうした視点で、まとめられたのが本書です。
もう少し阿部さんの言葉を引用させてもらいます。

そして、問題を発見したら、解決策としては、通り一遍ではなく、逆転の発想で、あるいは、一手しか読まないのではなく、せめて二手読むとか、二者択一ではなく、合理的な中間案をつくるとか、あるいは強行着陸ではなくソフトランディングを試みるというものである。
このような研究は、法学界では前例がない新しい道を開拓してきたもので、いまだ十分な評価はされていない(それどころか、四面楚歌かもしれない)が、これこそが日本の法学者の使命であると信じている。

どうですか。法律嫌いの人も、ちょっと読みたくなるでしょう。
目次だけでも15頁もあるほど、Dr.阿部の手術のメスは、社会すべてに向けられています。
第1章は「国会・内閣・裁判所のありかた」。つづけて「社会問題・国民生活」「税制改革」「医療福祉」「環境保護」「大学」「その他身辺雑記」と広い分野にわたって論が展開されています。
しかも、そこには、与党独裁体制を許さない法システム、「国旗国歌は作り直せ」とか「オリンピックは無駄」とか、祝日も休日にするな(来年の10連休は大反対)、「命を大切にせず、医療費を無駄使いする厚労省」、さらには「バカほど儲かる医師・弁護士システム」、未亡人の再婚を邪魔する遺族年金、文科省は廃止せよなどといったことが書かれています。
Dr.阿部の、快刀乱麻ぶりがわかるでしょう。

できれば、まずは「はじめに」を読んでもらい、後は関心事に合わせて拾い読みしてもらうのがいいと思います。
「はじめに」に、阿部さんの生き方がわかる文章があるので、引用させてもらいます。

社会科学者仲間では、福島の原発事故にもかかわらず相変わらず「原子力村」で、原発は安全であるという枠内の研究をしたり、阪神・淡路大震災や東日本大震災が身近に起きても我関せず、自分の「学問」に没頭したり、広島原爆の被災地にいながら、被爆者に寄り添うことなく、平和な学問をして偉くなっている人が少なくない。
筆者には、彼らは民の苦しみなど知る余地もないように見える。(中略)
筆者の専攻の行政法学関係者は、役所からお座敷がかかるので、どうしても役所寄りの発想になりがちである。

そうだそうだ!と拍手したいです。
阿部さんの人柄がかなり伝わってくるでしょう。
彼自身は、「とうの昔に御用学者を総撤退し、大学にも縁がないので、「しがらみ」がなく、文科省批判も含め、信念に従った発言をしている」と言っています。
まあ、しがらみがあっても発言してきたと思いますが(そのために社会の主流派から外されたと本人は言っています)。

ちょっと高価なのが気にいりませんが、現代日本の「法的欠陥事典」と考えれば我慢できそうです。
しかし、個々の問題の処方だけが本書のメッセージではありません。
「逆転の発想」で頑固な法律さえも、活かし方が変わってくること。「学問」とは何か、学ぶとは何か、社会をよくしていくためにできることは何か、などということへのヒントも、その気になれば読み取れます。
アジテーションも含意されているかもしれません。
これを読んだ読者が、身近な病魔にDr.阿部流の執刀作業を始めると、日本ももっと住みやすくなるかもしれません。
法の精神が蘇ってくるかもしれません。
ですから本書は、ある意味で、Dr.阿部の執刀術学習講座でもあるのです。

多くの人に読んでもらい、多くの人に執刀をはじめてほしい。
そんな意味で、本書を推薦します。

ちなみに、Dr.阿部の湯島サロンを10月12日の夜開催します。
まだ少し余席があります。
参加ご希望の方は私あて、ご連絡ください。
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2018/10/05

