■節子への挽歌6672:『はだしのゲン』を全巻読み終えました
節子
明日は湯島でブックサロンです。
テーマは「核に関するお薦めの本」です。
そのために、『はだしのゲン』(第1部)を全巻読むことにし、なんとか今日、読み終えました。
もう30年ほど前に、第1巻と第2巻だけは読んだのですが、以来、気になりながらも読んだことがありませんでした。
最近、近くの図書館にあるということを知り、今日に間に合うように全巻読もうと思ったのですが、なんとかサロンの前までに読み終えました。
1,2巻で戦前から原爆被爆直後までが描かれていたので、その先は読まないでいたのですが、むしろその先のほうにこそ、戦争の悲惨さ、被爆の悲惨が読み取れました。
あらためて本書の意義を感じました。
この本はもっと読まれてしかるべきですね。
本書の中に『夏のおわり』という書籍をゲンたちが印刷して配布したエピソードが出てきます。これも図書館で探しました。同名の本はありましたが、『はだしのゲン』に出てくる本とは違うようです。
ある時期に図書館から『はだしのゲン』は追放されたと思っていました。しかしどうもそれは間違いで、いまなお図書館に置かれ、読み続けられていることを知って、少しホッとしました。
たしかに表現にはいろいろと批判する人もいるでしょうが、これが実際だったのでしょう。と同時に、いままた同じような状況が出現しつつあるような気がします。
おそろしい話です。
『はだしのゲン』は、多くのボランティアの手によって、今では20以上の言語に翻訳され世界各地で出版されているそうです。
しかし日本では、テレビでも放映されませんし、学校の図書館にはなさそうです。
読んでいる人もさほど多くはないでしょう。
被団協のようなグループが、もっと喧伝してもいい書籍だと思います。
明日のサロンでは、この書籍のほか、最近読んだ2冊の新書を紹介しようと思います。
私が核に関する書籍を盛んに読んでいたのは、もう40年ほど前ですが、最近のわが家の書庫は解体されてしまったため、当時の書籍が見当たらないのです。
高木仁三郎さんの本が何冊かあるはずなのですが。
書庫を解体していたため、いまは書籍がどこにあるかわからず不便です。



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