カテゴリー「お誘い」の記事

2025/07/05

■湯島サロン「なぜ私はハムレットの生き方に魅了されるのか」へのお誘い

1か月前に留学で来日したインドの若者ヤシュカさんから、「ハムレットの話をさせてほしい」と連絡がありました。
先日のSUN10ROサロンで、シェイクスピアを少し話題にしていましたが、ヤシュカさんにとって「ハムレット」は特別な存在の作品のようです。
作品だけではありません。ヤシュカさんは、今まで読んだ文学のなかで出合った人、そして現実のこの世にいる人の中で、一番魅力的で忘れられない存在はハムレットだ、と言います。ハムレットに惚れているのです。
自分にとって頂点にいる人物はハムレット。ソクラテスでもなく、聖書のヤハウェでもなく、ダビデでも、ましてやナザレのイエスでもない。ヤシュカさんはそう断言するのです。だから、その魅力を思い切り語ってみたい、と言ってきたのです。

加えて、文学作品としても価値が高い。これまでたくさんの文学作品を読んだが、これほど魅力的な作品もないし、人物もいない。そうも言います。
ちなみにヤシュカさんは、驚くほど多くの本を読んでいます。シェイクスピやドストエフスキーはもちろん、カフカやプルーストも何回も読んでいます。日本の作品も、源氏物語をはじめ、いろいろと読んでいます。その読書量は驚異的です。
ただしインド文学には全く興味がないのだそうです。

ともかく突然メールで、ハムレットを思い切り語らせてほしいと連絡が届いたのです。それもできるだけ早く、と。しかも、いつもより時間を30分長くしてほしいと言います。ヤシュカさんが、ハムレット的問題に襲われているはずもありません。
なぜヤシュカさんがハムレットを語りたくなったのか。
そこに、私はちょっと興味を感じました。
それに私から見れば、ヤシュカとハムレットは、全くと言っていいほどつながらない。
「ハムレット的問題」とは無縁なのがヤシュカさんですから。

しかし彼の意気込みには抗えません。
ともかくヤシュカの「ハムレットサロン」を開催することにしました。
現代社会の科学技術や文化に触れてからまだ5~6年しかたっていない、インドの21歳の若者が語る「ハムレット論」。なにが話されるのかまったくわかりませんが、お時間が許せばぜひ聞きに来てやってください。ヤシュカさんからは、できるだけたくさんの人を集めてほしいと言われていますので。

ハムレットはともかく、ヤシュカさんは興味深い若者です。

〇日時:2025年7月21日(月曜日)午後2時~4時半
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「なぜ私はハムレットの生き方に魅了されるのか」
〇話題提供者:yash pawarさん(インドの21歳の若者)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

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2025/07/03

■湯島サロン「私が『週刊金曜日』の社長になるまで」のご案内

「週刊金曜日」という週刊誌をご存じでしょうか。
企業広告に頼らずに、市民の立場から主張できるジャーナリズムを目指して1993年に創刊された雑誌です。
企業広告に依存していないために、経営は大変でしょうが、スポンサーへの気兼ねからは自由で、以前、食品、日用品、家電製品など身近な商品を取り上げ、それに含まれる食品添加物などの毒性や危険性、家電製品の構造・性能上の問題点などを指摘し、企業名と商品名を名指しし「買ってはいけない」という記事を連載。それをまとめた本『買ってはいけない』がベストセラーになったことを記憶している人も多いのではないかと思います。
ちなみに、いまも同誌では「買ってはいけない」を連載しています。

3年前に同誌は編集長公選制を導入し、その最初の編集長に選ばれたのが文聖姫さんです。
当時のインタビューで、文さんはこう答えています。
「私もマイノリティです。どんな気持ちなのか、誰よりもよくわかります。言いたいことがあっても言えない人々の声を伝えたいです」

マイノリティの気持ちが誰よりもよくわかる。
この一言に大きな興味を持ちます。文さんはどんな人生を送ってきたのか。
その人がなぜ市民ジャーナリズムメディアの編集長に選挙で選ばれたのか。
東京大学大学院の博士過程を修了した時に受けたインタビュー記事がありますので、よかったら読んでみてください。
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/interview/graduates/vol_18/