■第3回有機野菜の旬を楽しむ会のお知らせ

有機野菜の旬を楽しむ会も3回目になります。
今回のゲストは、“たなちゃん”こと、棚町弘一郎さんです。
福岡からはるばると小川町の霜里農場に研修に来て、今月でまる1年、11月には研修を終えて、福岡に戻ります。
そこで、棚町さんの1年間の霜里農場研修卒業のねぎらいと福岡での新たな門出の祝いを兼ねての、「たなちゃん送別会サロン」です。
私も、実はたなちゃんに会ったこともないので、送別会に出るのもおかしいですが、まあそんなことは気にせず、たなちゃんの1年間霜里農場生活の感想を聞きながら、新しい福岡での計画を聞くことで、有機農業への理解と期待を深めたいと思います。

たなちゃん持参の旬の有機野菜は「枝豆」です。
主催者の霜里農場の金子友子さんからのメッセージです。

今回はたなちゃんをゲストにして、福岡へ帰ったらどんな農業をするのか、農家になるのか、その今現在の気持ちを素直に皆で聞いて、この時期の旬、何と言っても枝豆、この小川町在来の美味しい枝豆を持って、それを食べながら、皆さんに送りだしていただきたい。
そして今後も、福岡からたなちゃんの、毎日とは言わないけれど、進展ぶりをFacebookで見ながら、一緒に疑似就農体験をしてほしいと思っている。
たなちゃんのフィアンセの早瀬萌ちゃんも来てくださる予定。
とてもよくお似合いの彼女です。
2人を見てみたいと思う方は、ふるってご参加を。

とまあ、そんな感じで、いつもよりも華やかな会になるようです。
有機野菜ファンの方はもちろん、枝豆好きな方は、ぜひご参加ください。

○主催者:霜里農場の金子友子さん
○生産者ゲスト:棚町弘一郎さん(霜里農場研修生)
○日時:2018年10月20日(土)14時~16時
13時半から開場しています。
○場所:湯島コンセプトワークショップ
東京の湯島天神のすぐ前です。
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○会費:500円+思し召し(有機野菜のおいしさへの感謝)
○定員:15人以内 
※要予約(野菜の準備のため参加人数を把握したいのでできるだけ申し込みください)
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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2018/09/29

■カフェサロン「地方政治の現場から考える日本の政治の未来」のお誘い

山口県でさまざまな社会活動に取り組んでいる河野哲男さんが湯島に来るというので、せっかくなのでサロンをしてもらうことにしました。
県庁職員だった河野さんは、行政の枠を超えて、さまざまな活動に取り組んできた「実践者」です。
どうもまた何かをたくらんでいるようです。

私が河野さんと出会ったのは、宇部市のまちづくり活動の関係です。
以来、30年ほどの付き合いになります。
最近はソーシャルビジネス・インキュベーションに関心があるようですが、ソーシャルビジネスの捉え方は、最近のビジネス起点ではなく、しっかりと「ソーシャル」起点で捉えているようです。
したがって、そこには政治の分野も当然入ってきます。
これまでも山口県や宇部市の行政や政治にも関わってきていますが、この数十年の政治の動きや地方の動きをどう見ているかは、興味のあるところです。
そこで今回は「地方政治の現場から考える日本の政治の未来」を話してもらうことにしました。

河野さん自身のこれまで取り組んできた活動の話も面白いですが、今回はむしろ未来に向けての話を中心にしたいと思います。
これから河野さんが起こそうとしている企ても出てくるかもしれません。
電話で少し話したところでは、これからの政治は、“女子高生の時代”(“女性”“子ども”“高齢者” そして“生活者”)だと考えているそうです。
たしかにいずれも、日本の政治ではこれまではアクターとしては端役でした。
しかし、それが変わらない限り、日本の政治は変わらないような気がします。

もしかしたら一番重要なのは女性たちかもしれません。
ちなみに現在の宇部市(河野さんが住んでいるところ)の市長は河野さんの知り合いの女性です。
政治に関わっている、あるいは政治に関心のある女性たちの参加をぜひ期待したいです。

ぜひ多くの人に参加してほしいと思っています。
平日の夜ですが、よろしくお願いします。

〇日時:2018年10月24日(水曜日)午後6時半~9時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「地方政治の現場から考える日本の政治の未来」
〇問題提起:河野哲男さん(タグボート株式会社代表取締役)
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

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