■第17回あすあびサロン報告(2026年2月28日開催)
第17回あすあびサロンでは、いつものように、明日の我孫子をテーマに自由に話し合いました。参加者は7人と少なかったのですが、長年我孫子に住んでいる人もいれば、最近我孫子に移ってきた人、我孫子にはだいぶ前に移ってきたが地域活動は最近という人など、いろいろでした。
最近、我孫子がテレビドラマや映画のロケ地として使われることも増えていますが、手賀沼フィルムコミッションに関わっている参加者からそうした活動の紹介がありました。
フィルムコミッションは柏市をはじめ、たくさんありますが、我孫子市ではほかの市とは違い行政活動ではなく市民のNPO活動(完全なボランティア活動)として取り組んでいます。そのため先方の要請に対応しやすく、それが強みのひとつになっているようです。ボランティアで関わっている人は大変でしょうが、楽しくもあるそうです。ここに、本来の「まちづくり」の秘訣があるように思います。
手賀沼の魅力をどう高めていくか、という話もいつものように出ました。せっかくの鳥の博物館や山階鳥類研究所があり、毎年ジャパンバードフェスティバルが行われ全国から大勢の人が来てくれているのに、それを活かしたまちづくり活動は積極的には展開されていないように思います。
せっかくのスワンボートもあまり利用者はいません。そうしたことも含めて、もっと手賀沼の魅力を引き出し、我孫子のまちづくりの物語の核にできないかという話も出ました。
関連して、せっかく我孫子駅と手賀沼公園をつなぐ公園坂通りに代わる自動車道路ができたのに、公園坂通りはむしろさびれてきている、楽しい「歩く生活道路」にはなっていない、下から駅に向かう自動車は相変わらず多く、むしろその入り口の道路設計が危険ではないか、という意見も出ました。
電車での集客も目指した、我孫子駅と手賀沼公園をつなぐ公園坂通りを軸にした楽しい空間設計はどこにいってしまったのか。
最近、我孫子でもいろいろなプログラムや計画が取り組まれていますが、住んで楽しく訪ねて楽しいという我孫子をどう設計していくかというグランドデザイン・大きな物語が不足しているのではないかという意見もありました。
我孫子新田の温泉施設の話も出ましたが、その話も住民との十分な話し合いがあったとはいえず、反対運動も起こってしまいました。本来なら、行政も住民も一緒になって、知恵を絞りあったらもっと大きな物語が展開できたかもしれません。
本来、まちづくりは行政も住民も、それぞれにわくわくするような楽しい取り組みであるはずですが、残念ながら今の我孫子にはそういう状況は感じられません。
そうしたことから、「行政と住民との関係」が、今回かなり話題になりました。
地域の問題を行政に相談に行ってもなかなか対応してもらえないという、具体的な話も出ました。多様な意見を持つ住民への対応に行政も苦労しているだろうという意見もあり、行政と住民とが協働的に話し合える場が実現できないかという話も出ました。
あすあびサロンにも、行政職員にも来てもらえるといいのですが(当初は声も掛けました)、えてして、こういう場に職員が来ると期待や苦情がぶつけられるので、そうならないでお互いに前向きに楽しく話し合える場をどう作り出すかがポイントです。そのためには、住民も行政の苦労をもっと理解しなければいけません。
次回は行政職員をゲストに呼ぼうという話も出ましたが、もう少し状況づくりが必要なので、次回はここ数年、市議会を傍聴しているあすあびメンバーの横手さんに、市議会の話をしてもらうことにしました。
横手さんは、市議会を傍聴するとともに、そこで関心を持った問題に関して、自らで公開情報を集め調査し、問題が見つかれば行政への提案も行っている、いわゆるベリングキャット活動を一人で取り組んでいる人です。
こうした活動も、ある意味、住民ができるまちづくり活動の一つだともいますが、次回はそうした話を中心にあすあびサロンを開催します。
開催は3月21日(土曜日)の午前9時半から11時半、アビスタ第3学習室です。
改めて案内させてもらいますが、ぜひご予定ください。
あすあびサロンには連絡用のメーリングリストがあります。
ご希望の方は事務局(佐藤:qzy00757@nifty.com)にご連絡ください。登録します。







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