同誌に最近、季節の薬膳を連載していた新倉さん(湯島でもふるさと薬膳のサロンを定期的に開催してくださっています)のおかげで、文さんにサロンをしてもらえることになりました。
聴きたいテーマは山ほどありますが、文さんが伝えたいこと話したいことをお願いしますといったら、「『週刊金曜日』についてお話をしたいと思いますが、 私がここで社長をするに至るまでの人生について話せればと思います」と連絡がありました。
願ってもないことです。
マイノリティとジャーナリスト、というのも私にはとても大きな関心事ですが、たぶんそこにつながる話もお聞きできるでしょう。

ぜひとも多くの人に参加してほしいサロンです。
女性のみならず男性の方も、ぜひ。

〇日時:2025年7月27日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「私が『週刊金曜日』の社長になるまで」
〇話題提供者:文聖姫さん(「週刊金曜日」発行人/在日コリアン2.5世)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

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2025/07/02

■湯島サロン「かぼちゃのつる」のご案内

以前一度、湯島のサロンで話題になった「かぼちゃのつる」サロンを開催します。
ご存じの方も多いと思いますが、いま、小学校では「道徳」の時間が設けられています。その小学1年向けの教科書には必ずと言っていいくらい「かぼちゃのつる」の話が出てきます。
文科省の指導要領には「[節度、節制]「わがままをしないで」を考える授業」と書かれています。
https://kyoiku.sho.jp/64127/
公立の小学校では、1年生のころから「わがままをしないで」と教えられているのです。
みなさんはどう思いますか?

「かぼちゃのつる」の話をネットから引用します。
太陽の下、かぼちゃがどんどんつるを伸ばしていくのですが、伸びていくそのつるは自分の畑から飛び出し、みんなのとおる道にまで飛び出てしまいます。
つるが飛び出してしまっているかぼちゃに対して、みつばちやちょうちょうが「みんなのとおる道だから」と注意したり、すいかが「ここは僕の畑だから、自分の畑に伸ばしてほしい」と注意したりと、みんながかぼちゃに注意を促すのですがかぼちゃは「そんなことかまうものか。」「いやだい。僕はこっちにのびたいんだ。」と言ってまわりの意見を聞き入れようとはしませんでした。
そうやってつるを好き放題に伸ばしていった結果、道をとおった荷車のタイヤにつるを切られてしまい、痛い思いをして涙を流すという物語。

どうでしょうか。
この何が問題なのかという人もるでしょうね。
問題は、そこなのです。

子どもたちが学校で学んでいることは、社会の未来を方向づけます。
私たちはもっと関心を持つべきでしょう。
もし子どもやお孫さんがいる方は、教科書を借りて読んでみてください。イラストも参考になります。そして子供たちや孫たちと話してみてください。
私の孫はいま小学3年ですが、この話をすぐ思い出しました。
しかし特に違和感を持ってはいませんでした。

いつか子どもたちを中心にしたサロンをこのテーマでやりたいですが、いまの私にはなすすべもありません。そこで親たちを対象に、まずはサロンしてみようと思います。
できれば現役の小学校の先生にも参加してほしいのですが、もし周りにいたらぜひ誘ってみてください

久しぶりに私の主催するサロンです。
これを機会に、毎月1度くらいは私のサロンも企画させてもらおうと思います。

〇日時:2025年7月20日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「かぼちゃのつる」
○問題提供者:佐藤修(CWSコモンズ村村長)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

 

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2025/07/01

■第11回あすあびサロンのご案内

第11回あすあびサロンのご案内です。
今回もまた、「我孫子(界隈)でこんなことをしたい」という夢や思いを自由に話し合いたいと思います。
5月に開催した「やりたいこと 呼びかけフォーラム」で発表があったプロジェクトに関してももし当事者がいたら経過報告してもらえればと思います。

〔第11回あすあびサロン〕
〇日 時:2025年7月12日(土曜日)午前9時半~11時半(9時15分開場)
〇会 場:アビスタ第3学習室
〇テーマ:我孫子界隈でやってみたいこと御自由に話し合う
〇協賛費:会費ではなく、ワンコイン(100円)を目安にした自由寄付方式
〇問合せ先:あすあびサロン事務局 qzy00757@nifty.com

毎回説明させてもらっていますが、このサロンでは、年齢や立場に関係なく、みんな同じ住民の一人として参加してもらっています。
また問題や不平を話すのではなく、自分たちの住んでいるまちをさらに住みよいまちにするために、自分ができること/取り組みたいことを探していくこと、そして仲間を見つけていくことを基本にしたいと思っています。
その趣旨を踏まえていただければ、どなたでも参加歓迎です。我孫子市民にもこだわっていません。

どうぞ気楽にご参加ください。

 

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2025/06/30

■7月オープンサロンのご案内

7月のオープンサロンは恒例の第2金曜日、7月11日です。
今回は、サンティアゴ巡礼者の鈴木章弘さん提供の、ブラジルの鈴木さんちのコーヒーを用意します。念のために言えば、ここでの2人の鈴木さんは全くの別人です。
コーヒーの苦手な人には今回は桑の葉茶もしくは新倉さん提供の枇杷の葉茶プラスを用意しています。
アイスコーヒーも用意しますが、作るのが面倒なのでこちらはペットボトルものです。

暑いですので、ご無理のありませんように。
いろいろなお話が出るのを楽しみにしています。

〇日時:2025年7月11日(金曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

オープンサロンは、テーマも全くなく、参加した人次第で話題も決まりますし、話題もどんどん変わります。話す人も聴く人もいるサロンです。
出入りもいつも以上に自由で、申し込みも不要です。
気が向いたら気楽にどうぞ。
事前申し込みも不要です。
何しろオープンサロンですので。

 

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2025/06/29

■第2回ブックカフェサロン「私の最近のお勧めの本」のご案内

カフェサロンは、ちょっと長めのカフェサロンで、最初の2時間は勝手に読書、後半の2時間が話し合いです。最初の時間では、「CWSライブラリー」の書籍を読んでもらえるとうれしいですがそれにはこだわりません。好きな本の持ち込みも歓迎です。
まだ不定形ですが、徐々に形が生まれてくればと思っています。
CWSライブラリーの推薦図書は次のサイトをご覧ください。
現在20冊が登録されています。まもなくもう10冊が追加される予定です。
https://www.facebook.com/groups/3908195772765997

今回の話し合いのテーマは、「最近読んだお勧めの本」です。
原則として、今年度に出版された本に限ってのお勧めでお願いしたいと思います。
冊数は問いませんが、1冊につき10分以内で内容を簡単に紹介してください。
それを材料に自由な話し合いです。
特に推薦図書はないけれど、ほかの人の推薦図書の話を聞きたいというものありです。
私も2~3冊、お勧めしたいと思っています。

本好きなみなさんの参加をお待ちしています。

〇日時:2025年7月13日(日曜日)午前12時~午後4時
     話し合いは午後2時からです。それまでは勝手に読書、時に雑談
     正午からですので、軽食の持ち込みは可能です。
〇テーマ:「最近読んだお勧めの本」
〇話題提供者:佐藤修(CWSコモンズ村村長)
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

 

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2025/06/25

■仮説実験授業体験講座とたのしい授業の会ご報告と次回7月17日のご案内

ここでも案内させてもらった「仮説実験授業体験講座」が6月19日に開催されましたが、その報告を主催した黒田さんがメーリングリストに投稿してくれました。
それをここでも紹介させてもらいます。

体験講座は継続していくことになりました。
ぜひみなさんも一度体験し、よかったら普及にご協力ください。

以下は黒田さんの報告です。

6月19日木曜日の暑い中参加者は12名でした。
仮説実験授業の会員が授業者を含めて5名,その他初めて仮説実験授業に出会った方が7名でした。

始めに簡単な自己紹介の後,<もしも原子がみえたなら>の体験講座になり少しの休憩を挟んで二時間余りの体験でした。目には見えない空気はどんな様子か予想して描いてみて,その後,お話を読みながら空気中の原子分子にぬりえしつつ授業は進みました。一億倍の水分子の模型も作りました。
授業後それぞれの参加者から感想お書きいただき話していただきました。
ほとんどの方は「とても楽しかった」ということで感想は子どものようにぬりえして楽しんだということでしたが,佐藤さんからは「原子は見えなかった」「大人の視点よりも子どもの自主性を中心とすべきではないか」とのご意見があり仮説実験授業研究会の会員からは<もしも原子がみえたなら>は初めて仮説実験授業に出会う人に適切だったか?という意見もありました。
後半に黒田礼子と一緒に会を企画した佐々木敏夫さんから雑誌「たのしい授業」の紹介と見本誌の提供があり,佐藤さんからは1回ではよくわからない事もあるから何回か続けてみたらどうかというご提案もありました。

そこで次回は仮説実験授業の形がよくわかると思う(問題→予想→討論→予想変更 →実験)のある<ふりこと振動>を予定することにしました。今回ご都合がつかなかった方や仮説実験授業を体験なさりたい方,学校には登校していないお子さん生徒さんなど広く皆様の参加をお待ちしています。

日時は7月17日木曜日1時から4時で会費は1000円です。
申し込みは黒田礼子です。
電話かショートメールでよろしくお願いします。

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2025/06/18

■湯島サロン「さまざまな「呪縛」から自分を解放しましょう」のご案内

今回は「よく生きる」をテーマにした、ワークショップ型サロンのご案内です。
人はみんな、さまざまな呪縛のなかで生きています。できればそうした「呪縛」から解放されて、のびのびと生きたいと思っている人も多いでしょう。

湯島のサロンで、前にも「よく生きる」につながるサロンをしてくだった椎原澄さんは、長年、「さまざまな呪縛」から自分を解放する方法に取り組んでいます。
お会いしてから40年近く経ちますが、お会いした時からずっと、私にはなかなか理解しがたい世界を遊びながら、多くの人のサポートをしてきています。いわゆる元祖「コーチ」のような人です。しかもその視野は私のような凡人の時空間感覚を超えています。

お恥ずかしながら、私はこの歳になってもまだ、さまざまな呪縛から抜け出られずに、俗事を生きていますが、そういう私を救ってやろうと思ったのかどうか、湯島のサロンで、一度、「呪縛を解放する方法」のサロンをしてくださることになりました。
何よりもうれしいのは、湯島のサロンの「場の力」を踏まえての「さまざまな「呪縛」から自分を解放するプチ・レッスン」もしてくださるそうです。椎原さんなら、湯島の場の力をきちんと読み解いていてくれるでしょう。

本来は、椎原さんが代表を務める一般社団法人snug(スナグ)の正規のプログラムだと思うのですが、いつになっても悟れないで呪縛のど真ん中で足掻いている私を見て救いの手を差し伸べてくれたわけですが、せっかくなので、サロンで同じ思いを持つ人にも参加してもらうことにしました。私以上に呪縛されている人が多いですから。

今回は4つのワークを通して「自力・他力・場力」を手なづける力を学びます。
まずは現在の「セルフイメージ」を確認。つづいて「身体と仲良くする体操」「思考と感情を仲良くする方法」を学んだうえで、最後に「呪縛を解放する方法」のレッスンです。
参加する方は、できれば「新しいA4のノート」を一冊用意してお持ちください。このノートは「誰にも見せないノート」で、サロンの後、少なくとも1か月、面白くなったら3か月、ワークを続けていくためのノートです。ここで身に付くのは、「感覚投入」と「サードアンサー」の実感です。

この4つのレッスンは、「脳のメカニズム」と「脳の2つのタイプ」を根拠にしています。
脳は「臓器のひとつ」ですが、椎原さんたちは「装置」と呼んでいます。 脳に指令を出すのは自分自身。「身体」からの司令。「霊性」からの司令。 どちらも重要です。
「感情・思考・意志」の三位一体が、呪縛を解く鍵だと椎原さんは言います。

詳しくは当日のサロンでしっかりと教えてくださるはずです。
呪縛から解放されて、元気になれると思います。
参加される方は必ず事前に私宛申し込んでください。

なお、この案内文を椎原さんに確認してもらったら、コメントをもらいました。
日時などの案内の後ろに掲載しておきます。
椎原さんのことが伝わるコメントですのでよかったらお読みください。

〇日時:2025年7月6日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「さまざまな「呪縛」から自分を解放しましょう」
〇話題提供者:椎原澄さん(一般社団法人snug(スナグ)代表/コーチ)
https://www.facebook.com/snug7
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)

〔椎原さんからのメッセージ〕

「呪縛解放の案内文」拝読いたしました。
佐藤節は大好きなのですが、あまりにも過分な表現がありましたので、ちょっとだけ「修正」を。

私もまだまだ呪縛に塗れた生き方をしております。キリはないです。
ただ、解放の仕方がわかったことで囚われからの解放をお伝えできたり、お役に立てるのは嬉しいことです。

佐藤さんからみて私が「わかりにくい人」だとしたら、それは多分「知識が後付け」だからだと思います。
1980年代の初めから、大脳生理学や人間の発達段階、深層心理やさまざまな分野に触れてきましたが、知識や理論は私にとっては「人体実験後の後付け」や「仮説の修正」だったように思います。

科学的な仮説自体、時代とともに「実証」されたり埋もれていったりしますが、だからこそ現在認識されているロジックで説明できるようにはしています。

さらには「救ってやろう」などという気は毛頭なく、社会に出て最初の仕事が「雑誌の編集」だったこともあって、ご要望に似合いそうな「プログラムの再編集」をするのが大好きなのです。

小学校の教員研修(1年間)、法律事務所のコンサル(5年〜)、その他B to B、B to Cの仕事も「クライアントのウォンツ」に沿ったオリジナルプログラム。
Snugの講座は「オリジナルの根拠に基づいたメニュー」になっています。

さて、その読みが当たっていますかどうか。
「自力・他力・場力」が活かせる時間にできればと思っております。

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2025/06/17

■湯島サロン「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」のご案内

今年の重点テーマの一つが「農と食」ですが、それにつながるサロンが実現しました。
熊本の水俣市で活動している沢畑亨さん(愛林館館長)に、「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」というテーマでお話してもらえることになりました。
http://airinkan.org/index.html

沢畑さんは、1994年、水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長に全国公募で選ばれ、以来、水俣で、美しい森と棚田を守りながら、住民たちと一緒に、農産物の加工・販売やレストラン運営、イベント開催など幅広い活動を展開しています。
私は、愛林館開設直後に水俣を訪問した時に愛林館を訪問しました。その時には確か会えなかった気がしますが、その後、東京でお会いできました。
以来、ずっと沢畑さんが発行しているメルマガは読ませてもらっています、

水俣市久木野は、森林と棚田に囲まれた地域で、石積みの棚田は日本の棚田百選にも選ばれています。そこで、「今後2000年間、この地に人が住み森と棚田を守っていくこと」を目標に、「エコロジー(風土・循環・自立)に基づく村おこし」に取り組んでいるのが沢畑さんです。

沢畑さんの発想は、私の勝手な見方ですが、とても公開型・共創型で、活動そのもののプロセスを大事にしているような気がします。
住人たちと一緒に地に足つけながら、でも世界に開かれた形で、持続可能な地域社会の実現に取り組んでいるという活動にはずっと関心を持っていましたが、なかなか接点を持てませんでした。
それが今回、ともかくもサロンが実現したのです。

テーマは沢畑さんのほうからの提案で、「田んぼのめぐみ・森のめぐみ(行政用語では多面的機能)にお金を出してもらえませんか?」といった感じで、たぶんとても実践的な話をうかがえるのではないかと思います。
田んぼや森は、私たち都会生活者にも深くつながっていますが、私たちはなかなかそれを実感できずにいます。それに気づくだけでも、たぶん私たちの生き方は変わっていくはずです。

平日の午前中と、いつもとは違った時間帯ですが、ちょっと無理をしても参加してもらえるとうれしいです。
百姓一揆に呼応して、私たち都会生活者も、何ができるかを考えるヒントも得られると思います。

百姓一揆呼応隊メンバーに限らず、広くみなさんの参加をお待ちします。

○日時:2025年7月15日(火曜日)午前10時~12時
○場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
○テーマ:「田んぼのめぐみ・森のめぐみ」
○話題提供者:沢畑亨さん(水俣市久木野ふるさとセンター愛林館館長)
http://airinkan.org/index.html
○会費:500円
○申込先:佐藤修(qzy00757@nifty.com)

 

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2025/06/14

■仮説実験授業体験講座とたのしい授業の会のご案内

湯島のサロンの常連のおひとりの黒田礼子さんが、公開で「仮説実験授業体験講座とたのしい授業の会」を開催します。
直前のご案内ですが、まだ参加枠があるそうなので、ご案内させてもらいます。
仮説実験授業研究に関してはご存じの方もいるでしょうが、「科学上の最も基礎的な概念や原理・原則を教えることを意図した授業」で、科学史家の板倉聖宣さんが1963年(昭和38年)に提唱したもので、長年、それにかかわってきた黒田さんが、今回、湯島で開催してくれることになったのです。
仮説実験授業研究会に関しては、下記サイトをご覧ください。

今回は「もしも原子がみえたなら」を体験できるそうです。
いつものサロンよりも1時間早い午後1時からのスタートです。
私も参加させてもらいますが、ご関心のある方はぜひ黒田さんにご連絡ください。
私に連絡いただいても結構です。

〈仮説実験授業体験講座とたのしい授業の会〉
日時:6月19日木曜日1時~4時(いつものサロンより1時間早いです。)
会場:湯島のサロン
会費:1000円(資料代500円を含む)
申込み先:黒田礼子さん
電話;080-1282-9265
(メールは複雑ですので電話かショートメールでお願いします。)
受付:15名まで

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